オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

続・なんということだ!! 仏連盟が声明を発表。

こんにちは。種子島ぴーです。

先日記事にした、モルガン・シプレ関連のスキャンダルについて、フランスアイススポーツ連盟が声明を出しました。

一度記事にした以上、反対側の意見もなるべく早くお伝えすべきかと思い、続報を書くことにしました。

 

簡単に経緯をまとめると、

  1. 米国誌が、「フランスのオリンピック代表モルガン・シプレが、同じリンクで練習していた米国の未成年女子に、いかがわしい写真を送信した」と報じる。
  2. この件には、同じリンクのコーチ ヴィニー・ディスペンザ他数名も関わっている。
  3. モルガン・シプレのコーチであったジョン・ジマーマンと妻のシルビア・フォンタナは、事実を知りながら、平昌オリンピックのために女児と両親に口止めした、と報じられる。
  4. 被害者の少女が、米国セーフスポーツセンターに訴えた、と報じられる。
  5. 度重なるフィギュア界の性的虐待に対して、スケーターや関係者が抗議の声を上げる。
  6. 関係者に批判殺到

これに対するフランスアイススポーツ連盟の声明文を翻訳します。

Paris, December 16th, 2019

フランスアイススポーツ連盟は、日刊紙USA TODAYのジャーナリストが報じた疑惑について、注視してきました。

スケート業界のスキャンダル記事でよく知られたジャーナリストによるもので、

今回のケースでは、「モルガン・シプレによって、不適切な性質の写真が、若い女子スケーターに送信された」というものです。

 

フランスアイススポーツ連盟は、ターゲットとなった、モルガン・シプレ(シスレー・チャペル:フロリダ)の2人のトレーナー、シルビア・フォンタナさんと、米国および国際舞台で大きな賞賛を受けてきた夫であるジョン・ジマーマンさんに対する攻撃が、3人目のトレーナー ヴィニー・ディスペンザと同様に激しい点に注意を促します。

 

それが真実であると判明した場合は、いかなる言い訳もしませんが、(事件前の)2017年11月から現在に至るまで、米国からフランスアイススポーツ連盟に対して、モルガン・シプレに関するいかなる苦情の申し立てもありません。

 

ですので、我々はそのスケーターに、問題に関してどのような状況であれ、最新の情報を報告するように伝えました。

処分については、情報に照らすと、彼を信頼しない理由はないと、フランスアイススポーツ連盟は考えています。

声明は、以上です。

フランス連盟は、モルガン・シプレを信頼しており、(ケヴィン・エイモズのコーチである)シルビア・フォンタナとジョン・ジマーマンに対する攻撃を控えるように望んでいます。