オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ネーベルホルン杯で友野&島田のワンピース&JOコンビが素晴らしい演技

こんばんは。チャレンジャーシリーズのネーベルホルン杯がスタートしました。

今年は、配信が有料です😂

 

 

円安なこともあり、通し券19.99ユーロは、3,147円😂

1日券(Pay-Per-View)7.99ユーロは、1,258円😂

とはいえ、日本のアイスショー配信のお値段が3000円~であることを考えると、

しごく、まっとう、だとうなお値段です。

試合開催継続のためにも、対価はお支払いしたいです。

 

が、いきなりの有料に、しばしとまどう😑

「Pay-Per-View」は、1日なの1カテゴリーなの?

時差があるし、全部見れないし…と、一度は断念。

 

しかし、島田高志郎、友野一希、アダム・シャオ・イム・ファの布陣は、

私としては、見たさすぎる。

なので、せこいですが、男子SP、男子FPだけ見ることにしました。

 

さて、第一滑走は、米国期待のルーカス・ブルサード選手。

シニアに上がってきました。

高難度ジャンプはまだこれから習得ですが、柔軟性や表現力があるので、手強い選手です。

・・・と言いたいところですが、実はバタバタしていまして、ちゃんと演技を見れていません😅

 

二番滑走に、友野くん登場!!

今季SPは、ザ・アイスで見て、涙が出そうになった『Underground』、コリオby ジェフリー・バトル。

 

 

いやーーーー。今シーズンの友野くんは、腕と指先が美しいったらない😍

冒頭のコンビネーションは、完璧に軸の4Tから、3Tがほどけた感じで2Tに。

 

そして、そして、続く4Sを完璧に降りた後の美しい着氷のあと、両腕をクルッとひっくり返すのですが、その腕の美しいことよ!! 思わず、唸りました。

 

3Aは、間違いなく、ワンピース・オン・アイスのフィナーレで跳んでいたのが、生きていると思いました。高さがあるだけでなく、着氷がすーーっと流れて美・美!!

 

そして、スピンがキレッキレなんです。

キレッキレな上に、腕と指先が今までより美しいので、キレキレ感が増して見えました。

コリオのメリハリもすごい。そして、ステップのスピード感。プログラム全体を通して、昨シーズンまでより滑るスピードが速く感じたし、なめらかで清らかで、息もつかせぬ演技に、鳥肌が立ちました。今日、一番の感動。

 

得点は93.55点で、暫定トップに。

 

 

キスクラでは、「うん、まぁ、このくらいかな」という感じで、

平池コーチ with ブラック手袋と、うなずき合っていました。

にしても、平池コーチ、ホワイト系のスーツにブラック手袋で、“ゴルゴ13味”が25%増量されてました。その服、どこで買ったんですか?全国の平池ウォッチャーのために、何か一言、カメラに向かってかましてくださいよ!!

いや、とにかく、友野くんの演技、最高でした。

 

次の次の滑走に、アダム・シャオ・イム・ファ登場。

同じく、ザ・アイスで初めて見た新SP『The Prophet』(ケージ・タナカ氏も滑っていた『メモリーズ』)。

 

 

冒頭の4回転ルッツは、両足着氷だかオーバーターンだか忘れましたが、成功しませんでした。

3A、4T+3Tは盤石。そして、なんといっても、つなぎの動きが丁寧に“演技”されている。

そして、ステップが、ツルッツルでクルックルの心地いい一筆書き。体幹がすごいので、ブレがまったくなく動いていきます。

 

ザ・アイスのときは、作品としての輪郭がはっきりしていなかったのですが、

今回はメリハリもついていて、別物でした。

得点は、95.17。ルッツが成功しなかったので、もう少し渋い点数かと思いましたが、けっこう出た印象です。

友野くんのコンビネーションが4回転+2回転だったので、その差もあるかも。

 

そして、今シーズン、来るんじゃないかと思っている島田高志郎選手は、第二グループ。

ステファンと笑顔でグータッチをして、リンクへ。

プログラムはもちろん、『Sing Sing Sing』です。

 

このバナータオルかわいい。ほしい。


昨シーズンの後半も、心からこのプロを楽しんでいるのが感じられましたが、

今年はさらに一切の照れなしで、曲そのものになっていました。

ワンピース・オン・アイスのサンジもプラスになったのかな??

 

これは、私の偏見ですが、日本人で『Sing Sing Sing』を、見る側を恥ずかしくさせずに演じられる人は、多くないと思ってます。

曲が始まり、音楽が高志郎くんの身体を伝わって動きだすと、ノリノリで手拍子しちゃいます。

 

冒頭の4Sは、しっかり決まりました。ここが決まると、このプロは盛り上がります。

続く、コンビネーションも決まって、「うぉーーー。このまま行け、行け、行け~」と興奮したところで、3Aで転倒。惜しい、惜しい、惜しい!!

 

しかし、曲の世界観は崩れません。めちゃくちゃ幸せそうに、楽しそうに、Sing Sing Sing。多幸感あふれる表情と演技でした。

 

得点は、79.57。転倒があったとはいえ、もうちょっと点数が欲しかったなぁ。

しかし、フリーの『死の舞踏』が待ってます。私が、この大会で一番見たいのは、島田高志郎の『死の舞踏』です。

 

SPを終えた順位は、

1位アダム・シャオ・イム・ファ 95.13

2位友野一希 93.55

3位島田高志郎 79.57

4位ルーカス・ブルサード 69.99

 

上位3人は動かない気がしますが、

僅差の1、2位は、どうなるでしょうか。

とても楽しみな展開になってきました。