こんばんは。フィンランド杯が始まりしまた。
もうすぐ20時から男子フリーの演技が始まります。
(滑走順と時間は記事の最後に記載)
そしてとても残念なお知らせが…
ジュンファンが棄権します😨
怪我の影響なのかな…ショート7位で
表彰台は難しそうだし
グランプリファイナルでも見られなくなりました。
残念だけど、来たるオリンピックシーズンに向けて
怪我からの回復を最優先してほしいです。
昨日の男子ショートの印象は
ものすごく練習してきたことがわかる選手、体の動きがキレキレの選手でも
ジャンプでミスが出てしまう厳しい氷でした。
■第1グループのマカール・スンステブ(FIN)は
ジャンプが全滅だったけれど、イナバウアーの美しいポーズが記憶に残りました。
■お馴染みのバルター・ビルタネン(FIN)もジャンプが決まらず。
■ウラジーミル・サモイロフ(POL)は、4回転サルコウが決まっておおーっと思ったけれど後が続きませんでした。でも動きがダイナミックな選手として印象に残りました。
■カムプル君は今季は学業が忙しいのかな。まだ調子のいいときの演技を見られていません。きっとオリンピックの代表選考がかかる時期になったら、しっかり照準を合わせてくると思います。
■そして、ダニエル・グラッスル(ITA)。ショパンの「夜想曲」はとてもいいと思います。
振付はブノワ・リショーさんですよね。最弱の中で丁寧に滑ることで演技が洗練された印象。4回転ループも決まったし!
引き続き意味がわからないのは、手の甲の「?」マーク。
いや、クエスチョンがあるのは見ているこっちなんですけどね。彼は被害者だったのかもしれないし何とも言えないですが、プログラムに没入するのを邪魔する衣装だと思う。
■そして、アレクサンドル・セレフコ(EST)は、キスクラのコノノワコーチの表情が好きすぎる😆息子を無視する母親みたい。
だけどジャンプ全滅して8位ってすごいですよ、お母さん!
■昨夜の私的ハイライトは、第2グループの第一滑走友野くんでした!
怪我が心配だったけどリンクに登場したときの表情が、なんか会場を沸かせてくれる予感。
4T+2Tをカーンと着氷したのも爽快だったし、4Sを降りた瞬間も大拍手~~
1本目の4回転が成功したら2本目が…という傾向を打破しました。
アイスショーでガンガン飛んでたアクセルは、すっかり友野くんのお友だちに♡
骨盤を痛めていると聞いていたので、ステップとても心配しましたが
無事にレベル4の表示が出たときはほっとしました。
(ヘンレッティさん)
「カズキがヘルシンキの男子シングルで初めてノーミスの演技を披露した。この盾大会に参加するにあたって怪我を抱えながらフランス杯で優勝したアダム・シャオ・イム・ファやオリンピックタイトルを獲得した羽生弦結にインスパイアされたそうだ。怪我はどのスケーターも経験することだ、と」
「数々の素晴らしいアイスショーで日本のスケーターは大勢の観客の前で演技をする機会を与えられている。カズキはオフシーズンにそれらのショーに参加し、すばらしいスケーター荒川静香、羽生弦結、高橋大輔などからエンターテイメント性とスキルの深さを学んだ。プレゼンテーション項目は彼のもっとも高いポイント」
関係ないですが「Tshegue」の歌詞が毎回空耳アワーで
「ママが夜遊びをアピール」「パパが夜ワザをワンピ―ス」とかって聞こえるのですが、みなさんも何か聴こえてますか?
で、友野くんがいい滑りをするとそこから神大会が始まる…というシーンを何度か見た記憶があります。
次がケヴィン・エイモズだったので「これはおととしの世界選手権の流れでは!」と。
■ケヴィンもキレキレでしたよね。4T+3T決めて、3Aも決めて「またまたノーミス号泣が見られるか?」と思ったらルッツでパンク。
すごいのは、ルッツを失敗したあとキレキレ度が増して見事な演技が展開されたこと。ステップに審議マークがついてレベル3になったのが残念すぎました。フリーがとても楽しみです。
■草太くんは練習を積んできたのが伝わってくる4T+3Tだったのに、4S惜しかった。草太くんやジュンファンのように一蹴りでたくさん進むスケーターにとってはリンクが狭いのかな?
フリーは美しい「Sogno di Volare」で表彰台まで駆け上がるのが見えます。
■ジュンファンは…4回転サルコウで転倒して壁に激突してしまったとき、立ち上がる反応が遅かったような気がした。怪我に影響がなければいいのですが…
■鍵山優真選手は、演技全体が「お手本」のようでした。
4回転サルコウなんて、いったん体が場外に飛び出したのにブーメランのように戻ってきましたよね?謎だ…🤔「着氷はいかなる時もまっすぐに」っていうのが身についているのかも。
で、みなさんがジャンプミス続出で「氷が悪いのかな?」と思われたところに、この完璧すぎる演技。口あんぐりでした。
■そんな当然100点超えのゆまちの後に登場したブリッチギー選手。
彼も怪我をしていたと記憶していますが、持ち味の骨太な演技を取り戻していました。
ただ、私はセリフで構成される曲は好きではないと再認識しました。
途中から入っているのはチャプリンの「独裁者」のセリフですよね?(違ったらすみません)。激しすぎて疲れました。
■またまた話はそれますが、何か月か一年前か忘れましたが
ロシアでプロ・アマスケーターが参加して芸術性も競うコンテストが開かれまして…賞金がけっこうな額だったのですが
みなさん趣向を凝らして演技をした中、ロシアの有名な詩人の詩を読みながらリンクを周回したヤグディンが優勝して物議をかもしたことがありました。
ブリッチギ選手の演技とはまったく関係ありませんが、曲の中のスピーチを聴きながらなんかそれを思い出しました。
おっとそろそろ男子フリーが始まりますね。
1.バルター・ビルタネン20時00分
2.マカール・スンステブ 20時08分
3.カムデン・プルキネン 20時15分
4.ウラジミール・サモイロフ 20時23分
5.アレクサンドル・セレフコ 20時31分
6.棄権ジュンファン
7.ダニエル・グラッスル 20時46分
8.ルーカス・ブリッチギー 20時54分
9.山本草太 21時0分
10.ケヴィン・エイモズ 21時9分
11.友野一希 21時17分
12.鍵山優真 21時24分