こんばんは。
報道ステーションの宇野昌磨×松岡修造インタビュー、
【王者が「久々に熱く」なった理由】、
すごくよかったです。
いろんなもやもやに、すっきりと答えをくれました。
グランプリファイナルが、めっちゃめちゃ楽しみです。
今年に入って、昌磨の応援については、
私は何度も立ち止まり、迷走していました。
「結果や競争はもういいので、表現を追求したい」と言われても、
もともと表現力はあるし、
他のトップスケーターたちも、「ジャンプだけじゃなく、表現を」って言い始めているし、どうなんだ?と。
そもそも、グランプリファイナルや世界選手権、全日本選手権に出る以上、
「順位や勝敗にこだわらない」って、昌磨の性格からしてあり得るのか?と。
だけど、徐々に言葉に変化が表れ始め、
今回のインタビューで、昌磨は明言しました。
「戦う」という言葉は、僕も、一昨日までなかった。
つまり、一昨日、「戦う」という言葉が復活したということです。
これは、NHK杯後のインタビューなので、
たぶん、現地入りしたあたりで、戦う気持ちが復活したのだと思います。
🏷️インタビュー内容をざっくりお伝えすると、
宇野昌磨選手は、今回のグランプリファイナルについて、
「世界のトップ争いをさせていただいている中で、
たぶん一番ハイレベルな戦いになる。」「僕は初めて、この4人が刺激し合ってやっていくのが楽しみだなぁと思います。」
修造氏ナレーション)
昌磨さん史上、もっともハイレベルと称する今大会。
実は、フィギュアスケートで大台と言われる300点を越える選手が、なんと4人もいるんです。
マリニン、アダム、鍵山優真、宇野昌磨の写真とパーソナルベストの写真。
修造氏ナレーション)
鍵山選手の「宇野選手に本当にまだまだ追いついていきたいなという部分があるので、そこを目指していきたい」という言葉が、昌磨さんの心を動かしました。
どうしてこの言葉が、昌磨さんに刺さったのか。
昌磨)「憧れてくれてるって言ってくれたのに、僕より高い存在にそのとき鍵山選手がいたので、今の自分が恥ずかしいなって思わされた」
なんて、素直。そして、謙虚。
「彼に取っても、ちゃんと胸を張って、『尊敬、憧れている』と言ってもらえる選手でいたいというのが、僕のモチベーションが再び出るきっかけになりました」
ちゃんと大きな壁でいたい。
小さな壁だと、「あれ、超えたのかな??」というふうに思われると、
みなさんのちゃんとしたやりがいにはならない。
修造氏)すっごく斬新なのは、シーズン前に昌磨さんから「戦う」っていう言葉が出てこなかった。
昌磨)僕も、一昨日までなかったです。自分のやってきたことを出す。それは変わらないけれど、久々に「ちょっといいものを出したい」と思いました。
「前ほどのモチベーションがないっていうのが、にじみ出てしまっていたので、発言とかも、すごいメディアの方は難しいだろうなと思っていた」と。
でしょ、でしょ、でしょ!!
メディアの方だけでなく、ブログの方も思ってましたよ😰
昌磨から、「僕がやりがいになれるように頑張ります」という言葉も聞けました!!
このブログは、書きたいことを書いちゃってるブログなので、
昌磨の今シーズンの発言について、
「『後輩が目標にするような存在になれているなら、その責任を全うしたい』と、『闘争心がない』は矛盾する気もする」と書いたこともありました。
「闘争心のない世界王者を、後輩が目指したいと思うのか」っていう不安は感じていたんです。
だから、今回の放送を見て、
「あぁ、やっぱり」というか、違和感の正体を共有できたし、
カチッと昌磨のスイッチが切り替わった音が聞こえたようで、
今、とても興奮しています。