こんにちは。
昨日、ワンピース・オン・アイス名古屋公演が、大評判のうちに終了し、
海賊王と化した宇野昌磨選手も、無事に大航海を終えて帰港したようです。
表情と座り方が、ルフィのまま↓
ザ・アイスからの怒涛のスケジュールをこなした精神力、体力は、驚異的。
フリープログラムを4回ぐらい連続で通せそうじやないですか?
トレーナーのデミさんが、そばにいてくださったおかげもあると思います。
私は、昨日は配信を見られなかったのですが、
横浜公演を見ただけでは、見逃しが多すぎたので、
アーカイブを見たいと思っています。
課金するのは厳しいという方も、
ABEMAで『ワンピース・オン・アイス』予習復習SPが無料で見られます。
その映像だけでも、“宇野昌磨の挑戦”が、かなり伝わると思います。
動画の中で、高志郎くん、さすが、同門で昌磨のことよく見てるなあと思いました。
昌磨さんは、普段は、どちらかというと、「負の感情を出す方が得意」「ダークな暗い気持ちを音楽に乗せて踊ることが得意」なスケーターだと。
負の感情を出すのが得意!! なるほど。
ルフィ→宇野昌磨の配役は、
役柄と素の性格の振り幅が、一番大きい一人だったと思います。
ミズノさんのスペシャルトークライブでも、ケージくんと友野くんが、
「練習期間は、昌磨の笑顔を見られる場面が、いつもより多かった」と話していました。(いいことだねぇ😛)
そういえば、製作者は、どうして宇野昌磨さんにルフィをやらせようと思ったのでしょうかね??
莫大な予算を投資する興行なわけで、
成功すると思ったから、抜てきしたわけですよね。
もちろん、昌磨さんの挑戦、覚悟は、並大抵のことではなかったと思うし、
そういう意味では、私は宇野昌磨の底力を、低く見積もっていたと思う。
失敗するとは、微塵も思わなかったけれど、
ここまで自分のものにして演じ切るとは思いませんでした。
ごく普通に、あっさり目に展開して、いわゆる“及第点”を取ると思ってました。
配役が発表されたとき、「宇野昌磨がルフィなんて、イメージ違いすぎ」っていう言葉は、けっこう聞こえてきていました。
が、幕を開けたら、みんな、口あんぐり。
「やっぱり、イメージ違うよ」なんていう声は、おそらく皆無だったと思う。
だって、氷の上に、宇野昌磨いなかったもん。
宇野昌磨は、あんな風に立たないし、あんな風に笑わないし、あんな風に手を振らない。
私、あんな人、知りません(笑) 誰ですか??
だけど、宇野選手だけでなく、演者全員が覚悟を持って役を引き受け、演じきったから、昌磨がルフィに見えたんだと思います。
大絶賛された高志郎くんのサンジだって、ケージ氏のゾロだって、
一歩間違えば、大やけどですよね。
中途半端な仕上がりだと、仮装になっちゃいます。
倫果ちゃんのチョッパー@人間じゃない や、
本郷さんのボン・クレー@性別不明 なんて、
さらにさらに大やけどの可能性があったわけで、
どの役も、それだけ個別に見てたい。
織田くんが「ウソップだけ見てほしいくらい」と言っていましたが、
まさに、横浜公演のとき、「ウソップだけ、クローズアップして見せて」って思いました。
ネットフリックス実写版『ワンピース』でウソップ役をしている
ジェイコブ・ロメロ・ギブソンとご対面できたみたい。
新しいシーズンの競技会は、「このスケーターは、別の引き出し持ってるからね」と思いながら、みんなの演技を見られそう。
倫果ちゃんの『Avatar』見ながら、「アバターもできるけど、動物もやれるって知ってた?」って言いたくなっちゃうだろうし、
高志郎くんの『死の舞踏』は、邪悪な表情にサンジのかっこよさがプラスされて、
なんか、惚れそうよ。
昌磨の『I Love You/月の光』を見ながら、「すましてるけど、実はこの人、海賊だから」って、全世界に向けて叫びそうになるかも。
ワンピース・オン・アイスで、フィギュアのファン層が広がるといいな。
こういうチャンスに、“宇野昌磨”をネットで検索すると、ゴシップ系の記事しか出てこないのが歯がゆすぎる😂
「世界選手権王者 宇野昌磨」とか、Sportiva(スポルティーバ)系の記事が並んでると、
「おぉぉー」って、思ってもらえるのに。
ちなみに、サンジ役の高志郎くんは、検索すると、
いい感じの記事が表示されます👍
ここからは、1か月後のカーニバル・オン・アイス、
そのあとのグランプリシリーズに向けて、フリーの振付を仕上げていくのかな。
ワンピース・オン・アイスで、間違いなく自信をつけたと思います。
昨シーズンとは明らかに違う何かが見られそうで、
競技用プロも楽しみです。
そういえば、ミズノさんのトークショーで、
「残りの競技人生、“爪痕”を残すのもいいなってちょっと考えています」という記事が出てたと思うのですが、
私は、トークショーを聞いていて、“爪痕”っていうのは、
一歩間違うと痛い目に合うかもしれないコミカルな作品とか、冒険的な作品とか、そういうニュアンスに取れたのですが、どうだったんだろう。
ケージくんと友野くんにけしかけられて、「そういうので“爪痕”残すのもいいよね」みたいな。
今の昌磨さんなら、世界があっと驚くキャラ変プログラムもやれちゃいそうです。