こんにちは。今日から、ジュニアグランプリのブタペスト大会が始まります。
YouTubeの公式サイトで観戦できます。
- 17時15分から男子SP
垣内珀琉 選手 - 21時30分からペアSP
- 2時15分から女子SP
村上遥奈 選手
柴山歩 選手 - 明日18時30分からアイスダンスRD
さて、先日の日本大会に、ロマン・ポンサール元選手が、
フランス男子のフランソワ・ピトー選手と女子スイスのユージニア・セクロフスキー選手のコーチとして参加していました。
その一日を追ったビデオが公開されています。
One Day With: Romain PONSART (FRA) | Osaka 2023 | #JGPFigure - YouTube
動画の冒頭で、これまたコーチとして来日していたミハル・ブジェジナと再会するシーンが。
かつて、ラファの元で共に練習していた2人がコーチとして再会する。
時の流れを感じます😢
動画のざっくりとした流れは、
①ブジェジナ兄貴に、「今回、スイスの選手にもコーチとして帯同しているけど、スイスのユニフォームを持ってない。『まさか、フランスのジャケットでキスアンドクライに座らないよね』って言われて、何を着たらいいの??」って、誰かとメールした話題。兄貴、乾いた笑い。
②はーい。ロマン・ポンサールです。フランスとスイスのコーチをしています。ジュニアグランプリ大会で大阪に来ていて、リンクの上で演技できればいいのですが、今回はコーチとしてここにいます。これが、コーチとして初めてのシーズン。コーチ業をとても楽しんでいますし、ここ大阪に来られて、本当にわくわくしています。
今日は、教え子たちのフリープログラムのランスルーの日です。
③フランソワ、僕、リンクにスマホを落としちゃったよ。
フランソワ選手が拾ってあげる→ポン様「メルシー」
④このような練習で僕がまず確認するのは、このリンクに適応すること。スケーターにとって、新しい環境だから、リンクのサイズや雰囲気を把握すること。日本に着いて初めての練習なので、スケーターのスタミナがあまりないように思うので、セクションごとに一つ一つ確認していって、最後はスピン。練習を見ているコントローラーに、レベルを見せます。
⑤お昼のランチタイムだけど、フランソワが男子の他の選手の練習を見たいというので、フードラウンジからおにぎり等を持ってきて食べながら見ます。日本は食べ物がおいしいので、本当にラッキーです。フランソワ選手もうなづく。
その後、滑走順の抽選。フランソワ選手は2番目。
⑥今回コーチする2人の選手は、まったく違うタイプ。ユージニアは、初めてのグランプリ大会で、とてもストレスを感じている。なので、緊張を取り除いて、この経験を楽しむように、結果は横に置いて、この経験から彼女が何かを得られるように努めています。
一方の男子フランソワは、ファイナル進出を目指しています。彼は、初めてのジュニアグランプリバンコク大会で2位になりました。ファイナルに進むために、表彰台に乗ることを目指している。だから、自信を持つこと、自分を信じること、いつもより、うまくやろうとせず、練習でやっているのと同じことをやれるようにアプローチしている。なぜなら彼は、試合当日に、いつも以上の演技を見せたいと思うタイプのスケーターだから。
ユージニア選手にポン様「ちょっと固いから、もっとリラックスして。この瞬間を楽しんで」。
「どうかなぁ。とても楽しむことなんてできない。すごく緊張しているから」「ははは。大丈夫、いけるよ」
練習後、ポン様「ユージニア、よくやった。誇りに思うよ。本当にいい練習だったよ」
ユージニア「ありがとう。もっと練習したいわ」
⑥試合では、フランソワ選手がシーズンベストを更新。逆転で1位に。
キスクラで抱き合い、号泣するフランソワの背中をさするポン様。
いやー、実は、かなりすごいことではないですか?
コーチ初年度に、教え子がジュニアグランプリ大会で優勝。ファイナル進出ですよ。
ユージニア選手も15位。
選手目線も残しながらの、穏やかなポンサールコーチ。しかも、イケメン。
コーチとしても人気が出そうです。
選手の演技中、リンクの壁の高さまでしゃがんで、
ジャンプが成功したらバンバン叩くところなんか、ラファ親父譲りですね。
フランソワ選手の演技後の客席のフランス国旗がすごい。
ポンサールファンの方々もいるのかな。
そして、キスアンドクライが、他大会の追随を許さないほどチープで驚く。
ブタペスト大会では、キスアンドクライも注目です。