オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「ゾワッとくるような演技を」宇野昌磨~世界一へのプログラム~

こんにちは。東京は快晴。風もなく、だいぶ暖かくなってきました。

 

さて、昨夜の「サクラ咲くフィギュア 〜世界一へのプログラム -」は、宇野昌磨選手でした。

長い番組ではありませんでしたが、私は収穫がありました!

 

テレビ画面の直撮りなので粗いですが…

 

 

こんな表情で、「ジャンプだけを頑張って練習する選手になっていた自分が嫌だなって…」とか「表現を頑張ってみたい」と言われましても、

すでに表現も表情も突出している…と思いました。

 

その目標が具現化された存在が、ステファン・ランビエール。

「僕は彼が世界で一番スケートがうまいと思う」と、昌磨。

 

私の収穫その①は、鉄腕アトムみたいな昌磨のヘアスタイルです。

 

 

山二(Yamani) 鉄腕アトム トコトコぬいぐるみ

*この画像はAmazonリンクを使用しています。

 

トップの髪が逆立っている寝ぐせは何度も見ていますが、

毛量の多さを前面に打ち出した“鉄腕アトム風”は、初めてみました。

 

「『鏡の中の鏡』は私が見つけて気に入り採用したいと思いました」とステファン。

「私にとっては一つの章を締めくくり、新しい章を開くイメージでした」

 

 

昌磨も、

前半は今までの過去の自分

後半はこれからの自分を表現

 


ここまでは、既出だったと思うのですが、

収穫ポイントその②は、「宇野選手が後半意識していること」。

 

後半ずっと同じ曲なので、

聞く人によっては、なんだろう…怖さではないですけど

ゾワッとくるような音楽かな、と僕は思っているので

そういう演技がしたいです。

 

私は、「鏡の中の鏡」は、穏やかな気持ちで京都龍安寺の縁側に座り、枯山水の庭園を眺めているような心地になっていました。

 

しかし、それではいかん! と反省。

 

もっとおどろおどろしさ、凄み、怖さを感じつつ、

軽く打ち震えながら このプログラムを見てみたい、と思い始めました。

新たな鑑賞の視点をもらった思いです。(やや大げさ)

 

ちょっと人間らしくないというか、すごい機械的に淡々と迫ってくる感じをできたらなっていうのを思います。

 

 

「淡々と迫ってくる」っていうのは、新しいパターンかも。

映画「ターミネーター」のイメージか?

 

ターミネーター(吹替版)

この画像はAmazonのリンクを使用しています。

 

世界選手権では、ゾワッ、ゾクッ、コワッ。

このあたりが、楽しみかつ期待される表現になってきました。

衣装も怖くなっているとうれしいな。

 

番組恒例?の「桜のサクラ咲くキュンポイント」は、

「トリプルアクセル着氷後の脚と首の動き」でした。

ジャンプを着氷すると同時に イーグルしつつ 首をよどみなく旋回

抜群の柔軟性を生かした ザ・宇野昌磨 という動き

王者の演技は 一秒たりとも見逃せません。

 

それほど期待していなかったのですが、

世界選手権の演技を楽しみにさせてくれる番組でした。