オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ジャパンオープンのチケットは、価格変動しているのか?

こんにちは。

もうみなさんご存知だと思いますが、

カーニバルオンアイスに、宇野昌磨さんと荒川静香さんの出演が決定しました。

 

(Caoi公式)

 

昌磨さんは、出演すると予想していました。なんとなく、ね。

毎年、ジャパンオープンには出場していたし、

かといって、ジャパンオープンのゲストでは、競技選手とバッティングしてしまうので、

チケットの販売状況によっては、カーニバルのほうに招待されるかな、と。

 

グランプリ中国杯の1カ月前なので、SPかFPのお披露目があるといいな。

FPは、まだどこでもお披露目していないので、

人前で練習もかねて、滑るのではないかとにらんでいます。(違ったらごめんね)

 

“かなだい”もカーニバルに呼ばれる予感がしていたのですが、

荒川さんも加わりましたし、これ以上は贅沢すぎるかな。

まだ、可能性はありそうな気がします。

 

ところで!!ジャパンオープンとカーニバルオンアイスのチケットが、

価格変動制で発売されてから、約1カ月経ちました。

 

 

当初は、「価格が動かないなぁ」と思っていましたが、

少し変化が出てきました。

 

大方の予想通り、ジャパンオープンもカーニバルオンアイスも、

一番高いPremium席のお値段に、大きな変動はありません。

が、ここへきて、カーニバルオンアイスのPremium席が、1,000円下がりました。

これは、8月末に、10万円のホスピタリティパッケージ付通し券に、

りくりゅうと宇野昌磨選手のミート&グリートがプラスされたことが、関係しているかもしれません。

発表後、ホスピタリティパッケージ付通し券は、すぐに残りわずか→完売となりました。

 

最前列の高額チケットを購入するファンにとっては、

ミート&グリートは魅力的だと思うので、

「発売前に言ってくれたら、通し券のほうを買ったのに」という人もいたかもしれません。

買い直した人も、いるのかな?

 

「ホスピタリティパッケージ」は、お金に余裕があり、ゆったりとフィギュアスケートを楽しみたい人には、悪くない内容だと思います。

◆ホスピタリティパッケージ付通し券内容◆ Premium席最前列保証
JO&COI通しチケット
アーリーエントリー(開場の60分前)
JOCOI間の退場不要
COIリハーサル観覧可
三浦璃来&木原龍一組と宇野昌磨選手のミート&グリート
佐藤有香さんによる見どころ解説トーク(JO開始前)
軽食&ドリンク付
お土産付(プログラム、非売品グッズ)
専用トイレあり

 

というのも、フィギュアスケートの試合やアイスショーを見に行くと、

2万、3万円払ってトイレは行列、軽食スタンドも行列。

狭いロビーで持参したパンやおにぎりを立ったまま食べ、

休憩時間以内にトイレに行けるか、ヒヤヒヤしながら時間に追われる…という、

苦行に近い思いをします。

館内飲食禁止で、ロビーに座るスペースもなく、

いったん外に出て、立って軽食を流し込む…という会場もあります。

専用トイレがあるだけでも、画期的だと思います。

そこに、ミート&グリートで、選手とお話したりできるとなれば、一気に価値が上がります。

 

価格の下落が大きいのは、これまた予想どおり、S1席です。(座席表の水色の部分)

 

 

ジャパンオープンは、16,000円が12,800円。

カーニバルは、16,000円が13,700円になりました(9/5現在)

 

熱心なファンが占めるプレミアム席、SS席と、

遠くからでも演技を俯瞰して見たい人が狙うリーズナブル席に挟まれ、

割高感が高いS1席。

私の場合、S2席との境目の座席をあてがわれ、

憤慨して演技が頭に入ってこないことも、しばしばでした(笑)。

 

反対に、価格が上昇したのは、S-300席。(ショートサイドの白い囲み部分)

このエリアは、私も大好きです。

意外とリンクが近く見え、3列くらいしかないので、ゆったりとくつろいで見られます。トイレも込まないし、行きやすい。

 

しかし、今回、「価格変動をウォッチングしてから買う」というお楽しみのために、

今更S-300席は買えなくなってしまいました。

 

この価格変動制は、面白い試みだと思いますが、問題点が一つあります。

それは、AIが価格をはじき出すアルゴリズムが不明なこと。

 

AIが決めると言っても、計算式を入れるのは人間なわけで、

「試合・公演日程、席種、市況、販売状況など様々なデータ分析を基にAIによる需要予測をおこなう」と書かれていますが、

試合・公演日程、席種は、最初から決まっています。

市況というのもなぁ…株価なのか消費者物価指数なのかフィギュア人気なのかパンデミックなのか国際情勢なのか…。

人気選手が出場できなくなったりしたら、価格が下がるのかな。

結局は、売れ行きに左右されるだけだったりして…。

 

とはいえ、変動した価格でチケットを買う人がいるわけで、

適正価格が、なんとなく弾き出されると思います。

その点は、とても期待ができます。

 

また、「小中学生の無料招待」「登録選手の優待」も、とてもいい試みだと思います。

ジュニアグランプリ大会のバンコクでは、無料招待された学生と思われる人たちが、客席を埋めていました。

一方、第2戦のオーストリア大会は、客席がほぼ無人。

選手の士気と大会のクオリティにも影響すると思うし、開催国のフィギュアスケート人口を、確実に増やすと思います。

 

そういうわけで、ジャパンオープンとカーニバルオンアイスまで、

約1カ月となりました。

そろそろチケットを買うか、最後まで待って買うか、迷い始めてます。