こんにちは。種子島ぴーです。
先日記事にした、モルガン・シプレ関連のスキャンダルについて、フランスアイススポーツ連盟が声明を出しました。
一度記事にした以上、反対側の意見もなるべく早くお伝えすべきかと思い、続報を書くことにしました。
簡単に経緯をまとめると、
- 米国誌が、「フランスのオリンピック代表モルガン・シプレが、同じリンクで練習していた米国の未成年女子に、いかがわしい写真を送信した」と報じる。
- この件には、同じリンクのコーチ ヴィニー・ディスペンザ他数名も関わっている。
- モルガン・シプレのコーチであったジョン・ジマーマンと妻のシルビア・フォンタナは、事実を知りながら、平昌オリンピックのために女児と両親に口止めした、と報じられる。
- 被害者の少女が、米国セーフスポーツセンターに訴えた、と報じられる。
- 度重なるフィギュア界の性的虐待に対して、スケーターや関係者が抗議の声を上げる。
- 関係者に批判殺到
これに対するフランスアイススポーツ連盟の声明文を翻訳します。
Paris, December 16th, 2019
フランスアイススポーツ連盟は、日刊紙USA TODAYのジャーナリストが報じた疑惑について、注視してきました。
スケート業界のスキャンダル記事でよく知られたジャーナリストによるもので、
今回のケースでは、「モルガン・シプレによって、不適切な性質の写真が、若い女子スケーターに送信された」というものです。
フランスアイススポーツ連盟は、ターゲットとなった、モルガン・シプレ(シスレー・チャペル:フロリダ)の2人のトレーナー、シルビア・フォンタナさんと、米国および国際舞台で大きな賞賛を受けてきた夫であるジョン・ジマーマンさんに対する攻撃が、3人目のトレーナー ヴィニー・ディスペンザと同様に激しい点に注意を促します。
それが真実であると判明した場合は、いかなる言い訳もしませんが、(事件前の)2017年11月から現在に至るまで、米国からフランスアイススポーツ連盟に対して、モルガン・シプレに関するいかなる苦情の申し立てもありません。
ですので、我々はそのスケーターに、問題に関してどのような状況であれ、最新の情報を報告するように伝えました。
処分については、情報に照らすと、彼を信頼しない理由はないと、フランスアイススポーツ連盟は考えています。
声明は、以上です。
フランス連盟は、モルガン・シプレを信頼しており、(ケヴィン・エイモズのコーチである)シルビア・フォンタナとジョン・ジマーマンに対する攻撃を控えるように望んでいます。