オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

“ゆなすみ”やった~Skating “at” Milano!

緊張しすぎて、頭が痛いですが、

五輪最終予選ペアのフリーが終了しました。

 

ゆなすみ、やりました。やりました、やりました!

SPから逆転して、ミラノへの切符をつかみとりましたよ😭😭

 

がんばれ~

 

試合が始まって気づいたのですが、

SPから連日のFPで、脚にきている選手が少なくなかった。

ある国のペアが、ジャンプのみならず、何気ない場面で転倒しまくる様子を見て、

私は震え上がりました。

 

最終グループは、2位から4位が僅差でスタート。

 

順位 選手 得点
8 長岡柚奈/森口澄士 日本 62.68
9 アコポワ/ラフマニン アルメニア 63.85
10 コヴァレフ/コヴァレフ フランス 64.28
11 張/黄 中国 66.68

 

1つ前のグループで、ウクライナチームが112.24点を出し、

「ゆなすみのPBは120点台だったから、油断すると後ろも危ないぞ」と思うと、

緊張感が増してきて吐きそうでした。

この状況で演技ができる選手たちって、ほんとに尊敬する。

 

長岡柚奈/森口澄士組は、最終Gの一番目に登場しました。

 

 

とてもいい表情でしたが、ジャンプにいくつかミスが出て、

得点源が少しずつマイナスになってしまいました。

 

 

でも、その分、伝家の宝刀リフト系で、

うりゃーっとぐいぐい加点。

 

パワー&美。

 

 

会心の出来の演技とは言えなかったかもしれませんが、

終わった後の二人の表情がとても素敵で…

 

 

「大会が終わったら、どんな結果であれ二人で泣くと思う」

という森口選手の言葉を思いだし、涙が出てきました。

 

実況解説者たちも、「うまくいかなくても互いをフォローし合う日本チームの伝統」のスピリットが素敵だと話していました。りくりゅうにも言えることですね。

 

得点は、115.98点。

暫定でトップに立ちましたが、まだ3組残っています。

 

続くアルメニアチームは、まさに会心の演技でした。

 

 

技術だけでなく見せ方や演技を楽しんでいる雰囲気も含めて、

私はこの組が今回のトップだと感じました。

得点は122.99点。文句なしの暫定トップとなりました。

残るは二組なので、アルメニアのオリンピックの切符は決定です。

 

ここで、告白させていただきます。

ゆなすみが3位以内に入るとすれば、もしも何かが起こるとすれば、

フランスチームだと思っていました。

フランスチームはフリー5位でした。

心が痛いです。本当にすみません。お許しください。

 

最終滑走は、中国チームでした。

 

 

ジュニアから上がってきた選手で、

もしかすると、ここで国としての枠をとって、

オリンピック本番にはスイハン(隋韓)が出てくるような気もしています。

 

いずれにしても、ものすごいプレッシャーを背負った二人。

ちょっと器械的な演技だった印象ですが、フリー1位となりました。

 

演技を終えた瞬間、ジャン選手(女性)の目から涙がこぼれ落ちました。

どれほどのプレッシャーを背負っていたのだろうか。

私もほっとしましたが、2人の間にペアとしての空気が見えなかったのが気になりました。

 

そういうわけで、ゆなすみは、3位でミラノコルテイナオリンピックの出場権を、

自力でつかみ取りました。

この出場権は「人」ではなく「国」に与えられるものですが、

ゆなすみ出場で、まず間違いないでしょう。

おめでとうございます😭🎉🎊✨