こんばんは。読解力の欠如と思慮の浅さに定評のある種子島ぴーです。
「あー、そうかそうか」と表面だけ理解して、
あとから物事の本質に気づくことも多々あります。
というのが本日のテーマなのですが…
マシューさん、NYタイムズに載る
さて、ShoMASKを始めとする、マシュー・キャロンさんの「ファッション・ラグジュアリー・マスク」。
話題を呼んで、ついにニューヨーク・タイムズに記事が掲載されました。
カナダケベック州のデザイナーが、スタースケーターにインスパイアされた、マスクシリーズを発表。
これを読んで、「素敵なマスクで、WHOにも貢献できてすばらしい」というだけではない発見がありました。
ちょっと意訳してみます。
「ケベック州のデザイナーが、彼がデザインしてオリンピックフィギュアスケーターたちが着た衣装から着想を得て、高級デザイナーマスクを発表しました。
マシュー・キャロンは、カナダのオリンピック金メダリストであるテッサ・バーチュや世界選手権銀メダリストの宇野昌磨が着用したものを含む、華麗な衣装をデザイン・製作してきました。」
マスクの収益は、コロナウイルスによるパンデミックと戦う世界保健機関に寄付されます。
「マスクを製作するにあたって、スケーターの衣装と同じ素材、デザインを採用しましたが、“マスク”として再現するために、一からデザインを考えました」と、ダンスウェア、ガウン、ウエディングドレスもデザインしているキャロンは語ります。
マシューさん、ウエディングドレスもデザインしていらっしゃるのね!!
これから結婚式をする人は、マシューさんに頼んで、ダンシングオンマイオウン風のお色直し用ドレスはいかがでしょう?
スワロフスキーの数が多すぎて、ものすごいお値段になりそうですが。
「当初、目標としていたのは、芸術が他とは違う角度から寄付を集めることに、少しは役に立つと確かめたかったことと、通常のマスクよりも少し魅力的なマスクを作りたいということでした」
限定版マスクは、誰もが購入できるものではありませんでした。
9種類のマスクは、150ドル~300ドルしました。
それでも、日本の顧客を抑止することはできませんでした。奪い合うように売れたのは、200ドル~250ドルする、宇野昌磨の衣装からインスピレーションを得たマスクです。
「驚きました。正直なところ、このようなパンデミックの最中に、人々はこんな高いマスクを買う金銭的な余裕はないと思っていました」
彼のブランドの名を上げるための企画ではなかった、とキャロンは言います。
「私たちと装飾に関わったメンバーの役割は、芸術的に貢献することでした。でも、これだけのマスクが売れたことで、この先数週間、私たちは失業することはありません」。
ここ、大事なポイントです!!
今、服飾関係はきびしいです。
先行き不安で服を買う人が減っているし、イベントがなくなって、セレブは衣装を発注しないし。
でも、マシューさんは、マスクを販売することで仕事を自ら生み出して、職人さんたちの雇用を守ったことになります。
マスクは綿とポリエステル繊維で作られています。生地は、スケーターの衣装と同じ素材で作られています。
素材は通気性があり、形状と構造を整えるために、パッドが付いています。
「医療用ではありません。私たちは、ファッションアクセサリー、コレクターズアイテムと呼んでいます」
(終わり)
また香港の新聞によれば、
当初は、15枚のマスクのみを作成するつもりでしたが、後に70枚に増え、3時間で245枚以上販売しました。
全部で245枚も??
本当なら、そのうち210枚ぐらいは、昌磨バージョンのShoMASKなのでは?
先日の記事で、「マスクは複数枚あるのか?」「マシューさんが着用していたものが販売されるのか」的なたいへん失礼なことを書きましたが、
マシューさんのお手元に現物をキープしても、
まだまだあります!!
さらに、販売ページには「SOLD」と書かれていないデザインのマスクもあったので、
まったく売れなかったデザインもあったのかと思いましたが、
そういうことではなく、複数あったと。
と、いろいろ考えていくと、今回のShoMASKには、
幾重にもすばらしい意味があったようです。
- 人々をハッピーにする。
- WHOに寄付ができる。
- この状況でもクリエイティブな活動ができることを示す。
- 服飾業界を盛り上げる。
- 職人の雇用を確保する。
- マスクの着用を促進できる。
- 次回のアイスショーで昌磨がマスクをつけて登場する可能性が高い。
いやー、奥が深い。
時間が経ってから気づくことって多いですよねー。
ミズノ×アルバルクコーデの秘密
で、時間が経ってから気づくことと言えば。
先日の昌磨とルークのドリームビデオ。
私は、昌磨がピンクのロンTの上に赤いユニフォームを着ていることが、
ちょっとひっかかっていました。
カラーコーデとしては、あまり普通じゃないですよね。
ミズノ×アディダスのコラボも、夢の競演です。よく言えば(笑)
当初は、スポンサーさんに気を使ったのかと思いました。
でもね、写真には、DHCのホットボディジェルもグリコのアーモンドピークも映っていない。
で、気が付きましたよ!!
昌磨は、本当はピンクではなく赤い服の上にアルバルクのユニフォームを着て、
全身真っ赤なルークとおそろいにしたかった。
そして、ルークの山と一体化したかったのではないでしょうか?
昌磨を探せ!! みたいな感じで。
ところが赤い服が見つからなかったので、
ピンクで代用したのかな??と。
「あー違う、違う、違いますよ」という昌磨の声が聞こえてきたので、
ここらで寝ることにします。
おやすみなさい。