こんばんはー。きょうは、少し遠方に行っていた種子島ぴーです。
雪に近いものが降ってきて、ものすごく寒かったです。
しかし、もっともっと寒いのが、ロシア!!
ということで、テレ朝の『激動! フィギュア新時代 女王ザギトワ引退騒動の真実』という番組を見ました。
「90分番組って、ザギトワ選手だけでそんなにもつのか? もしかして、冒頭に羽生選手の映像をぶっこんでくるのでは??!!」
などなど思いつつ、とりあえず録画。
再生してみると、冒頭は、なんと羽生選手の映像からでした!!
自分でも、もはや透視能力があるのではないかと勘違いしそう(笑)
しかしですね。番組を見終わって、ザギトワ選手を好きになってしまったかも♡
番組の中で、「女王ザギトワ5つのキーワード」というのがありまして。
5枚のカードを引いて、ザギトワに質問に答えてもらうシステムです。
- 「活動休止宣言」 やっぱ、そうなるよね。
- 「新時代」 三人娘をどう考えているのか気になるよね。
- 「サンボ70」 特殊な世界みただから知りたいよね。
- 「日本」 うんうん、確かにつながりが深そうだよね。
- 「マサル」 え、マサル??
一枚だけ、系統の違う質問カードではあったが、
友人の少ないザギトワ選手にとって、マサルの存在が本当に大きいことを知り、なんか…よかった…と、しみじみ思いました。
そして、ザギトワ選手、平昌前よりも数段美しくなって、そして、気高い。
感心したのは、試合後のインタビューで、負けたコストルナヤ選手について聞かれたときのこと。
「その質問には、答えられません。他の選手のことではなく、私自身のことだけ聞いてください。お願いします」(☜たぶんこんな感じの発言)と、
きっぱり、はっきり、返したのである。
毅然としていて、とてもティーンエージャーとは思えなかった。
私なら泣くか怒るかしそう(笑)
エテリがザギトワに言い放った、「スケートを止める権利はない。一筆書きなさい」は、人権侵害な気もするけど(あ、ロシアでは合法なの?)、
「誓約書を書きました」と、ザギトワ。書くんかーい!!
でも、今回わかったことがあります。
少し前に、こんな批判がありました。
「エテリは、選手を一から育てていない。3回転ジャンプがすでに跳べる選手だけを集めている」みたいな。
しかし、エテリが語ったところによると、「絶望的な目をして、人生を変えたいと本気で思っている選手が好き」で、そういう選手が、エテリの門をたたくということ。
ザギトワ選手もそうだったと、本人が言っていました。
ロシアスポーツの記事に、エテリのインタビュー記事がありました。
NEWSru.com :: Тренер Этери Тутберидзе рассказала, как отбирает фигуристок в свою группу
Qあなたは、どうやって生徒を選ぶのですか?
A【エテリ】 私のところへ来たスケーターを、すぐにリンクに連れて行きます。そこで、私の内なる感情が、解決策を告げてくれます。
もしも、何も感じなかったら、ピンとこなかったら、その選手は採用しません。
そして、滑っている子(ここでは女の子)を見て、自分自身に問いかけます。「彼女を愛せるだろうか?」「理解できるだろうか?」。
その答えによって、新しい選手をチームに迎え入れるかどうかを決めます。
といことは、やはりエテリは、昌磨に何かを感じたのでしょうね。
エテリ合宿に参加したときの昌磨は、優勝を目指していた世界選手権の表彰台さえ逃し、いろいろな思いを抱えていた時期でしたよね。
「何かを変えたいと本気で思っている」というのは、当てはまる気がします。
そして、「この選手を愛せるだろうか?」「解決策を提供できるだろうか?」という点についても。
エテリは、昌磨を愛せると思った。
エテリは、昌磨に解決策を与えられると思った。
エテリは、昌磨を理解できると思った。
ということで、よろしいでしょうか?
実際にコーチにならなかったとしても、そう思ってもらえるのは、ありがたいですよねー。
やっぱり、昌磨は、どこへ行っても愛され昌磨だ!!
でもね、「昌磨がエテリ組に入らなくてよかったなー」と…
エテリに「見ていて退屈な演技だったわ」と言われて涙を流すザギトワ選手を見て、思いました。
うぃーっす(笑)
言葉で傷めつけられて強くなる人もいるけれど、
昌磨には…スポンジみたいに愛情をいっぱい吸収して、周囲に温かいパワーを放出する太陽でいてほしい。
さてさて、昌磨はオランダで順調に調整していますかね?
明日は、滑走順の抽選会ですね。