こんにちはー。ザ・アイス日光公演最終日に、行ってきました~
楽しかった、楽しかった、楽しかった~
回を追うごとにメンバー同士のあうんの呼吸が増して、
観客としての私も成長しているし、
スケーターのプログラムも、観客の前で見せることでブラッシュアップされていくしで、もう最高です!!
見ようかどうしようか迷っている人がいたら、ぜひ!!
現地も配信も楽しいよ♡
日光霧降アイスアリーナは、初めて行ったのですが、
シャトルバスが行列すぎたので、観光もかねて、駅から歩きました。
これは、帰りのバスの行列です。
ちょっと曇っていたし、森林浴みたいで、ハイキングもなかなかよかった。
「こんなところにアリーナがあるのか?!」と疑っていると、
山の中に見えました~😊
入口だけ見ると、学校の体育館みたいなのですが、
中に入ると、とっても見やすい座席配置で、快適、快適。
どの席からでもよく見えると思います。
平日にも関わらず、9割ぐらい埋まっていて、驚きました。ほぼ満員。
私は、とてもいい席だったので、楽しい×3倍で、大満喫しました。
特に脳裏に焼き付いている演技
プログラムやいろんな人のすばらしい演技については、
後でまた書きたいのですが、とりあえず、衝撃を受けた演技を書き留めておくと。
ケヴィン・エイモズ 新FP『ボレロ』です!!
脳裏に焼き付いています!!
昌磨さんの『ボレロ』とは違うタイプの、正統派の演奏なのですが、
ケヴィン・エイモズの身体でしか踊れない『ボレロ』なんです。
衣装は、全身ブラックに、レッドの手袋。
写真がどこにもないんですよね…
昨年のザ・アイスのこの衣装で、手袋が赤だと思います。たぶん、仮の衣装。
ゆったりと音を取りながらも、ケヴィンのストレッチ、身体能力の高さ、観客へのエネルギーの放出とコンタクト能力、スピード、ライン等々によって、
単調な音の繰り返しなのに、一切、飽きさせない。一瞬たりとも目が離せない。
不要な動きが一つもなく、「次は何、何、見たい、見たい」って、見ながら思いました。
モーリス・ベジャールバレエ団の代表作の一つ『ボレロ』をご覧になったことはありますか?
フランスの振付家モーリス・ベジャールが振り付けたものですが、
私は、真っ先にあれが浮かびました。
フランス代表のケヴィンが挑むにふさわしいプログラム。
もうすでに完成されているように見えました。ケヴィンも、全身全霊を傾けて演じてくれました。昨日のような演技を世界選手権でやったら、優勝でOKです😆
かなりエネルギーを使うプロだと思いますが、私の中ではすでに、ケヴィン・エイモズの代表作になっております。
もう一つは、坂本花織新FP『Wild Is The Wind/Feeling Good』 by Ms.Lauryn Hill。
オリンピックの次のシーズン、昨シーズンと、宇野昌磨選手が次元を上げたと感じていましたが、
坂本花織選手も、苦難の昨シーズンを経て、今シーズン、明らかに次元が違っています。毎年、毎年、すごい花織ちゃんですが、まさか、このタイミングで、次元を一つ上げてくるとは思わなかった。そのことに、非常に感動しております。
花織ちゃんの
Nina Simone
前にも書きましたが、力強く、クールで、モダンで大人の色気もまとっている。
もともと、誰にも似ていないスケーターですが、
こんなタイプの曲を、自在に滑る人になろうとは!!
『Feeling Good』という曲は、海外のオーディション番組で、気持ちよく高らかに歌い上げている人をしばしば目にするし、
昨シーズンは、シヨン・リー選手が、タキシードに超ネクタイのようなラスベガス的衣装(不確か)で滑っていたので、
「今日も元気だ空気がうまい」的な、開放的な曲だと思っていました。
でも、シヨンの演技を見て、あるスケート関係者が、「韓国のスケーターがFeeling Good、ジョージアのスケーターがスラムドッグ・ミリオネアを滑るのは奇妙」と言っていて、??と思って調べてみました。
そうしたら、抑圧された黒人の歴史が背景にあるとわかりました。
シヨンのラスベガス的衣装はたぶん、曲を歌っていたマイケル・ブーブレのジャケット写真が関係しているのかな…と、憶測ですが、そんなことを考えたことがありました。
花織ちゃんのFeeling Goodは、ニーナ・シモンへのトリビュートアルバムに入っているもの??(不確か)。
曲のまとう空気を、すごく上手に表現していて、スケートで酔いしれてしまいました。
ジャズ・バーにいるような感覚。行ったこと、ほとんどないけど(笑)。
ウイスキーのグラス片手に見ても安心して見られるくらい、ジャンプも何もかも安定していた坂本花織選手でした。
昌磨やほかのプロについては、また後で書きます。