こんばんは。即位礼正殿の儀を見て、気持ちも新たな種子島ぴーです。
皇居周辺に住んでいる人の話によると、礼砲で窓ガラスがビリビリ揺れたそうです。
さて、フィンランディア杯の後、静かだった宇野昌磨方面。
フランス杯まで時間がないので、表に出ないで練習に集中してほしいと思っていましたが、そうもいかないようで…昌磨も式典に参加していました(笑)
中京大学スポーツミュージアムがオープンしたそうです。
昌磨は、平昌オリンピックで着た、トゥーランドットの衣装を寄贈。
と思ったら、寄贈ではなく、一時的な展示のようです。
あのロイヤルブルーの衣装は、本当にゴージャスで美しくて、
アダム・リッポンの衣装とスケート靴がスミソニアン博物館に寄贈されたように、
昌磨のロイヤルブルーも、どこかで保存してもらったほうがいいのではないかと思っていました。
だって、衣装にあまり興味がなさそうなので、放っておいたら行方不明になりそう(笑)
高橋大輔選手がバンクーバーで着た『eye』の衣装、行方不明らしいじゃないですか!!
あの傑作衣装がどこかに行ってしまったなんて、本人じゃなくてもショックです。
さて、中京大学ミュージアムに展示されるこちらの衣装は、海外でも高評価でした。
米国版THE NEWYOKERでは、
高級そうなブルーとゴールドのベルベットの衣装に身を包み、髪に精巧なハイライトを入れて、「眠れる森の美女」を誘惑する王子様か、場をかっさらう人気者のようだった日本の20歳、宇野昌磨。
と描写され、
『ICE STYLE』の記事で、ニック・ベルレオスさんも、
昌磨のフリーは、トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」byプッチーニ。
スペインの偉大なテノール歌手ホセ・カレーラスによる歌唱よ。この素晴らしいフリーで、昌磨がブラックのパンツに合わせて着ていたのは、凝った装飾をほどこしたロイヤルブルーのトップスよ。
このトップスは、印象的でインパクトがあるわね。
なんといっても、ぐぐっと深く開けた胸元が衝撃的よぉ。 控えめにヌーディな布でカバーしてあるけどさ。それから、彼の顔周りと上半身を引き立てるゴールドのスパンコールの刺繍。
昌磨はね、こういう素晴らしく凝ったトップスを着て滑るのがお気に入りなの。で、このパターンをずっと続けているわ。中世ヨーロッパ的なデザインとカラー、スパンコールの装飾は、まったくもってファンタスティックだったわ。
と、絶賛。
しばらく続いた「トップスゴージャス路線」ですが、平昌オリンピック後に変化が。
昨シーズンからは、カナダのデザイナー、マシュー・キャロンさんを迎えて、動きやすそうな衣装になりました。
今シーズンのフリー『Dancing On My Own』も、マシュー・キャロンさんの作品です。
ジャパンオープンで初めて見たときは、シルバーのスパンコールだかビジューだかで目がクラクラして、
「昔のディスコクイーンみたいな衣装だな」と思いました。
私が想像していた『Dancing On My Own』のイメージと180度違うものが、斜め上から降ってきたような衝撃でした(笑)
が、フィンランディア杯で、異国の地で一人戦う姿を見たときは、この衣装が昌磨にエネルギーをもたらしているように見えました。
太陽ソーラー的な?!
しかし…マシューさんは、曲からどういうインスピレーションを受けて、この衣装で何を表現しているのだろうか・・・と。
デザインに説明を求めてはいけないと思いますが。
今のところ私が思っているのは、
◎一晩中ひとりで踊り続けているシューズの跡が、スパンコールで描かれていて、昌磨の心模様と重なっている。
◎曲とは関係なく、ひとりで未来へと漕ぎ出した昌磨のきらめく姿を、マシューさんがデザインした。
いつか、何かのインタビューで明かしてくれるとうれしい。