オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

マリニン君、昌磨を語る(olympics.com)

こんばんは。深夜から、全米選手権が始まりますね。

男子の優勝は、何がどう転んでもマリニン君だと思いますが、

久しぶりのジェイソン・ブラウン選手の登場も、楽しみです。

 

昨シーズン、今シーズンと、ジェイソンは、ブランプリシリーズはパスして、

でも、世界選手権での枠取りに、ジェイソンの安定性が必需品の米国スケート連盟から頼まれて(たぶん)、全米選手権から登場しています。

新しい競技生活のパターンとしても、注目しています。

 

女子は、アンバー・グレン選手が、

ついに、テクニック、表現力、ポージング、衣装、メンタル等々すべてが合致したシーズンを迎えようとしています。

全米女王になってほしい!!

 

さて、そんな全米選手権前に、オリンピック・ドットコムに掲載された、マリニン君インタビュー。3ブロックに分かれていて、1ブロック目は、宇野昌磨選手(鍵山選手にも言及)について語っているので、その部分を意訳します。

 

この写真は記事内のものではありません。

Figure skating: Ilia Malinin on how Uno Shoma, Kagiyama Yuma are pushing him - Exclusive

 

【独占インタビュー】イリア・マリニンは、宇野昌磨と鍵山優真が、どのように自分のやる気を後押ししているかを語った。

 

19歳の彼は、今週末1月25日~28日に開催される全米選手権で、2年連続の国内タイトルを狙っている。しかし、同時に3月の世界選手権にも目を向けており、「しっかりした試合をしたい」と話す。

(ニック・マッカーベル記者)

 

今週(1月25日~28日)、オハイオ州コロンバスで開催される全米選手権のタイトルを守る準備をしている19歳のイリア・マリニンは、

自分がモチベーションを維持できているのは、2人の国際的ライバルのおかげだと確信を持っている。

 

「ちょっと、待って。“ライバル”という表現は、止めてください🙅‍♂️」と、彼は続けた。

 

「僕は、一緒に試合に出る誰に対しても、ライバル心は持っていません」と、

私たちとの独占インタビュー中に、彼は言いました。

このインタビューは、先月のグランプリファイナルで初優勝した後に、行われたものです。

「僕らは常に、互いをリードしようとしているように見えると思います。でも、それは、フィギュアスケートの面白さで…僕らは常に、様々な面でより良くなるために、互いのモチベーションを高め合い、上手くなるのを後押ししようとしているんです。」

 

マリニンは特に、共にグランプリファイナルでメダルを獲った、宇野昌磨と鍵山優真に言及した。

二人は、日本のオリンピックメダリストで、宇野は、世界選手権タイトルを2度獲得している現世界王者である。

マリニンは、2年も経たないうちに、宇野昌磨が憧れの対象から仲間になったことが、今でも信じられないと話す。

 

「特に昌磨は、この数年間、試合で競ってきましたが、僕が技術面、芸術面を向上させたいと思うように促してくれたのが、本当に素晴らしいと思います」と、マリニン。

 

「彼もまた、僕(マリニン君)の存在が、自信とメンタル面の向上に取り組まなければと思わせてくれた、と言ってくれたことも知っています。だから、今、僕らがお互いに敬意を持っているっていうのは、すばらしいことだと思います。互いに、モチベーションを上げるのを助けているような関係です」

 

「昌磨と優真は、自分自身を追い込む、本当によい挑戦をさせてくれました」とも、付け加えました。

 

この3人の次回の対戦は、3月の世界選手権の予定です。大会は、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けた、中間点です。オリンピックの予告編になるでしょうか?

 

以上です。

全米選手権では、敵なしの環境でマリニン君がどういう演技をするかにも注目しています。

やりたい放題、出来ることをプログラムに“全部乗せ”したら、ものすごい点数が出ると思います。

それを見て、昌磨と優真くんと佳生くんが、世界選手権に向けて奮い立つ様子が目に浮かびます。