こんばんは。今週木曜から始まる全日本フィギュア選手権のことを考えると、浅田真央が出場するわけでもないのに緊張してしまう 種子島ぴーです。
さて、先週、私をブルーにした言葉は、羽生結弦選手の「腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くありません。」と、アンナ・ポゴリラヤ選手の「The season is over for me.」。
一方、昨夜のスポーツ番組「HERO'S」を見ていて完全にやられたのが、山本草太選手でした。
2016年にユースオリンピックで優勝し、平昌オリンピック出場を期待される中、3度の骨折と手術でリハビリの毎日。先日の西日本大会に出場した映像は見ていましたが、1回転しか跳べない段階で中部大会に出たのは知りませんでした。
私も競技は違いますが、技のレベルが違いすぎる選手たちと大きな大会で競うという恐怖を味わったことがあり、
「1回転ジャンプしか跳べないのに、前日まで迷って大会に出た」という、山本選手の勇気にまず感動。(こういうとき、感動って言葉は安っぽいですね)
そして、彼の言葉です。
「僕が平昌オリンピックの代表になることは100パーセントありませんけど、自分の中で諦めきれない0.01パーセントがあります。だから、それは目標にして全日本に出ます」。
うぉー。この言葉を聞いたとき、巨大レモンを絞って頭からかけられたみたいな気分になりましたよ。
と同時に、つい最近、何かの英文記事で、山本選手について書かれているのを見たことを思い出しました。全日本選手権の開催を伝える短い記事の中で、あえて特別に「ソータ・ヤマモトが1年数カ月ぶりに戻ってくる」と書いてあったんですよね。
うーん、何の記事だった? と、あちこち探してやっと見つかりましたー。「International Figure Skating」の記事です。
There are currently 30 men, 30 ladies, four pairs and five ice dance teams scheduled to compete. At stake: Four Continents, Olympic and Worlds berths.
Yuzuru Hanyu has not recovered from the injury he suffered at NHK Trophy while attempting a quad Lutz in practice. His participation at nationals is highly unlikely at this point, given that he has been off the ice for a month. Daisuke Murakami, sidelined by illness during the Grand Prix Series is slated to compete.
Sōta Yamamoto, the 2106 Youth Olympic champion, returns to the competitive arena after a 21-month absence. He fractured his right ankle in a practice session on March 12, 2016. This will be his first competition since that accident.
Japan has three berths in the men’s event in PyeongChang. Hanyu and Shoma Uno should be shoe-ins for the first two, but who will claim the third?
「2016年のユースオリンピックチャンピオンである山本草太が、21カ月ぶりに競技に戻ってきます。彼は、2016年3月12日の練習で右足首を骨折してしまいました。あのアクシデント以来、初めての競技会になるでしょう(*初めてではないようですが)」。
この短い記事の3分の一が、彼についてのコメント。忘れられてないし、注目されてます!と言いたい。
記事の最後は、「日本は平昌オリンピックの男子枠は3つあります。羽生と宇野昌磨は、最初の2枠に落ち着くでしょう。が、3枠目は誰に?」。
キャー 緊張する!!