こんばんは。ハッピーではないニュースですが、
このブログで何度か書いてきたことなので、取り上げます。
フランスを代表するペア選手、平昌オリンピアンのモルガン・シプレに対する
逮捕状が、ついに請求されたということです。
有罪なら、「第三級の重罪で、最高で懲役5年の刑が科せられる」と。
発信元は、このニュースを一貫して報道してきたUSAトゥデイです。
100%正しいかどうかは、わかりません。
ただ、私が気になるのは、先日、モルガン・シプレ&ヴァネッサ・ジェームズが、競技からの引退を表明したこと。
もう、ヴァネッサは、テレビ番組のスケート企画に取り組んでいて、プロスケーターの道を歩み始めたようです。
モルガンは、新しい旅立ちを連想させる写真をインスタに残して表舞台から消えたので、事件が決着したのかもしれないと思っていました。
が、彼らが引退を発表する少し前に、米国セーフスポーツが、フランスのスケート連盟に、事件についての文書と証拠の写真を送付していたということです。
この事件は、性的虐待等から選手を守るために設立された、米国セーフスポーツセンターによる調査もされているそうです。
モルガンは、フランスにいるようです。「新しい旅立ち」とは、米国から逃げるということだったのか?
わかりません。
モルガン・シプレはフランスの選手ですが、米国のフロリダで起訴される可能性が高いとのこと。
これは、米国でトレーニングをしていたときに、同じリンクで練習していた未成年の少女に、自分の下半身が映った卑猥な写真を送信した疑いがかけられているからです。
何だか、本当に残念な事件ですね。
モルガン・シプレ&ヴァネッサ・ジェームズは、北京オリンピックの有力候補と見られていましたが、この件で競技人生が終わってしまいました。
平昌オリンピックの5位も、「事件をもみ消して参加した結果」ということになります。
モルガン・シプレに、少女に写真を送るようにそそのかしたとされる、彼よりも年上のコーチたち…の存在も気になっていました。
「もしかして、シプレも被害者だったりするのか?」と勘繰ったり。
しかし、調査の焦点は、シプレ本人のようです。
事件をもみ消しにかかったとされる、コーチのジョン・ジマーマン。彼は、2002年のオリンピック米国代表であり、米国フィギュアの殿堂入りをしています。
その妻のシルビア・フォンタナコーチ。彼女も二度のオリンピック、イタリア代表であり、ケヴィン・エイモズのコーチです。
2人の姿も、最近見ていません。
この事件をもみ消したい人々はたくさんいて、
でも被害者の少女の両親は粘り強く戦っている。
という構図のようです。