オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ジュニアGP第2戦リンツ。村上選手銀メダル。垣内、柴山、西野選手の演技も素敵でした

こんばんは。ジュニアグランプリシリーズ第3戦が、

トルコのイスタンブールで始まりました。

女子シングルの中井亜美選手が、ビューティフォーな『コウノドリ』でトップに立ったところではありますが、

第2戦、オーストリアのリンツ大会のブログが書きかけだったので、

駆け足でまとめておきたいと思います。

 

男女計4名のシングル選手が出場しました。

 

まず、男子の垣内珀琉(はる)選手。

 

 

ケージ・タナカ先生は、ゾロに変身中だったので、淀粧コーチのみ同行です。

SPは、『カルーソ』。私は、彼の腕の使い方の美しさに惹かれます。

立ち姿も美しいですよね。

あと、笑顔がとってもチャーミングです。

解説は、「背筋がしっかりしていて、体幹がすばらしい。空中姿勢もいい」って。「エレメンツのクオリティが高く、プラスのGOEがついて4位につけた」。あと、“ビーミング・スマイル”(喜びでキラキラした笑顔)。

SP69.39の得点に驚いて、喜ぶ表情にきゅん。

 

フリーは、『Wake Me Up』。この演技は、ぜひ、見ていただきたい。

 

 

滑っているとき、めっちゃ楽しそう。コリオシークエンスの出だしなんて、楽しそうすぎて、思わず笑っちゃいました。

3Lz+3Tのコンビネーションは、すばらしい高さだったのに、着氷で激しく転倒。それでも、笑顔で起き上がって楽しそうに滑る様子に、私はやられちゃいました。ファンになったかも。

解説も、「なんというキャラクターでしょう」と、ほめていました。「キラキラした笑顔。このスポーツに対する愛情を持っている。安定性はこれからだけど、すばらしいテクニックを持っている」と。

私が思わず笑ってしまったコリオシークエンスも、「みなさん、ここは気に入ると思う」って。

SP4位 FP11位で総合7位でした。

次の試合は、ハンガリーのブタペスト大会。

絶対に、見ます!!

 

西野太翔(たいが)選手は、羽生さんに憧れて、プログラムや衣装をコピーして話題にもなった13歳。

 

 

SPの演技は、オンタイムで見たのですが、おそらく、本人のやりたかったことがほとんどできないまま終わってしまい、残念でした。

しかし、FPは、ノーミスに近い演技でPBを叩き出し、怒涛の追い上げで6位に。

総合で、9位と巻き返しました。ものすごい13歳です。

 

女子は、村上遥奈(むらかみ はるな)選手が、銀メダルに輝きました。

おめでとうございます。

 

 

昨年は、ペア競技で出場していたというのに、シングルに転向していきなりの銀。

信じられますか??

金メダルは、韓国のシン・ジア。

銅メダルは、昨年、猫耳プロで話題になり、ファイナルにも進んだクォン・ミンソルですよ。その間に入っての銀メダル。すごすぎます。

背筋が強いのでしょうか。ジャンプの安定感とポジションの美しさで、とても堂々として見えました。第2戦もアサインされると思います。

 

柴山歩選手は、総合6位。

本人は悔し泣きしていましたが、私は、演技にとても魅了されました。

SPは『死の舞踏』。ものすごく、大人っぽい雰囲気になっていて、びっくりしました。

 

 

身長が伸びたのかな。ジャンプに少し苦戦していましたが、美しく氷に映えるスケーター。プログラムコンポーネンツは、2番目に高かったです。

 

FP『オレンジ/ブナの木』by キャロライン・ショウも、また、

表現力が抜きん出ていました。

 

 

解説も振付のあり触れていない独特の美しさを絶賛していました。「すばらしい振付と、それをすばらしく演じる能力。ミスがあったとしても、引き付けられずにはいられない。ジュニアとしては、とてもスペシャル」。

つなぎも、すごく素敵でした。曲のチョイスもすごい。ケイトリン・ウィーバーかな。次回は、第5戦のハンガリーブタペスト大会です。

 

というわけで、すっかり遅くなってしまいましたが、

日本代表選手が、素敵な演技でわかせたリンツ大会でした。