オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

フランス大会私の楽しみポイント(前編)

金曜からいよいよグランプリシリーズ第一戦フランス大会が始まります。

 

オリンピック代表の選考基準が

◎1人目は全日本選手権優勝者

◎2人目は

・全日本の2、3位

・GPファイナルでの日本勢上位2名

・全日本終了時でISU公認のシーズン最高得点上位3人

 

となっているので、表彰台に乗ってファイナルに進むのはもちろん、

日本代表の中でもトップに立つことが重要かと…。

 

そんなはらはらどきどきも含めて、

私の観戦楽しみポイントを。まずはシングル編です。

 

 

男子のエントリーはこちら👇

No 選手
1 ミハイル・セレフコ エストニア
2 リュック・エコノミド フランス
3 フランソワ・ピトー フランス
4 アダム・シァオ・イム・ファ フランス
5 ニカ・エガッゼ ジョージア
6 ガブリエレ・フランジパニ イタリア
7 三浦佳生 日本
8 壷井達也 日本
9 ルーカス・ブリッチギ スイス
10 イリア・マリニン アメリカ
S マキシム・ナウモフ アメリカ
S アンドリュー・トルガシェフ アメリカ

 

男子は、いきなりイリア・マリニン選手が登場します。

優勝は、よっぽどのことがないとマリニン君一択だと思います。

 

銀メダル候補の筆頭は、アダム・シャオ選手かな。

ジャンプに不安定さは残りますが、

地元の大声援を受けて、バックフリップはほぼ確実。地元相場でマリニン君に迫る可能性がなきにしもあらずです。

 

マリニン君とアダムは、フリーで4回転ジャンプ5本、少なくとも4本跳んでくると思うので、他の選手よりも基礎点が高いと思う。

アダムは、好調だとPCSも高いです。

 

銅メダルを競うのは、ニカ・エガゼ選手、三浦佳生選手。

欧州王者のルーカス選手、ノーブルな演技の壷井達也選手、上り調子のトルガシェフ選手も控えています。

 

本音では、佳生くんに銀メダルを獲ってほしい。

インスタのタグにも #やっちゃおうよ #ニューエラ等があるので、本人もぶちかます予定だと思う。

マリニンに食らいついてメダルを獲りに行くんじゃないかと思う。

 

 

無理してきそうではあるが…怪我は何卒…

私としては、#幸あれ あるのみです。

 

ニカ・エガゼ選手は、デニス・テン杯、トリアレティ杯とメダルを獲ってノッてきています。連戦の疲れはどうでしょうか。

 

ナウモフ選手の美しい演技も大好きです。心情的にもオリンピックに行ってほしいと願う人は多いと思う。しかし、これ以上「頑張れ」とは言えない。温かい拍手で包むのみ。

 

フランジパーニ選手もオリンピック代表激戦のイタリア…。

トルガシェフ選手も激戦の米国3枠目…。つまるところ、みんなオリンピックがかかっているな。

 

このあたりの選手は、4回転ジャンプの成否が点数と順位に直結するので、

プレシーズンからジャンプを修正してきた選手が上位に食い込むのだろうか…。

観戦者としては、楽しみな展開です。

 

フランスのピトー選手は、先日のオリンピック最終予選会、本当に残念でした。

SPでは素晴らしく美しい演技だっただけに悔やまれます。リュック・エコノミド選手にとっても同じことですが、

ミラノオリンピックに行くためには、国内でアダムとケヴィンを上回るしかなくなりました。厳しい・・・。

 

私の観戦楽しみポイント

💗佳生くんの#やっちゃおうよ

💗アダムが地元開催で勢いづくか
💗ナウモフ~

 

坂本花織の初戦とユ・ヨン復帰

 

女子は、ほぼフランス、日本、韓国、米国の4カ国👇

No 選手
1 クレマンス・マインドゥ フランス
2 ロリーヌ・シルト フランス
3 レア・セルナ フランス
4 中井 亜実 日本
5 坂本 花織 日本
6 住吉 りをん 日本
7 キム・チェヨン 韓国
8 シン・ジア 韓国
9 ユ・ヨン 韓国
10 リヴィア・カイザー スイス
11 イザボー・レヴィト アメリカ
12 エリス・リン=グレイシー アメリカ

 

私の中では、優勝は坂本花織一択です!が(笑)、

グランプリ初戦ではパーフェクトではないこともある花織ちゃんなので

どきどきしてます。

ここにピークを持ってくるのがいいのか分からないけれど、

ファイナルに進んで優勝して、全日本より前にオリンピック代表を仮確定してほしい気もする。(仮確定って日本語がおかしいけれど)

 

住吉りをん選手もロンバルデイア杯でフリー140点台に乗せてきたので

表彰台はきっとある。優勝も狙えると思う。

昨年のフランス大会で日本女子初の4Tを決めたんですよね。

相性のいい大会。4T決まってほしいなぁ。

 

中井亜美選手も、絶好調なシニアシーズンデビュー。

3Aはもちろん跳んでくると思うし、日本代表3人による表彰台独占もあると思う。

 

住吉選手も中井選手も、大技から逃げない侍Japanですなぁ。誇らしい。

 

一方で興味があるのが、熾烈なオリンピック代表争いが予想される韓国代表。

 

まず。韓国のユ・ヨン選手がカムバックして、どんな演技を見せてくれるのか。

トリプルアクセルを取り戻している動画を見ました。1年の休養を経て、パワフルな演技にどこまで点数が出るのか注目です。

 

そして、キム・チェヨン選手。韓国女子のトップに躍り出たと思ったのですが、

昨シーズン、交通事故に巻き込まれて腰痛が悪化したという報道がありましたよね。あのあたりから調子が落ちて、9月末のネペラ・メモリアル杯では、ちょっと別人のような様子、動きで心配でした。怪我で思うように練習ができていないのかも…。

 

そして、シニアデビューしたシン・ジア選手。彼女は最初のアサインには名前がなかった選手ですよね。

ネーベルホルン杯ではSP首位、総合3位でイザボー・レヴィートより上でした。

PCSが8点台半ばなので、評価も高いと思う。

 

まったくタイプの違う韓国の3選手。

オリンピックに出場するには、3人の中でトップに立つ必要があると思うのですが、どうなるのでしょうか。(わくわく)

ユ・ヨンが鮮やかなカムバックを決めるのか、チェヨンが一念発起して別人の演技を見せるのか、ジアが美しい演技でシニアの脅威となるのか。(わくわく)

この辺りも楽しみなポイントです。韓国の連盟は、ジア推しな気がします。

 

そして、圧倒的な“華”がある美しくパワフルな演技のイザボー・レヴィート選手。

私は、彼女の滑らかなバックワード・フローが大好きです。見ているだけで気持ちいい。見えざる手が、背後から脚を持って引っ張っているかのようです。

 

しかし、「どっこいしょ」というジャンプの跳び方は、見ているだけで疲れるし、

「怪我が悪化しませんように」と祈らずにはいられません。

ジャンプの回転不足を取られなければ、イザボーちゃんもメダル候補ですよね。もともと候補ではあるが。

 

私の観戦楽しみポイント

💗花織ちゃんぶちかましてくれ

💗ユ・ヨン復帰

💗韓国内女子の争い

💗りをんちゃん4T成功アゲイン

💗亜美ちゃん3A

💗イザヴォー麗しの女優演技

シングルでは以上です。