オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「浅田真央のこころが、国民に愛された」

こんばんは。昨夜放送されたA-Studioは、

浅田真央さんの回でしたが、ご覧になりましたか?

 

©astudio_tbs Instagram

 

私は、録画ができないので😅オンタイムで23時から見ました。

真央ちゃんの、スケートと離れたお友だち関係が公開されて、

新鮮な内容でした。

 

スリランカ旅行の話もすごかったし、

舞さんの元彼を見つけてかけた言葉も、

すっごくかっこよかったです。

 

で、この番組は、いつも最後に鶴瓶さんが、

ゲストが屏風の影に隠れて聞いている状態で、

ゲストについて総括するような話をするのですが、

 

けっこう泣かせる話のことが多くて、

私は見ないようにしています。

って、何なんだ(笑)

 

いい話すぎて、ゲストがうるっときているのが、

なんか泣かせにいっているようで、

苦手なんですよね。

 

でもね。

昨日の最後の話で、鶴瓶さんが、

真央ちゃんの友人の祇園の芸妓 真生さんの言葉として、

 

「浅田真央のこころが、国民に愛されたんです」と仰ったんです。

スケートが巧いとか、技がすごいとかいうことではない、と。

 

それが、私の心にストンと落ちてきて、

「ああ、そういうことだったのか」と、

自分のスケート応援人生にも、合点がいったんですよね。

 

考えてみれば、マスコミやスケート界にモヤモヤすることはあっても、

浅田真央本人に対して、腹が立ったり、モヤモヤしたり、

「いや、それは違うんじゃないか」と思ったことは、一度もない。

 

反対に、浅田真央から学ぶこと、背中を押されること、

気づかされることは、いっぱいいっぱいあった。

 

選手時代は、あんなにファンに愛されていたのに、

自国のマスコミが、寄ってたかって足を引っ張る記事を書き、

芸人コメンテーターに、セクハラ以外のなにものでもないような発言をされたりしたけれど、(思い出すと今でも怒髪天を衝く😡😡)

 

何十人、何百人のゲスな大人を相手に、

10代の頃から、浅田真央は一歩も引かなかった。

 

あの筋の通し方、ブレなさ加減といったら!!

今考えても、とんでもなくすごかったと思う。

 

マスコミは、「トリプルアクセル、トリプルアクセル」と、

3Aばかり強調していたけれど、

ファンで、トリプルアクセルに重点を置いて見ていた人は、

あまりいなかったのではないだろうか。

 

昨日のA-Studioの最後に、

「浅田真央のこころが、国民に愛されたのだ」

と言われて、

ものすごーく、腑に落ちたし、

長年の自分の気持ちを言語化してもらって、

すっきりした気持ちになりました。

 

大谷翔平さんも、通じるものがあるけれど、

こういう人物は、なかなかいないと思う。

そういう人に出会えたとき、「スポーツの力」を感じます。

 

鶴瓶さん、すごいわ。

あ、真生姐さんがすごいのか。

どちらにしても、いい言葉と出会えました。

ありがとうございます。