こんにちは。秋より夏が好きなので、日差しが戻ってちょっぴりうれしい種子島ぴーです。
さて、宇野昌磨選手は無事にイタリアから帰国。すぐにでも練習したそうだったので、今頃リンクでもりもり滑っていることでしょう。
もう少ししたら、主要選手の初戦が出そろって分析・感想記事も上がってくると思いますが、まだあまりないですね。
とりあえず、Olympic Channelの短いロンバルデイア杯記事を、さくっと訳しておきたいと思います。
Olympic silver medallist Shoma Uno wins Lombardia Trophy | Olympic Channel
オリンピック銀メダリストの宇野昌磨が、ロンバルデイア杯を制す。
日本のフィギュアスケーターが、イタリアの大会で三年連続優勝。
日本の宇野昌磨が、土曜日にベルガモで開かれたロンバルデイア杯で、3年連続の優勝を飾りました。2018年平昌オリンピックの銀メダリストは、ベストな演技ではなかったものの、トータルスコア276.20で、難なく優勝。ロシアのドミトリー・アリエフ(250.55)とアンドレイ・ラズキン(243.45)を引き離して大会を終えました。
フリーのベートーベン「月光」では、トリプルアクセルで転倒し、大部分の4回転ジャンプもクリーンとは言えませんでした。しかし、2度の世界選手権銀メダリストはタイトルを維持しましたし、初戦の後、必ずや演技を改善してくるでしょう。
ヨーロッパ選手権銀メダリストのドミトリー・アリエフは、チームメイトのアンドレイ・ラズキンより出来のいいクリーンなプログラムを滑って、2位になりました。
イタリアのヤングスター、マッテオ・リッツォは、ホームでの試合でトータル227.97点を獲得し、4位に。転倒はありましたが、今シーズン、世界のエリートスケーターの仲間入りをするであろうことを示しました。
20歳のマッテオは人気者ですが、音楽のチョイスは、みなさんのお気に召さなかったようです。
(ツイッター引用翻訳)
マッテオ・リッツォは残念だわ。彼はお父さんのレコードコレクションを使って滑っているのかしら。昨年はビートルズ、今年はローリング・ストーンズ。彼にまったく合ってないわ。バックに古い音楽が流れる中で、動いているみたい。ショートのほうが、百万倍いいわ!!
(中略)
さてこの後は?
続く数週間で、フィギュアスケート界の大物たちが、シーズンのデビューを飾ります。
10個あるISUのチャレンジャー・シリーズの中で、ロンバルデイア杯は3つ目でした。
来週末、カナダのオークビルで、オータム・クラシックが開催されます。そこでは、宇野のチームメイトで2度のオリンピック金メダリストである羽生結弦が、平昌後、初めて大会に戻ってくるので期待されています。
ISUの一流試合であるグランプリ大会は、10月19日のスケートアメリカからスタートします。宇野は、10月26日に開かれるスケート・カナダで、2018-2019シーズンのグランプリシリーズに初お目見えします。
(翻訳ここまで)
一方、中国では
金博洋启用新难度迎挑战 体能堪忧软实力提升-千龙网·中国首都网
昨日9月17日に、中国の青島で中国ナショナルグランプリ大会があり、ジン・ボーヤンが出陣。244.18で優勝しました。
ショートでは、4回転ルッツのコンビネーション、4回転トゥ、トリプルアクセルを跳んで101.4点の100点超え!! 昌磨と同じ「髪の毛かき上げ」コリオもありました。
カナダ行きを断った後の演技披露で、プレッシャーもあったと思います。ひとまずよかった!!
しかし、フリーは、5本の4回転ジャンプを組み込んだものの、転倒2回、パンク2回、成功1回で、「難しいレベルに挑戦しているが、ルールや体力面で多くの課題が見つかった」ということです。
4回転ジャンパーにとっては特に、30秒の演技時間短縮は大変そうです。特にボーヤンは、リンクの際まで行って跳ぶので、気持ちが焦るのでは??
そして、SPでもフリーでも、演技後にファンが思い思いのぬいぐるみをリンクにガンガン投げ入れておりました。
「大会を見に行くなら、なんか投げ入れないと」って感じで、みなさん嬉々として投げ込んでました。変な文化を伝来させちゃった感があります。