オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野樹著「兄・宇野昌磨」を昼下がりのカフェで読んで、ティッシュで鼻をかむ私。

こんばんは。書店の前を通りかかったとき、「兄・宇野昌磨------弟だけが知っている秘密の昌磨」と出会ってしまった種子島ぴーです。

 

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金融オフィス街の書店だったので、本棚に1冊だけ飾ってあり、「持って帰ってください」と、表紙の兄弟の写真が私に呼びかけているようでした(笑)。

 

正直、10分で読めるタレント本みたいな感じだったらいやだな~と思っていたのですが、「しょうがないなぁ~、連れて帰ろう」とレジへ。

 

そのあと、カフェに寄って、読みふけってしまいました。

没頭して読んで1時間半ちょっと。内容は濃かったです。

 

冒頭の2人の対談だけでも、読みごたえがありました。

読みながら、思いました。「よし、昌磨を全力で応援するぞ」と。

応援する価値のある人だと思ったんですよね。

 

まぁ、全力と言っても、せいぜいアイスショーをたまに見に行ったり、テレビで試合を見たり、このブログを読みに来てくださった方と思いを共有したりする程度で、「どこが全力なんだ??」といういい加減な私ですが(笑)

 

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中味はお見せできません。すみません。

 

最初の対談ページを読みながら、なぜか涙が。

いや、ぜんぜん悲しい話じゃないんですよ。

お涙ちょうだい話は、一切はいっておりません。

なのに、本編に入っても、涙は出るわ、鼻水は出るわで、「風邪ひいてまして」っていう体で、ティッシュを出す私。

そのうち、ハンカチで目も押さえたりして、公共の場で読むには適さない一冊かもしれません(笑)。

 

なんだろう。兄弟愛にやられたのかな。愛というのも変ですが。

私にも姉がいます。美人で頭がよくて運動ができて、容姿も成績も似ていなかった私は、「本当に姉妹なのか?」と、学校の先生数人に確認されたほどでした。

 

でも、姉に対して劣等感を持ったことはありませんでした。自慢の姉。

それは、姉が私に対してもいい人であり、少しもおごったところのない人だったからだと思います。努力家の姉に対して、すぐに飽きて興味をなくす私。

そんなことも、この本を読みながら、思い出しました。

樹くんは容姿端麗なので、状況はまったく違いますけどね。

 

この本を樹くん本人が書いているとしたら、かなり文才があると思います。

とつとつと書いているのに、とても伝わってきます。

読み終わると、昌磨のことも樹くんのことも好きになる本です。

昌磨と樹くんの小さいころの写真が、いっぱいいっぱい入っています。

(かわい~、かわいすぎる。けど、お見せできません。ごめんなさい)

 

「See you again」のことなんかも出てきます。読もうかどうしようか迷っている人がいたら、私は責任持っておすすめします(どう責任を持つんだって話しですが!!)

 

本の売り上げの一部は、スポーツを愛する方々の未来のために、寄付されるそうです。

兄・宇野昌磨 弟だけが知っている秘密の昌磨

兄・宇野昌磨 弟だけが知っている秘密の昌磨