こんにちは。グランプリ大会中国杯の中止を受けて、
国際スケート連盟は新たなホスト国を募集していました。
日本なのか、フィンランドなのか、カナダなのか・・・といろいろな噂がありましたが、意外な国が立候補。
なんと、イタリアです!!
イタリアは、新型コロナのパンデミックでスケート界も一時は壊滅的な打撃を受け、
国内大会中止、アイスリンク閉鎖、ダニエル・グラッスルもマッテオ・リッツォも新型コロナに感染etc.と、厳しい状況でした。
マッテオ君が国別対抗戦に出られなくなり、
男子1名(ダニエル)だけで戦ったのは、記憶に新しいところです。
マグリコーチも応援席で奮闘。
イタリアチームがチームスピリット賞に輝いた様子は、
テレビ放送では割愛されてましたね。
グランプリ大会ホスト立候補にあたって、「もう一度、氷上スポーツの国際舞台に参加し、重要な役割を果たす意志を示したい」と、イタリア。
(概要)私たちは、状況に応じて、より大きなリスクを伴う困難な機会にも、対応できるようにしたいと考えています。私たちは、権威あるステージでアスリートをサポートし、2022年北京オリンピックへのアプローチにおいて間違いなく重要となるステージで、彼らが競争できるようにするために、もう一度、国際舞台で重要な役割を果たしたいと考えています。ISUの答えを楽しみにしています。
場所は、トリノオリンピックが開かれた、ピエモンテ州トリノのパラベラ!!
中国杯開催予定だった11月4~7日です。
イタリアは、日本を含む韓国やラトビア、カナダ、米国などの国からは、「2021年5月16日から原則として目的を問わず入国が可能となりました」ということです。
日本、カナダ、米国から渡航する場合、ワクチン証明書があれば、隔離期間は必要ないようです。
ロシアと中国は・・・10日間の隔離が必要なのかな? もしくは、特例措置があるのかは、正しい情報は不明です。
【エントリー確認】
日本からは、
男子:鍵山優真、友野一希選手。
女子:三原舞依(お誕生日おめでとう!!)、宮原知子選手。
北京オリンピックにぜひとも出てほしい三原選手が、
ひと枠のみでエントリーしているグランプリ大会なので、
中国杯の代替は、かならず開かれてほしいです。
他の国からは、
男子:ボーヤン・ジン、ハン・ヤン、ドミトリー・アリエフ、ポール・フェンツ、ダニエル・グラッスル、デニス・ヴァシリエフス、ジュンワン・チャ、ペーター・グメンニク、ミハイル・コリヤヤダ、チェン・ユドン
女子:ルナ・ベンドリックス、ホンイー・チェン、シャン・リン、イ・ジュ、キム・イェリム、イム・ウンス、マイア・クロミク、ソフィア・ソモドローワ、アンナ・シェルバコワ、ブレイデイ・テネル
イタリアのトップを争うダニエル・グラッスルもエントリーしていますね。
それも、立候補を後押ししたのかな。
自国開催枠があれば、3番手のフランジパーニ選手も出られて、
マッテオ、グラッスル、フランジパーニの“マグリ三人衆”がそろいますね。
しかし、中国とロシアの選手が中心にエントリーしているので、
国としての入国基準を曲げるのか、
中国とロシアの選手が参加を取りやめるのか、
何らかの対策が必要です。
イタリアのコロナのパンデミックがどうなのかと言われると、うーむ。わかりません。
しかし、イタリアは、withコロナで前進すると。
また、ロシアの連盟関係者は、
「代替地に立候補しない」と話していましたが、
自国選手がこれだけエントリーしているとなれば、
いよいよ立候補せざるを得ないかもしれないし、
国内大会が充実しているから、
オリンピックぶっつけ本番でいいのかもしれないし、
わかりません。
結論をもう少し待ってみましょう。
選手も落ち着かないですね。