オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨くん、ありがとう。

いろんな感情が入り混じっているので、

何を書こうか、うまく言葉が出てこないのですが。

 

今、言えるのは、

「宇野昌磨選手、ありがとう」かな。

 

NHK杯からの短い間で、気持ちを切り替えて、もう一度必死に練習して、

SPとFPで、これだけすばらしい、ものすごい演技を見せてくれて。

 

今日の演技の最後に、ゆっくりと時間をかけて、最後のポーズへ。

 

 

タイムオーバーを取られてしまったけれど、この動作には意味があるのだと思う。

 

私には、長い戦いを終えた戦士が、刀を鞘に納めたようにも見えて、

時間が経つと共に、いろんな思いがわいてきます。

 

でも、それは、きっと私の考えすぎ。

 

金メダルではなかったけれど、

マリニン君に、圧倒的な点差を付けられてしまったけれど、

qマークがいくつか付いて、105.86だったTESが98.95に減ってしまったけれど、

 

今日の『timelapse/Spiegel im Spiegel』で、

私は昌磨と一緒に旅することができたし、

パンクした3Aのリカバリーで、久しぶりに3A+1Eu+3Fを見せてくれたのも、

過去のシーズンがよみがえってきたし、試合の戦い方として、すごく燃えました。

 

「やっぱり、宇野昌磨は世界王者だ」という演技だった。

 

演技中に何度も拍手して、スタオベして、

あっという間に終わってしまった演技。

今まで見た『timelapse/Spiegel im Spiegel』の中で、

体感は、最短でした。

やっぱり、宇野昌磨の演技は、2分しかないと思う。

 

演技が終わった昌磨を、「サンキュー」と言って迎えたステファン。

 

キスクラで、採点表を見ているときの二人の表情に、

何かを感じたり、感じなかったり、ちょっと気になっちゃったり。

 

 

銀メダル、おめでとう。

フィギュア史に残る戦いの中で、手にしたメダル。

守りではなく、攻めの銀メダルだったし、

「まだまだ、トップスケーターは宇野昌磨だ」という思いを強くしたけれど、

マリニン君も、驚異的にすごかった。どれだけ練習を積んだのだろうか。

 

 

ふぅ~。

今日は、宇野昌磨選手を応援してきたことを、とても誇らしく思いました。

4回転ループを跳びにいく昌磨を見ながら、

「信じてる、信じてる」と唱えている自分を、「何様だよ」と客観視しながら、

それにこたえて4回転すべてを、転倒せずに着氷していく昌磨に、尊敬しかありませんでした。

いやぁ、あなたは本当にすごい人ですね、昌磨くん。

 

テレビで見ようと思ったのですが、

アダムの演技についての町田さんの解説が細かすぎて、

「タイプライターを打つ音が聞こえ、ファックスを送り、届いた紙を飲み込んで…」と、コリオの意味はわかったけれど、

これをケヴィンのボレロで聞かされたら台無しだなと思って、

有料配信に切り替え、画面左上のカウンターを隠して見ていました。

 

だから、昌磨の演技をものすごく集中して見ることができたのは、よかったと思います。

昌磨のときのまっちー解説がどうだったのか、見てみたい気がします。

 

日本スケート連盟 on Instagram: "自分の力は出し切れたかなと思います。 点数、細かいところを狙うよりも、まずはコーチをはじめ身近な人たちに納得してもらえる演技を目指しているので、その点ではよかったかなと思います。 #宇野昌磨 #GPFinal #GPFigure #フィギュアスケート #StephaneLambiel"

 

ステファンの眼を見て、泣きそう。

おやすみなさい。