トルコのイスタンブールで開催中のジュニアグランプリ第3戦で、
男子日本代表の中田璃士(なかた りお)選手が銀メダル、
蛯原大弥(えびはら だいや)選手が、銅メダルに輝きました。
おめでとうございます。
中田選手は、SP2位から頂点をめざしてゴーゴー。
『007』の音楽に乗って、あまりにも美しかった冒頭の4T。GOE2.99。
ガッツポーズがクセになっている感はありましたが、
初々しいのでオッケーでしょう。
今回、4回転を成功させたのは、中田選手一人だけだったと思います。
2位に40点の差をつけてトップに立ったので、このまま優勝すると思っていました。
キスクラのコーチ陣が若く見えて、「お父さんがお兄さんのように見える」って言われてました。
海外のファンも応援に駆けつけて、スター性は抜群ですね、コラントッテさん😉
大会中の15歳のお誕生日、おめでとうございます。
グランプリファイナルに進めるといいなぁ。
蛯原選手は、SPを1位通過。
それが、プレッシャーになるのではないかと心配しましたが、
よくコントロールされていたと思います。
冒頭の3Aで滑って転倒してしまいましたが、それで意識がはっきりしたかのように、とても落ち着いて次のジャンプを決めました。
そしてまた、何気ないところで転倒してしまったのですが、
また、意識がはっきりしたかのように、落ち着いてバシバシジャンプを決めていきました。
ジャンプの回転が速く、フリーレッグも美しい。
堂々とした演技で、一人を残して暫定2位に。
曲と同じ『ミッション・インポッシブル』です。
メダルが確定して、ガッツポーズして喜ぶ姿が、素敵でした。
もう一戦、どこかにアサインされるでしょうか。
そういえば…アサインが途中で変更されることもあるのかな。
正選手と補欠が交代…みたいな。変更されている大会がある気がする😰
日本男子は、選手層が厚いからなぁ。
優勝は、韓国のミンキュウ・セオ(ソ・ミンキュ)選手。
『ノートルダム・ド・パリ』。
昨年、13歳で詩的な演技をするスケーターとして注目されましたが、
今年は、ジャンプの力強さもすごかった。
どのジャンプも、ものすごいスピードで飛び込んでいって、ぐーーっと丁寧に着氷。
リンクカバーもすごいし、後半になっても、ジャンプを跳んで、きっちり決める。
日本代表を応援していたものの、彼の金メダルは、納得の演技でした。
結果は、
金 韓国 ミンキュウ・セオ 231.30
⇒SP2位 FP1位
銀 日本 中田璃士 222.35
⇒SP3位 FP2位
銅 日本 蛯原大弥 207.17
⇒SP1位 FP3位
4位 ジョージア コンスタンチン・シャタシュヴィリ 184.16
⇒SP6位 FP4位
5位 ラトビア フェデック・クーレッシュ 180.85
⇒SP10位 FP5位
*ウクライナからラトビアに移籍。
次は、第4戦の日本・大阪大会です。
そういえば、ISUの公式YouTubeは、第2戦から演技中の音楽が小さくなって、
今一つ、作品の世界に入り込めない。
大阪大会は、改善されるといいな。