いろんな感情が入り混じっているので、
何を書こうか、うまく言葉が出てこないのですが。
今、言えるのは、
「宇野昌磨選手、ありがとう」かな。
NHK杯からの短い間で、気持ちを切り替えて、もう一度必死に練習して、
SPとFPで、これだけすばらしい、ものすごい演技を見せてくれて。
今日の演技の最後に、ゆっくりと時間をかけて、最後のポーズへ。
タイムオーバーを取られてしまったけれど、この動作には意味があるのだと思う。
私には、長い戦いを終えた戦士が、刀を鞘に納めたようにも見えて、
時間が経つと共に、いろんな思いがわいてきます。
でも、それは、きっと私の考えすぎ。
金メダルではなかったけれど、
マリニン君に、圧倒的な点差を付けられてしまったけれど、
qマークがいくつか付いて、105.86だったTESが98.95に減ってしまったけれど、
今日の『timelapse/Spiegel im Spiegel』で、
私は昌磨と一緒に旅することができたし、
パンクした3Aのリカバリーで、久しぶりに3A+1Eu+3Fを見せてくれたのも、
過去のシーズンがよみがえってきたし、試合の戦い方として、すごく燃えました。
「やっぱり、宇野昌磨は世界王者だ」という演技だった。
演技中に何度も拍手して、スタオベして、
あっという間に終わってしまった演技。
今まで見た『timelapse/Spiegel im Spiegel』の中で、
体感は、最短でした。
やっぱり、宇野昌磨の演技は、2分しかないと思う。
演技が終わった昌磨を、「サンキュー」と言って迎えたステファン。
キスクラで、採点表を見ているときの二人の表情に、
何かを感じたり、感じなかったり、ちょっと気になっちゃったり。
銀メダル、おめでとう。
フィギュア史に残る戦いの中で、手にしたメダル。
守りではなく、攻めの銀メダルだったし、
「まだまだ、トップスケーターは宇野昌磨だ」という思いを強くしたけれど、
マリニン君も、驚異的にすごかった。どれだけ練習を積んだのだろうか。
ふぅ~。
今日は、宇野昌磨選手を応援してきたことを、とても誇らしく思いました。
4回転ループを跳びにいく昌磨を見ながら、
「信じてる、信じてる」と唱えている自分を、「何様だよ」と客観視しながら、
それにこたえて4回転すべてを、転倒せずに着氷していく昌磨に、尊敬しかありませんでした。
いやぁ、あなたは本当にすごい人ですね、昌磨くん。
テレビで見ようと思ったのですが、
アダムの演技についての町田さんの解説が細かすぎて、
「タイプライターを打つ音が聞こえ、ファックスを送り、届いた紙を飲み込んで…」と、コリオの意味はわかったけれど、
これをケヴィンのボレロで聞かされたら台無しだなと思って、
有料配信に切り替え、画面左上のカウンターを隠して見ていました。
だから、昌磨の演技をものすごく集中して見ることができたのは、よかったと思います。
昌磨のときのまっちー解説がどうだったのか、見てみたい気がします。
ステファンの眼を見て、泣きそう。
おやすみなさい。