オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

試合前から心を揺さぶる宇野昌磨

こんばんは。このあと1時から、ペアの演技が始まります。

いよいよ、世界フィギュアの開幕です。

 

りくりゅうは、フリーを『ウーマン』に戻したそうです。2人のSP演技時間は、4時26分予定。

四大陸選手権をパスしたので、二人がどのような状態で、どんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみにしています。がんばれ~

 

しかし、公式練習が始まってからは、昌磨の情報や現地に行かれた方々の写真、レポートを追うのに精いっぱい、そして胸がいっぱいなので、

りくりゅうやかおちゃんの情報をきっちり追えていないし、

昌磨と競うマリニン君やアダム、ゆまちやジュンファンがどういう状態なのか、まったくわかりません😅(佳生くんは知ってる)

 

ただ、もう、宇野昌磨選手の公式練習やインタビューがすばらしすぎて、始まる前から私にとっては“優勝”なんです。

 

彼の言葉でぐっときたのは、

 

【世界フィギュア2024】宇野昌磨 男子公式練習&インタビュー - YouTube

彼(ステファン)にとって満足できる演技を僕はしたいと思ってますし、
今日の練習を振り返って、彼がどんな気持ちかどうかわからないですけど、二人でこの試合を最後まで戦い抜いて振り返ったときに「あのときよかったね」と思えるような試合にできたらなと思ってます。

 

宇野昌磨、世界選手権3連覇に向けて恩師と集中トレーニング「優勝できるように最善を尽くしたい」(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

「全力は出し切ると思います。でも笑顔で終わっていてほしいなって思いますね。表に立つ時間は有限だと僕は思っている。 僕自身が世界選手権が終わった瞬間や、1つ1つの試合の終わった後に笑顔でいてほしい。それが後々振り返った時にめっちゃ悪い演技でも、めっちゃいい演技でも笑い話とか自慢話になる。 悲しまなくてもいいだけの日々を送っていたんじゃないって、僕は思っています」

 

二人でこの試合を最後まで戦い抜いて

 

悲しまなくてもいいだけの日々を送っていたんじゃないって、僕は思っています。

 

昌磨とステファンの軌跡を思うと、涙腺がゆるむ。

いろいろな思いがあるんですけど、

 

まずは、“集大成”という言葉が出てき始めた今日この頃。世界選手権の先になにが待っているのか、一抹の寂しさを感じつつも、

“集大成”と位置付け、意気込み、覚悟を決めなければ、この世界選手権を戦い抜けないのだと、思うようになりました。

 

そして、目標は「自己満足、表現を」と話していたシーズン序盤が信じられないような、異次元の戦闘モードに入った現在が、熱すぎる。うれしすぎる。

 

ステファンと昌磨の本気を見せてもらっていることが、応援してきた者としては、しあわせすぎる気分です。

ステファンの赤いコートは、勝負服なのだろうか。

 

もう一つ、宇野昌磨という選手の無限の進化に驚いています。

引退かと思われた平昌オリンピック後、怒涛の2019年シーズンを経て不死鳥のようによみがえり、北京オリンピックで再びのメダル獲得。

「ここが天井か」と思われた北京オリンピック直後に、週単位、月単位での進化を繰り返し、技術と芸術を両立した異次元の領域へ突入。

そこから世界選手権二連覇で、「さすがにここが天井か」と思われた今シーズン、無我の境地に達したような、さらなる進化。

 

試合結果がどうであれ、私にとっては、もう“優勝”って気分です。大満足です。

 

願わくば、昌磨とステファンが笑顔で抱き合って、互いの健闘を讃え合えるような結果が訪れますように。

 

こんなに心躍る世界選手権が待ってるなんて、想像もしていませんでした。

これだからフィギュアスケートファンは、やめられない。