こんにちは。平昌オリンピックをめぐる国際情勢がますますキナ臭くなり、選手たちが心配な種子島ぴーです。
いろんな意味で中止もありそうな雲行き。開催されても、米軍が多数配備された中での物々しい雰囲気になるのか!?
長居は無用って雰囲気の中、団体戦から個人戦まで、選手たちに韓国にとどまってほしくないですが、平昌の果てまで何度も行くのも面倒ですね。
ネイサン、 ついに新衣装。ニックさんの願いがかなった!!
さて、ネイサン・チェン選手の新衣装を待ち焦がれていたニック・ベルレオスさん。
ロステレコム杯では、
あたしは、ほんとにほんとに、この衣装が間に合わせのつなぎで、本物の衣装がこの記事を書いている間に製作されていることを願ってるわ。あたしの願いよ、かなってチョーダイ!!
と願ったものの、
スケートアメリカでは、再び裏切られ(笑)
あたし、ほんとにほんとにお願いだから、彼の本物の衣装がまだ製作中で、グランプリ・ファイナルでは、なんか別のものを目にできることを願ってるわ。だって・・・これじゃあ、ネイサン・チェン版レストランの給仕係だもの。
と、再度の願掛け。
しかし、グランプリ・ファイナルでも頑固一徹な体育会系男子は、レストランの給仕係スタイルを死守。
諦めたニックさんは、ブログでも沈黙しておりました。
そのあたりのお話は、このあたりのお話を↓
が、ついについに、全米選手権でネイサンは新衣装にチェ~ンジ!!
客席で観戦中のニックさんも、大喜び(たぶん)
現地で観戦されたようです。
ICE STYLEのネイサン衣装評を翻訳
で、やっぱり気になる。ニックさんのネイサン新衣装に対する感想&評価。
ICE STYLEブログより、ネイサン部分をザクっと訳してみました。
グランプリシリーズの大会の後、あたしはこのブログでコメントしたわ。ネイサンの衣装に、どぉーーーーんだけがっかりして、イライラさせられてるかってね。この写真の衣装よ!!
そのときのブログの実際のコメントを引用すると、「あたし、ほんとにほんとにお願いだから、彼の本物の衣装がまだ製作中で、グランプリ・ファイナルでは、なんか別のものを目にできることを願ってるわ。だって・・・これじゃあ、ネイサン・チェン版レストランの給仕係だもの」って書いたの。
注)ニックさんが旧衣装でいただけなかったポイントは、
- レストランの給仕係のようなスタイルであること
- わきの下が汗びっしょりなのが目立つ点
で、あたしは、全米選手権2018まで待たなくちゃいけなかったんだけど・・・先週、私の衣装に対する願いがかなったのよ。おまけに、彼はヘアカットまでしたの!
(えー、ヘアは前のほうがよかったよーby種子島ぴー)
ネイサン・チェンのショートプログラムは、ベンジャミン・クレメンタインの「ネメシス」。上の写真が、ヴェラ・ウォンと彼女のチームがデザインした新しい衣装よ。
知っての通り、ヴェラがフィギュアの衣装をデザインするのは珍しいことじゃないの。有名なところでは、1994年のオリンピック銀メダリスト、ナンシー・ケリガン、いろんな大会でのミシェル・クワン、2010年のオリンピック金メダリスト、エバン・ライサチェク(彼は今、彼女のところで働いてるわ)。
ネイサンの新しい衣装は、これまでの「サンノゼのウェイターでございます」って感じの衣装よりは、ずっといいわ。
なめらかなブラックのライクラ製生地のシャツは、センターとサイドの袖に太い白のストライプが入った長そで&モックネックが特徴のスタイル。アンサンブルは、美しくフィットしたパンツよ。
ヴェラ・ウォンらしい、すっきりと直線的でモダンな、ごちゃごちゃしてないアスリート・クチュール・スタイルね。
特に、彼がすばらしい4回転ジャンプを跳んだときの、太い白のストライプの見え方が素敵だったわ。だけど、長袖の上に短い袖を重ねてある部分だけは好みじゃないわ。
(ジャンプで体を絞ったときの見え方が考えてあるとは!! さすがニックさん、するどいチェック眼だわ!! by種子島ぴー )
フリーの曲は、クリストファー・ゴードンの「毛沢東のバレエダンサー」のサウンドトラック。フリーでも、ネイサンはヴェラ・ウォンによるニュー衣装をデビューさせたの。こちらも、前回の脇の下が汗でびっしょりのシャツ&パンツスタイルよりも、かなり改善された衣装ね。
ショート同様に、ネイサンのシュッとした体のラインとすばらしいジャンプを引き立てる、つややかでモダンなコスチュームだったわ。
ボトムのパンツは、ショートプログラムと同じじゃないかと思うほどだけど、トップスは違うの。メッシュのような生地にグレイとブラックのシェイドを付けて、長い袖、目立つセンターバックの銀のジッパーが特徴的。
どちらの衣装も、今シーズンに着ていた前のものよりも、間違いなくすばらしいわ。
でも、華やかでカラフルでスパンコールをほどこしたようなスケート・クチュール衣装を期待していた人は、まだがっかりしたままなんじゃないかしら?
あーたたち、それは、ぜんっぜん分かってないってものよ。ヴェラ・ウォンは、これまでもこれからも、絶対に何があろうと、明るい色のスパンコールが付いたデザインなんてしない人よ。(デザイナー独自のスタイルをチェックしてみてちょーだい)
(訳はここまで)
コメント的には、「以前の衣装よりもぜんっぜんいいけど、大絶賛とまではいかない。しかし、ヴェラ・ウォンに依頼した時点で、こういう感じだと思うわ」・・・って感じか。
そりにしても、ヴィヴィットな色を着ているイメージの強いニックさん、シックな色の装いだと、とってもイケメンに見えるな。