こんばんはー。昌磨のかわいいニュース、元気なニュースがあれこれ届いていますが、サクサクとブログに書く体力がないので、ただ眺めています。
そんな中、ネイサンの金メダルにパワーをもらったと思われるニック・ベルレオスさんが、オリンピック男子シングルの衣装評をアップしてくれました~!!
ICE STYLE.....Beijing Olympics 2022 FIGURE SKATING COSTUMES: The MEN! | Nick Verreos
ニックさんは、米国の著名デザイナーにしてフィギュアスケートの衣装フリーク。
そんなニックさんが、昌磨の衣装に高得点を付けてくれていますので、ご紹介します。
と言っても、いつものように、ニックさんの言葉を勝手に脳内変換して超訳に加筆までしています😅😅ごめんなさい。ニックさん。
さぁ、さぁ、さぁ、さぁ、オリンピックが始まったわよ!!
ってことは…スケートファッションが花盛りってことよね!
北京オリンピックのファッションと衣装を、あたしの“Ice Style”ブログでおしゃべりするのに、すっごくワクワクしているわ。
すべての選手とカテゴリーで、コメントしたい衣装がたっくさんあるわ。でも、まずは試合が終わった男子シングルからね。じゃ、男性陣の衣装から始めましょ。
オートクチュールレベルの衣装
日本の宇野昌磨のショートプログラムは、A.マルチェロとA. ヴィヴァルディがそれぞれ作曲した『オーボエ協奏曲』。
初めて昌磨がこの衣装を着て試合で滑ったのを見たとき、興奮してコメントしたんだけど、もう一回、言わせてちょうだい。
おそらくこれは、今シーズンの男子のベストコスチュームよ!
襟元のゴージャスなカウルドレープに、も~うっとりよ♡
アシメトリー(非対称)になった前身ごろのデザインを見てちょうだい。
下に重ねた布地には、スパンコールやストーンを絶妙に散りばめてあるの。
これはもう、オートクチュールレベルの衣装よね。参ったわ。脱帽よ!!
9.99点あげちゃう!!
だからニックさん、0.01点足りないものは何でしょう?
頭に何かつけたほうがいいですか??手袋?
装飾の配置に匠の技が
昌磨のフリーは、岡本知高歌唱によるモーリス・ラヴェルの『Boléro IV New Breath』よ。
あの超有名なラヴェルの『ボレロ』を、“ダンスクラブ”バージョンにしたようなアレンジなんだけど、昌磨は、あたしのだーい好きな闘牛士風の衣装で滑ったの。
ブラックのベースに、ゴールドのスパンコールで、葉っぱの形のような装飾を施したスタイルは、ビューティフォーよね~。
ヴェルサイユ宮殿で、何かこういうのを見た気がするわ。
装飾の配置もいいわよね。昌磨は小柄だから、ゴテゴテと装飾しすぎると、トゥーマッチになっちゃうもの。
特に見てほしいのは、サイドの部分の装飾の仕方よ。なんてすばらしい匠の技!! 凡人なら、ボレロジャケットを縁取りして終わりじゃないこと?!
エレガントで、とても美しい衣装だわ。9.5点
それそれそれ!!私もヴェルサイユで見た気がします(笑)
で、こちらの『LAPRESSE +』の記事に、昌磨の衣装をデザインしているマシュー・キャロンさんが取り上げられています。
Des costumes et des médailles ! - La Presse+
今、アイスダンスを見ていますが、マシューさんのデザインした衣装がたくさん登場します。
オリンピック全体では、6か国22人の衣装をデザインしているそうです。
「日本の宇野昌磨、ティム・コレト、三浦璃来、木原龍一、アメリカ人のマディソン・チョック、エヴァン・ベイツ、ヴィンセント・ジョウ(コロナのために棄権しなければならなかったが)、そしてカナダ人のキーガン・メッシング、カーステン・ムーア=タワーズ、アリサ・リュウ、マイケル・マリナロ、ヴァネッサ・ジェームス、エリック・ラドフォード、マージョリー・ラジョワ 、 ザカリー・レイハ 、フランスのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン。スペインのオリヴィア・スマート、アドリア・ディアス、アルメニアからのスケーターは言うまでもありません」。
「テレビの前で、彼はいつもとても緊張しています。『彼らのパフォーマンスの間、私はリビングルームで一緒にスケートをします』」
今、彼のミューズ、パパ&シゼがすばらしい演技をしました(パチパチ)。緊張しながら見ていたでしょうね。
デザイナーは今、世界で最も偉大なスケーターたちに衣装を着せています。良い衣装とはどのようなものですか?
「衣装はパフォーマンスをサポートする必要があります。それはすべてのスペースを占めてはならず、邪魔をしたり害を与えたりしてはなりません。衣装は振り付けのスタイルに対応している必要があり、スケーターの体型を尊重しながら、スケーターの個性に対応している必要があります」
この部分、ニックさんの分析と一致しているなぁと思いました。
『ボレロ』のサイドの装飾は、腰を深く落として滑る昌磨のスタイルをよく見ているなぁと思いました。脇から脚のラインに、きれいにゴールドの装飾が並ぶんですよね。(上記写真を参照)
そして、装飾の絶妙な配置が、昌磨を大きく見せ、個性を殺さないようになっていますよね。
「地味な衣装が好きなスケーターもいれば、日本人のように、キラキラと輝かせる必要があるスケーターもいます。クリスタルは、フィギュアスケートのDNAの一部です。スケートは、氷上でのバレエであり、非常に運動的なパフォーマンスですが、芸術的な側面もあります」
一部のコスチュームは、リモートで作成されました。
「それはZoomで行われます。私たちはすべての測定を行い、時には仮想のフィッティングをしてから衣装を送ります。多少の調整があるかもしれませんが、非常にうまくいきます」
マシュー・キャロンは、2018年に日本のチャンピオンの宇野昌磨に一度だけ会い、それ以来、何着か異なる衣装を郵便で送っています。
以上、昌磨の部分だけ取り出しました。
さて、アイスダンスの最終グループが始まります。