ジュニアグランプリ トルコ・イスタンブール大会。
この時間まで起きて見ていてよかった。
女子フリーの最終グループ、スリリングな試合展開を経て、
中井亜美選手が金メダル、上園恋奈選手が銀メダルに輝きました。
おめでとうございます!!
上園恋奈選手は、with 樋口美穂子先生。
ものすごい勢いとスピード、流れで、
ほぼノーミスの演技に度肝を抜かれて、目が覚めました。
最終グループの2番滑走でトップに立ち、
SP4位から2位に順位を上げて銀メダルです。
中井亜美選手は、with 中庭先生。
前回のバンコク大会で失敗してしまった冒頭のトリプルアクセルを、
きっちり完璧に決めました。
今大会での成功を目標にしていたので、有言実行です。
惜しかったのは、構成が難しすぎるのか、コンビネーションジャンプのタイミングが合わず、3回転が2か所、2回転になってしまったこと。
韓国勢との競り合いにドキドキしましたが、
終わってみれば、差をつけての金メダルでした。
テクニックと表現のバランスは、ダントツでした。
そして、グランプリファイナル、一番乗りです。
最終グループは、このような滑走順で始まり、
SP6位 ラトビアのソフィア・ステプチェンコ
SP4位 日本の上園恋奈
SP5位 米国のエリス・リン・グレイシー
SP1位 日本の中井亜美
SP2位 韓国のソジン・ユン
SP3位 韓国のユジェ・キム
最終結果は、以下のようになりました。
総合1位 日本の中井亜美
総合2位 日本の上園恋奈
総合3位 韓国のユジェ・キム
総合4位 米国のエリス・リン・グレイシー
総合5位 韓国のソジン・ユン
総合6位 ラトビアのソフィア・ステプチェンコ
けっこう、SPから順位が動きました。
ラトビアの新星ソフィア・ステプチェンコは、さっそく第5グループまでのトップを大きく上回り、最終グループはレベルの高い戦いに。
米国のエリス・リン・グレイシーは、美しかった。米国に新たな新星誕生です。
韓国のソジン・ユンは、キム・ヨナを思い起こすジャンパーでした。
ユジェ・キムも、3A+3Tの最強コンビネーションを持っていて、練習では成功していたのですが、転倒してしまいました。ほかにも転倒があり、ジャンプは粗かったのですが、暫定ボードの点数が中井選手を上回ったので、どきどきしました。
男子も、SPは、接戦で日本代表が1位(蛯原大弥選手)と3位(中田璃士選手)、
2位に手強いミンキュウ・セオ選手がいるので、
試合展開が楽しみです。