こんにちは。全米選手権は、ご覧になってますか?
平日金曜日の明け方に見ている人なんて、多くないと思いますが…
私は、アンバー・グレン選手の雄姿が見たくて、パソコンの前にスタンバイ。
女子SPの最終グループだけ見ました。
見終わって、一つだけ、言いたいことが…
本日のアンバーは、キレキレ&ノリノリ(古っ)。
ジャンプの回転も速く、着氷も爽快。
ノーミスで『Heads Will Roll』を、かっ飛ばしました。
3F+3T ◎
2A ◎
3Lo ◎
趣向を凝らしたステップに、力強いスピン。
これまでで、最高のSPと言ってもいいくらいの出来でした。
それにしても、ケイトリン・ウィーバーは、
振付師としての才能がすごいことになってますね。
ジャンプの前の細かいコリオを見るのも楽しい。
アレンコーチも、リンクサイドでガッツポーズ。
お願いだから、いい点数をプリーズ~~
と思ったら、出ました、74.98!
オーマイガッ、オーマイガッを繰り返すキスアンドクライのアンバーに、
朝からしあわせな気分になりました。
もちろん、暫定トップです。
続いては、最終滑走のイザボー・レヴィート。
最近、体調が思わしくないようでしたが、
なんと、SPを変えてきました。
米国スケーターが焦点を合わせているのは、やはり全米なんですね。
プレシーズンから滑りこんできた『Yarning』(エスニックな曲調に手の甲に蛇さんがいる衣装のやつ)から、
王道の『ネッラ・ファンタジア(ガブリエルのオーボエ)』へ。
必死に演じているように見えた蛇さんプロ(Yarning)より
まさにイザボーワールドそのもののプログラムで、気持ちよさそうに演じていました。
ジャンプの跳び方は、回転でねじ伏せるロシア風のままではあるけれど、
見ていてしんどかった蛇さんプロよりも、断然よかった。
ただ、スピンは、2つともミスが出て、特に最後のスピンは、ビールマンでよろけて、手が外れてしまいました。
得点が出るまでに、かなり時間がかかって、
「厳しいジャッジになるのでは」と心配されましたが・・・
結果は、75.38。
えっ?? アンバーより上なの??
えっ??
よくわからないけど、キツネにつままれたような感じで終わりました。
全米だから、点数はどれだけ高くてもいいと思うし、
順位も、外野の私があれこれ言うことでもないのでしょうが、
「米国スケート連盟は、イザボー推しなんだろうな」というのが、ヒシヒシと伝わってきました。
マリニン君とレヴィートちゃんで、
米国スケート界をもう一度、盛り上げていかなければならない。
…ということだと思います。
良いと思います。
なんとなく、フリーはもう見なくてもいい気もしてきました。
みなさんの感想は、いかがだったでしょうか。
あ、平日の朝から見ていた人は、いないか。
以上、独り言でした。