トップ選手がミスを連発。みんな、どうしちゃったの??
こんにちは。種子島ぴーです。
ひゃー、フィギュアスケート団体戦、緊張しましたねー。
男子シングル第一滑走のチャ・ジュンファン改めチャ・ジュナンは、会場の空気が凍り付いた中で、「大したもんだ!」のノーミス演技。
4回転を避けて、確実性を優先したオーサーの戦略はさすがです。
ところがその後、エン・カン、パトリック・チャン、ネイサン・チェン、ミハイル・コリヤダと、心が痛むようなミスが続出。
きのう、昌磨の公式練習を見ながら織田ちゃんが、「滑りやすい、ジャンプが跳びやすそうなリンク」とコメントしていたのに、いったい何が!!
朝だからみんな体が動いていないのか、オリンピックの雰囲気に呑まれたか・・・。
ネイサン・チェンは、シニアにデビューしてからのこの2年で、最低の点数を出してしまった。
パトリック・チャンは、「引退前に悲願の金メダルを取るために、ショートもフリーも自分が滑ると話している」と聞いていましたが、こうなるとわかりませんね。
昌磨、朝寝坊を回避して会場に現る!
そんな、緊張で観客も凍り付いてしまったリンクに現れた宇野昌磨選手。朝寝坊はしなかったようでホッ(笑)
でも、6分間練習では、バックで滑っているときに軽くつまずいていましたよね?「寝起きで体が動いてないのでは」と心配しました。
目の前で、次々と他の選手が失敗するのを見せつけられてしまった昌磨。試合後のインタビューで、こう話していました。
"I have never seen them skate so poorly before," Uno said. "I was wondering if it was too early in the morning or they were too nervous because this is a special event. It made me doubt myself on the quad flip."
「彼らがあんなにひどい演技をするのを、今まで見たことがありませんでした。朝が早すぎたのか、オリンピックという特別な試合で緊張しすぎてしまったのかなと思いました。で、僕も『4回転フリップ跳べるかなー』と不安になってしまいました」(icenetworkより)
さて、なんとなくいつもより勢いのない滑り出しに嫌な予感(ビクビク)。最初の4回転フリップの着氷で転倒しかけたときは、「あーっ」と叫んでしまいました(笑)。
しかし、失敗すると冷静になるのがショーマ・パターン。ステップシークエンスで自分の世界に入り込むと、4T+3T、3Aを冷静に決めて、103.25点でぶっちぎりの部門1位となりました。
すごいよ、昌磨!!
何カ所、気付いた? 「おひさましょうま」シーン
さて、いつもリンクに笑顔を運んできてくれるお茶目な「おひさましょうま」。私が気付いた本日の「おひさま」シーンは5カ所です。
- トリプルアクセルを決めた後、0.5秒の超短「ニコッ」
- スピンからフライングシットスピンに入る前の謎の「ニヤリ」
- フィニッシュの後、ぐらついて「ふはっ」
- 点数を待つ間、別の場所を見ちゃって「指差しあれ~」
- 演技後、緊張が解けて応援席での「お眠ふぁー」
大あくびする昌磨の大映しに、「メリハリもしっかりしています」というアナウンサーの放送事故寸止めフォローもステキ。
チーム応援席いろいろ
団体戦に対する各国の温度差も垣間見えた応援席の様子。悲願の金を目指すカナダやどうしても銅がほしい米国は、選手みんなが集まって盛り上がっていました。
やっぱり、ミスしても仲間に囲まれると、いくらか気持ちが救われるよね。
一方、Olympic Athlete from Russiaとしての参加になってしまったロシアは・・・
残念な演技になってしまったコリヤダを囲んで無表情、ノーリアクションのおじ様たち。怖いよ~
心痛むミスのラッシュ。ここまでみんなの調子が悪いと、「個人戦に向けての肩慣らし」としてのメリットが大きくなりそう。
と思う一方で、トラウマになりそうな結果なので、選手が心配です。
日本は現時点で第3位とすばらしい出だしですが、このあと、どうなっていくでしょうか。もしかして、銅メダルが?! 選手の皆さんの胸に?!