こんばんは。小室哲哉の引退なのか不倫釈明なのかわかりませんが、記者会見の様子を見て、なんだか切なくなってしまった種子島ぴーです。
さて、ハビエル・フェルナンデスが、フィギュア欧州選手権の男子シングルSPで1位になり、6連覇に向けて爆進中。
私は、平昌オリンピックで、彼に何色でもいいからメダルを持ち帰ってほしいと思っているので、調子を戻してきつつあるのが、素直にうれしい。
冒頭の4回転トゥ+3回転トゥは、まっすぐで細い芯と流れるようなランディングが、ほれぼれするような美しさ。これには、実況席のみなさんも「What a start!!」「オー・ラ・ラ」「ファンタスティコ!」と大絶叫。
体が絞れているときのハビは、細いウエストが本当に素敵です。
続く4回転サルコウは、着氷後にリンクの端でターンしてしまいましたが、ラストジャンプのトリプルアクセルは、余裕シャクシャクでビューティフォー。表現のほうも、チャップリンのステッキと山高帽が見えるようでした。
で、改めて思ったのですが、オーサーコーチは、誰よりもハビを愛してますね。リンクサイドで応援する表情が、愛情にあふれてる。
キム・ヨナ選手についているときは、二人の間に微妙な距離があるというか、「うぉぉぉー」と芝居がかったリアクションで、「俺はここにいるんだぞ」ってことを必死に主張しているように見えました。
「実は、キム選手とは時給によるパートタイム契約だった」と明らかになって、そういうことね・・・と納得。
羽生選手を応援しているときのオーサーは、とても真剣なんだけど、「気合一発!」って感じで、「ともに頂点をめざしましょう」的な雰囲気がある。
今回、「おやっ」と思ったのは、ハビのチャップリンスピンの場面で、「うんうん」とうれしそうにうなずいて、楽しそうに拍手していたこと。
演技を終えて、リンクをバンバンとたたくお約束のしぐさも、他の選手のときの「強打、強打、強打」とは違って、「愛打、愛打、愛打」って感じ。(伝わってますかね?)
これまでのインタビューを読んでも、海外で一人暮らしをしているちょっぴりルーズなラテンボーイを、何かと気にかけてめんどうみているようなので、やはり可愛いんでしょうね。
そして、ヨーロッパの実況や観客を見ていていつも感じるのですが、「羽生選手すごい」「宇野選手すごい」とほめてくれていたとしても、やっぱり彼らはヨーロッパの選手に活躍してほしいと思っている。当たり前だけど。
ハビがいい演技をしたときの喜びようは、声のトーンが違います。
「調子を戻してきたハビが、韓国のオリンピックで、日本の選手たちやネイサン・チェンとどんな風に競うかを見るのが待ちきれないよ」
はい、私も楽しみです!
現在、ハビエル・フェルナンデスが103.82点で首位。
ジュニア世界選手権銀メダリストのロシアのディミトリ・アリエフが、4回転トゥを含む手堅い演技で12.49点差の2位。
相変わらずランビエールコーチとラブラブなラトビアのデニス・ヴァシリエフスが、身長と共に点数も伸ばして18.71差で3位につけています。