こんばんは。フィギュアスケートファンのみなさま、本当にお疲れさまでした。
10時から4時間以上、緊張して全選手の演技を見ていたので、疲れ切ってしまった種子島ぴーです。
たぶん、みなさんも、そんな感じですよね。
昌磨、惜しかった!! 逆転できるかなと思ったんだけどな。
でも、これだけは言えます。
以前、「宇野は羽生の陰から抜け出そうとしている」というKYODOの記事がありましたが、
世界が認識し始めた。「宇野は羽生の影から抜け出そうとしている」by Kyodo記事翻訳 - オオナゾコナゾ
宇野昌磨は、完全に羽生結弦の陰から抜け出していました。
ショートでもフリーでも、勝ちに行ってたもんね。一年前の「兄弟キャラ」も、今回は違和感があった。
銀メダル、おめでとう!!
↑この犬、めちゃめちゃかわいい
質問には、誠心誠意お答えしますよ。キリッ
そして、日本を元気にする金・銀同時メダル。羽生選手も、本当にお疲れ様でした。週明けのワイドショー的報道番組は、これ一色に染まると思いますが、
お決まりのインタビューに華を添えるのが、宇野昌磨の異次元アンサー。
(第1ラウンドfor NHK 書き起こし)
ーーやりましたね
そうですね、いい演技、一個目のジャンプが失敗してしまったんですけど、最後まで満足のいく演技ができたんじゃないかと思います。
ーーあのすごく・・
げほっ ゲホホホ
ーー大丈夫ですか?
すいません。なんか声が出なくなっちゃって。
ーーあの 攻める宇野選手らしさを存分に感じる演技だったんですけど、自分ではどう振り返りますか?
そうですね。一個目のジャンプを失敗してもあせらず次のジャンプにちゃんと跳ぶことができましたし、最後まで、最後まで練習してきたことを十分にできたんじゃないかと思います。
ーー水飲んでください
すいやせん。(時代劇風に)
ごくん、ごくん、ごくごく(かなり飲む)。アハッゴホッ あー(発声練習)
ーー大丈夫ですか? オリンピックの場で、しかも最終滑走、昨日のショートは気持ちが高ぶってしまったって話してました。今日はどうだったんですか?
えー、今日の出だしの滑り出しは、ぜんぜん滑っていないという感触で・・・沈黙(あれこれ考えている様子)・・・なので、できない可能性が高いなあと思ったんですが、練習してきたことが、どんな状態でも跳ぶということを練習してきたことが、あのー、この試合につながったんじゃないかと思います。
ーー状況、迎えた状況というのはわかってましたか? どういう状況で今、自分が最終滑走になってるのかっていうのは。前の人たちの演技っていうのは?
はぁ~ 僕はもう全部見てたので、う~ゲホッ・・・自分がどのような演技をしたらどの位置に行くかっていうのはだいたいわかってて、まあ、あの、もし一位になるとしたら、僕がもし完璧な、本当に完璧な演技をしたらね、点数的に一位になれる順位、いや点数だったんですけど、もう一個目のループを失敗した時点で、ちと、もう、笑えてきました。うひゃひゃ
ーーそこまで冷静だったんですか?
そうですね。もー、一個目を失敗した時点で、あ、もう頑張ろうと思って。なんか、焦ることもなく、笑いがこみ上げてきました。
ーー初めて立った、四年に一度のオリンピックの舞台、改めてこのあと表彰式もありますけど、どんな気持ちですか?
このあとに表彰式があるんですか? さっきもらった虎のマスコットだけじゃないんですか?
ーーメダルが、セレモニーが夜あります。
すーっ(息を吸って) うん、うん、でも、そんなになんか特別な思いは、やっぱりなかったですね。最後まで。
ーー最高の勝負ありがとうございました。
ありがとうございました。(帰ろうとする)
ーー今度はあっちの取材です。
げっほげほ・・・
(第2ラウンドfor メダルセレモニー 書き起こし)
ーー改めておめでとうございます。
ありがとうございます。
ーー表彰台からの景色っていうのは、どういうふうに眺めてましたか?
そうですねー うーん うーん(首を右にカクン、左にカクン) なんて言うんですかねー。僕が想像していたのと、もっとこじんまりしてやるのかなと思っていたので、思ったより盛大にやっていて、びっくりしました。
ーー樋口コーチが手を振っていましたが、見つけることはできましたか?
そうですね。家族と樋口コーチがいました。(うんうん。うなづく)
ーーそのみなさんの顔を見たときに、何かよぎることだったりはあるんですか?
(アナウンサーの心の声 泣け。泣くんだー)
えー、喜んでいるなーという。あの、樋口先生が、こういう場に来るっていうことがまずないので、それだけうれしいんだなっていうことを、改めて実感しました。
ーーそれだけの舞台ですばらしい演技をしたと思います。あの、自分に勝ちたいとおっしゃっていました。自分自身、このオリンピック、どのように評価しますか?
そうですね。決してすごくいい演技ではなかったんですけど、自分に勝つことのできた試合だったんじゃないかと思います。うんうん。
ーーこれで、宇野選手を追いかける選手たちもいますし、子供たちもいろんな人たちが宇野選手を目標にスケート頑張っていくと思います。宇野選手はどんなスケーター、これからなっていきたいですか?
えー、そうですね。まだ、僕を目標にしてスケートを始める選手などは全然いないと思いますけれども、いつか羽生選手のように、憧れとなれる選手になりたいと思います。
ーーこの大会、うれしさ、悔しさ、満足感、いろいろな思いがあると思いますが、今言うとすればどんな気持ちですか?
あっ、満足感がすごいあります。ま、ただー、完璧ではない。練習でもっとできていたっていうところもあるので、次に向けてまた頑張ろうという気持ちもあります。
(第3ラウンド サンケイスポーツ引用)
ーー樋口美穂子先生が、バンバンバン!と手を動かしていたのは見えましたか?
ステップ中に「頑張れ」というのは見えました。そうですね……。でも、たぶん頑張れと言われても言われなくても、頑張るつもりでした。
ーー今後の予定は
日本にいるときよりも(選手村で)ゲームができているので満足だった。ずっとぐうたらな生活を送ることができて楽しかった。この後は日本に帰って練習する。世界選手権に向けて練習に励んでいきたい。
海外メディア記事
(NBC)
宇野昌磨は、まばゆい演技で銀メダルに輝いた。
同じ国の男子選手2人がメダルを獲ったのは、平昌オリンピックでの羽生と宇野で16年ぶり。前回は、2002年のアレクセイ・ヤグディンとエフゲニー・プルシェンコだった。
「最初のジャンプはミスしたけど、ブログラムの残りの演技はよかったと思います」と、宇野は銀メダルの演技を振り返った。「ミスした後は冷静になって、いい演技をすることができました。練習のときと同じようにやろうと思いました」
「僕は、頑張ってジャンプを跳ぼうとしました。成功率が高くないのはわかっていましたが、すべてを試してみたかったんです。
(icenetwork)
フリーの「トゥーランドット」で、宇野はオープニングに4回転ループを跳び、転倒してお腹から倒れてしまったが、プログラム後半で4回転フリップと5つのジャンプを跳んで挽回した。いくつかの着氷で苦戦したが、彼のトレードマークであるパッションとエネルギッシュさは、輝きを放っていた。フリーでは202.73点を稼ぎ、3位に。トータル306.90点で、フェルナンデスを1.66上回った。
「ぜんぜん、がっかりしていません。パーフェクトに近いとは言えない演技でしたが、練習でできていたことが出せましたから」と宇野は話す。
名古屋で山田満知子と樋口美穂子に師事している20歳の彼は、オリンピックを取り巻く喧噪やドラマに影響されていないようだった。
「他のスケーターが、オリンピックを特別な舞台だととらえているのは知っていますが、僕自身はそういう感覚はありませんでした。彼らが特別な感情を持っているのがうらやましかったです。僕はただ、オリンピックに来て滑っただけです」
明日も朝から取材かな。ゆっくり眠れるといいですね。