オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ジェイソン・ブラウン選手、スケートと友情を語る。

ジェイソン・ブラウン選手ISUインタビュー翻訳

こんばんは。月末になって、さぼっていたブログを立て続けに更新しようしている種子島ぴーです。

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さて、フィギュアスケート界は、激動の2018シーズンを迎えておりますが、その一つが、有名選手たちの所属クラブ移籍。

 

びっくり移籍の一つだったジェイソン・ブラウン選手のクリケット行きは、最初、「移籍は受け入れるけどオーサーコーチ対応ではなく、チーム対応で見ます」みたいな話を聞いて、「歓迎されてないのか??」みたいな寂しさがありました。

 

が、その後、「ジェイソン自身が新天地を求めて、6カ所くらい世界を回って決めた」というインタビュー記事を見て、ほっとしたものです。

 

そのジェイソンが、ISUのインタビューに答えているので訳してみようと思います。

テーマは移籍とは関係なく、なぜか「スケートと友情」でございます(笑)

 

電話できる友だちが世界中にいっぱいいて、僕はラッキー。

www.isu.org

 

Q フィギュアスケートは個人スポーツですが、一方でスケーターのコミュニティの結びつきはとても強いですよね。他の選手で特に仲がいいのは誰で、それはどうして?

 

J グラント・ホッホスタインとは、この数年、試合で親しくなったよ。2016-2017シーズンは、たまたま多くの試合で一緒になって、ツアーであちこち行ったんだ。

試合でのいいときと悪い時を共に経験するだけでなく、試合で勝てば祝福するし、ひどく失敗したときは励ますし、そういう素晴らしい感情を通じて友人になった。試合が僕らを団結させるんだ。そこが、僕が試合を愛する理由だよ。

 

他にも、世界中のたくさんの選手たちと仲良くなったよ!自分がエントリーした試合の出場者リストが上がってくるのが、いつも待ちきれない。次の試合で誰に会えるのか見るのが楽しみだから。

 

とうとう、トロントに移って来たよ。そして、他のいろんなシニアの選手たちとトレーニングを始めたんだ。毎日、友情と互いのサポートに囲まれている。僕らは互いに学び、よりよいアスリートになるために刺激し合っているんだよ。

 

今年は、ガブリエル・デールマン、チャ・ジュンファ、エフゲーニャ・メドベデワ、羽生結弦たちと練習ができて、とても幸運だと思っている。

 

Q どうすれば、競争相手が友人になりえるのですか?

 

J  しっかりと区別をつけること。試合では、スケーターたちはリンクに集中している。でも、食堂で会ったり、試合が終わって会ったりするときは、「最近どうだった?」とか、「こんなことしてたよー」とか、それぞれのことを話すのが好きなんだ。

 

実際、他の選手は、自分たちがやっていることに対する良き理解者なんだよね。プレッシャーを感じたり、神経質になっていることや、試合でのストレス、日々の練習で肉体に課していることなんかを理解できる。他の選手も同じ状況だから、共感できるんだ。だから、経験を共有することで、関係ができていくんだと思うよ。

記事中の写真は、ジェイソンがダニエル・オシェイ、グラント・ホッホスタインとハグをしている写真でしたが、借りられるカットがなかったので、こちらの素敵な写真を。

 

Q  スポーツに真の友情は存在するのですか?

 

J  もっちろん!! ラッキーなことに、僕には電話できるたくさんの人たちが、世界中にいて・・・試合に行くときに、エントリーリストの中に友だちの名前を見つけると、すごく興奮するよ。

 

Q  スケート界の友人は、どのくらい重要ですか?

 

J  僕にとっては、とても意味があるよ。世界中でみんなと作った思い出を、永遠に懐かしむだろうね。ショーであれ、試合であれ、普通の練習であれ、友人と再会できるのは、僕にとってすばらしいこと。スケート界でつくった友だちの何人かは、今日でも親友さ!

 

Q  これまで最高の友情秘話を教えてください。

 

J  それはまだ、これからだよ!! これから数年、スケートで成長することにワクワクしているし、これからも友人と思い出を作り続けるよ!!!

(翻訳ここまで)

 

ジェイソンには常にハッピーでいてほしいので、元気そうでなにより。移籍がいい結果につながるように願っています。