こんばんは。種子島ぴーです。
遅くなってしまいましたが、2020-21チャレンジャーシリーズが決定したことに、触れておきたいので記事にしています。
2014-15シーズンにスタートしたISUのチャレンジャーシリーズ。
世界選手権やグランプリシリーズに次ぐ国際大会で、
選手は世界ランキングのポイントを得ることができます。
世界中でフィギュアスケートの大会が開催されていますが、
チャレンジャーシリーズに加わりたいと、今年も多くの申請があったそうです。
「ISUは、すべての申請を注意深く分析し、開催場所と日時を決定し、ここに発表できることを誇りに思います」(ISU)
ということで、選ばれた10のISU国際大会はこちらです。
上記の日程は、他のISUの試合同様、コロナウイルスの状況に注意を払い、安全に開催できるようにします。(ISU)
ニューフェイス大会
うれしい驚きは、
故デニス・テン選手の遺志を継ぐデニス・テン・メモリアルチャレンジが、
チャレンジャーシリーズに加わったことです!!
なんとなんと、昨年が第一回大会で、第二回目でシリーズに認められました。
カザフスタンのフィギュアスケートの発展を願い、「カザフで国際大会を」と願っていたデニス・テンさん。
すでにジュニアグランプリシリーズなどは開かれているわけですが、
名前を冠したメモリアル大会がチャレンジャーシリーズに選ばれるとは、
財団の方々も感慨深いのではないでしょうか。
その他に、ブタペストとインゲ・ソーラーも新しく加わりました。
インゲ・ソーラーは、返り咲きですね。
そういえば、タリン・トロフィーは、最近聞かないですね?!
アジアンオープンは、昨年、
台湾⇒香港⇒アジアフィギュア杯として中国の東莞で開催と、
めまぐるしく変わりました。(もはや、同じ大会だったのかどうかも不明です)
日本からは、誰も参加しなかったと記憶しています。(たぶん)
台湾が国際大会開催の権利を奪われたままであることは、覚えておく必要があると思います。
シリーズから消えた大会
残念ながら、今年はシリーズに名前がない大会もあります。
- ロンバルディア イタリア (ベルガモ)
- USインター アメリカ (ソルトレイクシティ)
- アイススター ベラルーシ (ミンスク)
ご存知のように、イタリアのロンバルディア州は、新型コロナウイルスで尋常ではない悲劇にみまわれています。
同じくアメリカも、耳を疑うような死者数で言葉もありません。
大会開催どころではないですよね。
大会自体があるのかどうかもわかりません。
ロンバルディアとUSインターは、私も好きな大会だったので、
またいつか、戻ってくることを願いましょう。
旧ソ連のベラルーシは、コロナ対策が国際基準からずれている(?)ようなので、
審査からもれたのかなぁ。単に申請しなかったのかもしれませんが。
とりあえず、10大会の選定は終わりましたが、選手もスケート連盟も、
どの大会に参加したいとか、誰をどこへとか、とても今は考えられないですよね。