オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

坂本花織選手、心震えるSPで初戦首位発進

こんにちは。カナダで開催中のオータム・クラシックは、

下記より公式ライブ動画で観戦できました。(無料。地域ブロックなし)

2023 AUTUMN CLASSIC INTERNATIONAL / INTERNATIONAUX CLASSIQUES D’AUTOMNE 2023 - video Dailymotion

 

ペアは明け方、女子SPは朝のあわただしい時間帯だったので、

私は、なんとか坂本花織選手のSPだけ観戦できました。

 

朝の9時59分!!

 

 

スマホの小さな画面で見たにもかかわらず、

演技は大きく、力強く、やさしく、

画面を飛び越えて迫ってくるものがありました。

 

音楽は、ドラマ「コウノドリ」の「Baby,God Bless You」.

この曲で滑るのは、坂本選手が初めてではありません。

通常は、繊細さを前面に押し出した演技だと思うのです。

 

でも、花織ちゃんのは、力強さと包容力をまず感じて、

そのうえで、細やかさとやさしさを感じました。

 

最初の2Aの着氷なんて、これまでの“空飛ぶ2A”+「ゆりかごのようなふんわり着氷」。

ベビーベッドのリネンを思わせる柔らかさに、鳥肌が立ちました。

 

インタビューで、「甥と姪が生まれて、絶対にこの曲で滑りたいと思って初めて自分で曲を選んだ」と、話していた記憶があります。

 

「Baby,God Bless You」という曲は、美しいけれど単調で、

ドラマを知らない人、海外の人には、物語が見えにくい曲だと思います。

 

にもかかわらず、「自分で心から滑りたいと思った曲には、こんなにも感情があふれるのか」、「曲に実体験の想いを込めるって、すごいことなんだなぁ」と思いました。

 

観客も、息をのんで見つめているのを感じました。

 

 

75.62.初戦としては、とんでもなくすばらしいスタートだと思います。

完璧に見えたけど、ルッツの判定、厳しいな。

ステップのとりこぼしもあるので、伸びしろがあるのがいいですね。

 

フリーのダーク味がある洗練されたプロとの対比もいいですよね。

 

朝から心が震える演技を見て、いい一日が始まる予感がしました。

 

男子SPと滑走順、時間

山本草太選手、ケヴィン・エイモズ、ボーヤン、マリニン君等々が登場する男子SPは、

本日09月15日(金) 23:45~です。

2023 AUTUMN CLASSIC INTERNATIONAL / INTERNATIONAUX CLASSIQUES D’AUTOMNE 2023 - video Dailymotion

 

滑走時間の目安は、

第一グループ6分間 23:45~

①マーク・ゴロニツキー 23:52

②エドリアン・ポール・セレスティーノ 23:58

③イリヤ・マリニン 00:04

④山本草太 00:10

⑤ケヴィン・エイモズ 00:16

⑥ニコライ・メモラ 00:22

 

第二部グループ

⑦ドノヴァン・カリージョ 00:35

⑧ジミー・マ 00:41

⑨ステファン・ゴゴレフ 00:47

⑩ウェズリー・チュー 00:53

⑪ボーヤン・ジン 00:59

⑫トーマス・ロレンツ・グアルノ・サバテ 1:05

 

どう考えても、豪華なメンバーですね。

草太くんはもちろん応援。

マリニンもエイモズもメモラもドノヴァンも、そして、ボーヤンが待ち遠しいです。