オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ドレスアップよりジャパンジャージ

10月になりました!

いよいよオリンピックシーズンのグランプリシリーズが開幕します。

1日に開催された日本チームの記者会見。

 

youtu.be

 

そう言えば、去年は各選手がドレスアップしていたなぁと思い出しましたが、

オリンピックイヤーの戦いですから、ドレスアップは雰囲気に合わないですよね。

日本スケート連盟の赤字決算も発表されたので、批判を避ける意味もあったのかもしれません。

 

撮影:猪飼健史氏 毎日新聞

 

でも!今年は、ドレスよりも、ジャパンジャージを着てこの場にいることが最高の栄誉だと思います。

 

 

出席した選手は、特別強化選手に絞っているわけではなく強化選手もいたので、

どういう基準なのだろうか。

この場に友野くんにいてほしかったなぁ。

 

ジュニア選手2名がいるのは、ジュニアグランプリで大活躍間違いなしの注目度の高い選手であるのと、

「全日本選手権で優勝する可能性のある二人」ということで、

シニア選手に刺激を与える意味もありそう。

 

中田璃士選手のテーマ「下克上」、島田麻央選手のテーマ「ミラクル」…。達成できそうなところがコワい。

シニアの選手は、意地でも全日本の優勝を持っていかれないようにしなければ。

 

みんないい表情をしていたけれど、坂本花織選手の表情が特別よかった。

他の選手が話している間も、キリッと目が引きあがった感じ。

鍵山選手の集中した覚悟の見える表情も、見ていて背筋が伸びました。

 

この二人は、やはり覚悟、背負うものが別格なのか?

 

樋口新葉選手が最後のシーズンについて話す様子には、凄みを感じました。

プレシーズンはふんわりしていたけれど、「この人はここから詰めてくるな…」と感じました。

 

渡辺倫果「潔く!」、山本草太「ハレルヤ 賛美せよ、栄光あれ」、三浦佳生「サムライ」etc.

どのテーマからも、とても気持ちが伝わってきました。

 

だからこそ、進行役は、バラエティにする必要はないので粛々と進めてほしいと思いました。

日本を代表する選手が絞り出した気合の一言に、

ちゃちゃを入れたり、まとめ直す必要はないだろ!と思いながら聞いていました。

 

男子は、現時点では鍵山選手が代表選考は、ほぼ確実だと思われます。

そして私は、友野選手、山本選手にオリンピックに行ってほしい!その資格があるでしょう。

 

しかし、佐藤選手にも行ってほしいし、三浦選手もコンデイションが調整されれば強い。

ワールドスタンディングの日本トップ3は、現時点では鍵山、佐藤、三浦選手なんですよね。

 

けど、友野くん、草太君も世界トップグループです。

オリンピックってなんだろう…と思う。いつものことですが。

 

順位 Pt 氏名
1 4890 マリニン USA
2 4332 鍵山 JPN
3 3925 シアオヒムファ FRA
4 3416 佐藤 JPN
5 3386 シャイドロフ KAZ
6 3022 ブリッチギ SUI
7 2940 エイモズ FRA
8 2888 三浦 JPN
9 2777 リッツォ ITA
10 2756 エガゼ GEO
11 2485 メモラ ITA
12 2338 友野 JPN
13 2332 山本 JPN
14 2331 セレフコ EST
15 2297 ハガラ SVK
16 2279 ヴァシリエフス LAT
17 2200 チャ KOR
18 2109 サンチェス USA
19 2107 グラッスル ITA
20 1904 フランジパニ ITA

9月29日時点

 

かおちゃんの言うように、「誰が代表になるかわからないくらい混戦になって、みんなが力を出し切って日本でしか経験できないことを経験できれば」、最高にすばらしいことだと思う。

 

しかし、混戦になると代表選考でいろんなことが起こりそうなので、

できれば3人、ぶっちぎりで決まってほしいと願ったりもするのであった。