オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

坂本花織選手、ミラノがラストオリンピック

こんにちは。お住まいの地域の台風の影響は大丈夫でしょうか。

東京はこれから。ベランダの物干しスタンドなどを室内に取り込んで備えています。

 

さて、ミラノオリンピックに向けて、現地で代表強化合宿を行っている日本チーム。

参加選手は、

  • 坂本花織、三原舞依、吉田陽菜、千葉百音
  • 鍵山優真、山本草太、三浦佳生、佐藤駿
  • ペア 三浦璃来、木原龍一組
  • アイスダンス 吉田唄菜、森田真沙也組

合宿メンバーが発表されたとき、舞依ちゃんの名前が入っていたことに安堵と喜びを感じたわけですが、

 

合宿でのメディア取材で、坂本かおちゃんがミラノが最後のオリンピックになる可能性に言及しました。(決定ではないが、そういう気持ちで挑むようです)

 

写真:共同

「自分にとって集大成の場。次の次はないと思っている。次をラストに考えてやっていきたい」

「13歳で世界の舞台に出始めた。体力的にも限界にきているし、衰えが目に見えてきた」

坂本花織「次の五輪がラスト」/スポーツ/デイリースポーツ online

 

平昌オリンピック前の代表選考で、「坂本花織を選んでくれ」と願った日々が懐かしいです。

そして、「ロシア女子に勝てない」と誰もが思い込んでいた中で、果敢に挑んだ北京オリンピック。~からの個人銅メダル。

グリーンルームで叫ぶように泣きじゃくっていた姿が忘れられません。

さらに団体銀メダルも!

 

あれから、世界女王の看板を背負って かおちゃんはより強くなり、誰にも似ていないカオリ・サカモトワールドを完成させました。

ミラノオリンピックには“当然”出場するものだと私は思っていますが、あと2年は短いようで長い。

アスリートとしての肉体に限界を感じ始めているなら、どうか怪我に気を付けて、最終章へ力を振り絞ってほしいと願う。

応援する側の心の準備もできるよね…。

 

そして、三原舞依選手にとっても、ラストオリンピックシーズンになるかもしれない。ミラノのリンクに立つ舞依ちゃんの姿が見たい。

草太くんはどうだろう。まだラストではないかもしれない。

みんな、みんな、頑張ってほしいシーズン。ずっとフィギュアスケートを見てきたので、どうしても、ベテラン選手にオリンピックへの夢をかなえてほしいと思ってしまう。友野くんもだよ。

 

ミラノで同時期に開催されたカロリーナ・コストナーの「The Japanese Dream Ice Gala」

三原舞依は新SP「Grief」を素敵なパープルとブルーの衣装を着て滑りました。プログラムの振付はミーシャGです。写真に一緒に映っているのは、シャルレーヌ・ギニャール とマルコ・ファッブリです。

 

衣装はこちらですね。

 

山本草太は、ブノワ・リショー振付の新SP「Split+Postcards From Far Away」を滑りました。ブラックのパンツとパープル系のシャツを着て滑りました。新フリー「Melting」はローリー・ニコルの振付です。

 

衣装はこちら

 

そして、きゃー、ネイサ~ン♡♡

https://www.instagram.com/p/C-tjvVLJava/?utm_source=ig_web_copy_link

 

なんかネイサンが巨人に見える。こんなに大きかったっけ?

中身が成熟して膨らんだのだろうか??

 

と思ったら、知らなかった👇コレ

 

昌磨もしっかり屋根裏にいたよ~😂

ネイサン、心配りが凄過ぎ。超人級でひれ伏す😂

どうりで大きくなるはずだよね。

 

そして、ミラノ合宿と言えば、一足早く合宿を行った韓国スケート連盟は、

参加していた代表選手3名を処分する大惨事となってしまいました。

私は、3人の中でも、ヘイン・リー選手がとても心配で動向をずっと追っています。

合宿での飲酒は大失態ですが、“未成年へのセクハラ”“性的暴行”というのが、どうにも腑に落ちなくて。

たぶん、韓国スケーターの間では、二人の関係を知っている人はいたと思うのですが…火の粉が降りかかるから話せる人はいないのか…。

 

こちらのサイトにヘイン・リー選手のお父さんのコメントが掲載されています(元のソースは探せませんでした)。

ヘイン選手はスケートを辞めようと思っている。ご家族も同意。「もうこれ以上、戦う力が残っていない」と。戦う力というのは、3年間の資格停止に対して裁判をしたり連盟に抗議したりすることだと推察されます。

 

「スケートは彼女の人生全てであったが、スケートを辞めたからと言って彼女の人生が崩壊するわけではない。ただ、どうしても正したいことがある。それは、彼女がセクハラ加害者と呼ばれることだ。そんなレッテルを貼られて生きていくことはできない」(私の完全意訳)

“She is thinking about hanging up her skates. Figure skating was her whole life, but her life will not fall apart.” Haein Lee’s father on his daughter being accused of sexual abuse and the possible end of her career « ⛸ FS Gossips

 

私もお父さんに同意します。

そこだけは、はっきりさせてあげてほしい。

 

日本選手たちの合宿での真剣な様子を見ると、

韓国代表合宿でなぜそんなことが起こったのか疑問ですが、

ちょっとした気の緩みですべてを失うこともあると、人生の恐ろしさを感じるとともに、自分の気持ちも引き締まる思いです。