田中刑事選手、スケートカナダで銅メダル!!
全国のケージ・タナカファンのみなさん、こんにちは。
ついに、ケージ・タナカがやりましたね!!
スケート・カナダSP5位から、巻き返しての総合3位!!
銅メダルです。
全世界のスケートファンに優しいカザフスタンのライブ放送で見ていたのですが、
6分間練習でも、深く何かを考えている様子。
スタート前は、なんとなく具合が悪そうにも見えました。
が!! 最初の4回転サルコウ2本を見事に着氷!!
もー、それだけで十分だと、私は思いましたよ。
昨シーズンまでなら、この状況で4回転は決まらなかった(と、決めつける)。
コンビネーションの4回転では、いつものようにリンクからはみ出しそうになり、あやうくリンクの壁をぶち壊しそうになりましたが、
施設保全の観点から、ひかえめに1回転ジャンプをプラス。壁を守りました。
代名詞のダイナミックトリプルアクセルは、太ももの筋肉を存分に使って、大ジャーンプ!!
一列目の観客が、思わず引いていました(笑)
単独の4回転トゥループが3回転になったり、ジャンプシークエンスの最後が2回転になったりはしましたが、作品を大きく壊すようなミスは見当たらず。
となれば、シャーロックステップのスタートです。
うーん、いいですねー。
調子が悪くても、ステップが昨シーズンに比べて明らかに進化しているのは、素人目にもわかります。
コミカルだったり、ナイーブだったり、悪のエッセンスも入ったホームズを力強く演じていきました。
最後は、流し目に前髪ハラリでフィニッシュ。
観客席から「キャー」と悲鳴。
実を言うと、演技の途中で、予想外にうるっとしてしまいました。
169.91点で、3選手を残して暫定1位に。
これは、いけるかもしれませんぞ?!
こーなったら、後の選手、みんな失敗してくれ!
と思ったりする、スポーツマンシップに欠ける私(笑)
いや、でも、ここで表彰台に乗れるかどうかが、ケージ・タナカにとってとても大切なんです!! (ほかの選手にとってもな!!)
続く滑走者は、絶好調のプルキネン。やばい!!
が、カザフスタンの放送のせいか、やけにステップがノロノロに見える。
気のせいか? え、レベル2? スピンも??
点数は155.73で、暫定2位に。
しかし、キス&クライのプルキネンは、点数を見てもやけに陽気。
「オッケーっしょ? ね、ね?」と、コーチに話しかけていました。
本人がハッピーなら、すへてよし!!
カザフTVの解説が、さかんに「ケージ」「ケージ」と言っているが、
ケージが表彰台ってことで、いいでしょうか?
あ、オッケー?? メダル決定です!!
外出して戻ってきたら、銅メダルになってました!!
おめでとうー!!
本田真凛選手、6位入賞!!
そして、リアルタイムでは見られませんでしたが、
怪我やめまいで満身創痍だった本田真凛選手が、
すばらしい演技で10位から6位に。
フリーの『ラ・ラ・ランド』は、私も大好きです。
彼女に本当にあっていると思う。
音の波にすいすい乗って、サーフィンしているみたいに軽やかでした。
キスアンドクライでの、武史コーチとの穏やかな会話。
もー、日本に帰ってこーい!!
ケージ・タナカと本田真凛選手が、
アクシデントを乗り越えた先に見せた穏やかでナチュラルな笑顔に、
「なんて美しいんだ!!」と思った日曜の午後でした。
次はいよいよ昌磨のフランス杯ですねー。