オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

グランプリファイナル男子は、宇野昌磨VSネイサン・チェン。NBCスポーツ記事翻訳。

更新が滞ってすみませんでした。

こんにちは。あっという間にグランプリ・ファイナルが到来し、焦っている種子島ぴーです。
ブログを更新していない間も、多くの方がアクセスしてくださったようで、
ありがとうございました。また、札幌に行っていましたが、元気です。

 

札幌で一番大きな書店に行ったとき、「兄・宇野昌磨」が置かれているかチェックしたのですが、広すぎる店内で探せず。スポーツ誌コーナーでは、大ちゃんと昌磨が並んで迎えてくれました。なかなかいい眺め。

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そういえば、以前ブログに書いた新千歳空港で買える「どら焼きヌーボー」ですが、今回はJALのスカイショップには置いておらず、新千歳空港の同じフロアにあるmorimoto(ここの商品です)の店内にはまだありましたよ。10個買ったので、ずっしりと重かったですが、新小豆の触感が残る餡とふわふわの皮は絶品です。

さて、今週金曜日から始まるグランプリ・ファイナル。
昌磨は先週、カナダに旅立って行ったので、時差調整もばっちりでしょう。


各国のメディアをざっと見てみると、男女シングルの注目ポイントは、こんな感じ。
・男子は宇野昌磨とネイサン・チェンの戦い。
・女子は、紀平梨花がザギトワに迫るか。
・チャ・ジュンファンが、韓国男子の歴史を変える。

その中で、昌磨にも触れていたNBCスポーツの記事を訳してみたいと思います。

米国の媒体なので、ネイサン中心です。

 

優勝候補は、ネイサンVS昌磨

olympics.nbcsports.com

ネイサンは、ファイナルで構成を上げる必要があるかもしれない。

2年前、17歳のネイサン・チェンは、グランプリ・ファイナルに出場することも、2番目に大きな国際大会で、フリーでトップに立って銀メダルに輝くことも予想していなかった。

一年後、ネイサンはファイナルで優勝した。これは、2010年にエヴァン・ライサチェクが冬季オリンピックで金メダルを取って以来の、米国男子シングルスケーターにとって最大の勝利だった。
それによって彼は、シーズン不敗の選手として、平昌オリンピックの金メダル候補と目されるようになった。

ショートプログラムで大失敗して17位になったが、持ち直してフリーでトップになり、総合5位に。1カ月後の世界選手権では、史上最大の点差を付けて優勝した。

今週開催されるネイサン3度目のグランプリ・ファイナルは、これまでほど緊張しなくてもいいだろう。オリンピックの後のリラックスしたシーズンだし、ファイナルにトップ通過した二度のオリンピックチャンピオン羽生は、足首の故障で、2年連続休場するからだ。

今までにネイサンとバトルを繰り広げたことがあるのは、6人の出場選手の中で、オリンピックと世界選手権の銀メダリスト宇野昌磨だけである。

しかも、ネイサンは、南カリフォルニアに拠点を置くラファ親父と3000マイルも離れているので、一人でトレーニングをしながら、イェール大学の授業とバランスを取りつつ、比較的リラックスしてスケートをしている。

2度のグランプリシリーズ大会では、オリンピックで試みた8つの4回転ジャンプに対して、平均して半分ぐらいの4回転を跳んだ。それでも、楽々と優勝している。

NBCスポーツのアナリストであるタラ・リピンスキーは、「ファイナルでは、さらに全力で戦う必要がある」と話す。「宇野昌磨のような4回転ジャンプを跳ぶ選手に対抗するために、もっと頑張らなければ。昌磨がクリーンに滑ったら、ネイサンの強敵になると思う」。

ジョニー・ウィアーも、グランプリシリーズ大会で、ネイサンも昌磨も不安定要素を見せたことに言及して、タラ・リピンスキーの意見に同意した。

ネイサンは、オリンピック後初めての試合だったフランス杯のショートで、4回転ジャンプなしのジェイソン・ブラウンに、9.47点差で敗れている。
「1年前じゃ、こんな話は聞かれなかったと思う。ネイサンは、フランス杯からファイナルの間、本気を出して、ハードな練習をするだろう。フリーでは、4回転ジャンプを楽に跳んでいたけれど、ショートでは脆さがあることを見せてしまった」

昌磨もまた、過去2カ月のグランプリシリーズで4度転倒しているので、クリーンなプログラムを滑る能力があることを、証明する必要がある。

彼は、過去3回のグランプリ・ファイナルで表彰台に立っている。過去2度の世界選手権と過去2度の四大陸選手権、オリンピックでも表彰台に立った。しかし、表彰台のてっぺんには立っていない。

「昌磨は、世界に向けて、『日本男子フィギュアスケーターのトップは自分であると示したい』というハングリー精神がある。だから、持てる力をすべて出して、ファイナルに挑むはずだ」

 

思いがけず、今週、メダルを持ち帰る者もいるだろう。
  • 6年ぶりに出場する、チェコのお洒落番長ミハル・ブジェジナか。

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  • ファイナル史上最年長、31歳のロシアの魂セルゲイ・ヴォロノフか。

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  • 婚約したばかりのカナダのハッピー・キーガン・メッシングさんか。

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  • 昨シーズンのノービスランキング18位~25位の選手で初めてグランプリに出場する韓国のチャ・ジュンファンか。

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ただし、持ち帰るメダルの色は銅だろう。

「ネイサンと昌磨の争いになる」と、タラは言う。「ネイサンが、今までの試合よりも多くの4回転ジャンプを組み込んできたら、優勝は彼だと思う」。

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(完)

 

優勝は昌磨だと思うなぁ・・・

私は、優勝は昌磨だと思うなぁ。4回転ジャンプのミスを、極力抑えてくると思う。そうすれば、セカンドマークは昌磨の方が高いとみています。

いずれにしても、ショートプログラムでほぼ結果が見えそうな気がしていて、ショートを見るのが怖くなってきました(笑)。

3位は、うーん・・・わかりません!! ヴォロノフは、転倒を避けて2回点ジャンプがどこまで入ってくるか。カナダだから、キーガン・メッシングさんも侮れない。おしゃれ番長も、リッポンが引退した後、カリフォルニアのリンクを引っ張ってるし、「韓国フィギュアの歴史を塗りかえるかも」と母国が沸き立つジュンファンも、上位2人が崩れたら、するっと行きそう。

コリヤダ君とボーヤンがいなくて残念ですが、さわやかなメンツが揃ったグランプリシリーズ。楽しみです!!