こんばんはー。始まりましたね、全日本選手権!!
まず、女子シングル。
まさに全日本!!まさに年末!!といった感じで、
トップスケーターたちがノーミス演技でしのぎを削る展開になりました。
これこそ、「フィギュアスケートファンが見たかった戦い」だと思いますが、
緊張・緊迫シーンの連続で、見終わってぐったりです(笑)
そんな中、今日一番感動したのは、三原舞依選手の『I dreamed a dream』です。
ロシアの強豪に次いで4位に入賞した、グランプリ2大会の素晴らしい演技と比べても、
表現の仕方がまったくの別モノになっていて、ただただ素晴らしかったです。
情感がこめられ、力強くドラマチック。
足換えコンビネーションスピンで上げた手が、以前より感情豊かで力強く複雑になっていて、息をのみました。
グランプリ大会では、もっと、ふんわりしていたんですよね。
今回は、感情の起伏を表現しつつ、「よくバランスを崩さないなぁ」と思うほど力づよく手が語っていました。
あそこで、鳥肌が立ちました。
途中から、三原選手の目にも、涙がにじんでいたように見えました。
ジャンプも、一つ一つ完璧に回り切って、危なげなし。
ルッツとトゥループのコンビネーションが決まったあたりから、ずっと拍手をし続けました。
今シーズン最高の演技だったと思います。
3位以内に入る!!と確信したのですが。
SPが終わって5位です。
技術点は、3位なんですよね。
PCSは33.31で、31点台だったグランプリ大会に比べて、
努力が反映されたようにも見えるのですが、
国内大会であることを考えると、もう少しいただけまいか。
三原選手にとって有利ではないなぁと思うのは、
今回の大会では、全体的にジャンプの回転不足を取らない傾向にあるということ。
回転不足に厳しい大会であれば、
三原選手がほかの選手に差をつけられると思うのですが。
現在、2位から6位までが超接戦です。
フリーに強い三原選手。
きっと、オリンピックへの切符を、自分でつかみ取ってくれると思います。
トップは、坂本花織選手が、頭一つ抜き出ています。
かおちゃんのスケートは、滑り出した瞬間から、もう大好き(笑)
動いた瞬間からトップスピードになって、他の選手と別物の滑りです。
大地、大河、聖母マリア、ゆりかご・・・といったイメージが浮かびます。
ジャンプも、一人だけ頭にタケコプターが付いてる人みたい(笑)
途中から、ずっと笑顔だったよね。
心からの笑顔。この大舞台で、喜びにあふれて滑れるなんてすごいです。
樋口新葉選手も、いい演技ができて、本当に良かった!!
今度こそ、オリンピックに行ってほしい。
笑顔で終わってほしいです。
ふぅぅ~オリンピックの枠が全然足りないですね。まいった。