こんばんはー。やっと週末です!!
今週末は、ネイサン・チェンやメッシングさんが登場するスケートアメリカ、
コリヤダ君とアリエフが登場するロシアカップ-ソチ大会、
マッテオ・リッツオとダニール・グラスールが参加するグラン・プレモア・イタリアと、盛りだくさん。
言ってるそばから、ロシアカップ-ソチ大会がスタートし、
明朝はスケートアメリカがスタートします。
スケートアメリカは、コロナ対策として「バブル・システム」という運営方法が導入されています。
今年のスケートアメリカは無観客で開催されるだけでなく、アメリカのスポーツ界で「成功」しているバブル・システムが導入される。
バブル・システムとは出場選手を始め、会場内に入る関係者だけの隔離空間を設置して行う大会運営システムのこと。選手同士の身体接触が多いバスケットボールのNBAが150億円以上を費やしてフロリダ州オーランドのディズニー・ワールド内に作り上げたバブルは、2ヶ月のリーグ開催期間中に一人の感染者も出さなかった。
フィギュアスケートGP スケートカナダに次いでフランス杯も中止。感染者数世界最大の米国はなぜ開催?(三尾圭) - 個人 - Yahoo!ニュース
このシステム、なかなか手間と時間がかかるものなので、
主催者の熱意だけでなく、巨額マネーが動くNBAだからこそ開発できたシステムだと思います。
中止になったフランス杯やカナダ大会に同じことを求めるのは酷ですよね。
きっとあちこちから、「米国でできて、なぜ我が国でできないんだ!!」って言われていると思いますが。
フランス大会は、特に「予算がない」と聞いたことがあります…
ヨーロッパは、フィギュアスケートの人気があまり高くないですしね。
そんな中、宇野昌磨選手のNOWVOICEが更新され、
今回のテーマは、「気持ちの切り替え方」
無料版は朝の6時までです。
https://voice.nowdo.net/save/WlRrNE1EQTVPVGhsWTJZNE5ESTNaUT09NEFaTDZ1dEovcDZONS8xeWszSzB1Zz09/
「フランス杯が中止になった後、どのように気持ちを切り替えたのか、
昌磨が自ら語ります!!」
っていう企画かと思って、NOWVOICEのすばらしい使い方だなぁ~
と思ったら、まったく違いました(笑)。
普段、失敗したり落ち込んだりしたときのお話ですね。
前提として、昌磨は、「気持ちの切り替えはうまくない」と。
「落ち込んだときは、とことんその気持ちに従う。
時間が経つと自然に、その気持ちはポジティブな方向に向かう」そうです。
「自分であきれるくらい、その気持ちと向き合う」とも。
私もそうだなぁ。でも、たいていの人はそうですよね。
頭に切り替えスイッチがついていたら、
どんなにいいだろうと思うこともあります。
昌磨先生、もっと、とっておきの方法を教えてくれよー(笑)
って、特別なアドバイスはないって、本人も言ってますけどね。
ただ、私は、まじめで落ち込んだり葛藤したりする昌磨の性格も含めて、好きです。
だからこその、あの演技。だからこその、あの世界観だと思うし。
けど、あんまり昌磨が落ち込んだり悩んだりするのを見ているのもつらいので、
「自分に期待しすぎない」とか「万が一失敗したときのことを考えて、あとのプログラムのことを考えて滑る」という近年の変化に、ほっとしたりもしています。
全日本選手権とかロステレコム杯とか、
「あ~れ~」とか「スルーしやがって」とか「1回転ジャーンプ」とか、
演技を見ながら楽しかったんですよね、とっても。
あの楽しい空気や、好きで滑っている感が、
今シーズンも続いてくれるといいなぁと思っています。
NOWVOICEの中で、
「一つめのジャンプは、失敗するつもりで…」
とご本人が言っているので、
これからは私たちも、「1本目のジャンプは失敗する」と思って、気楽に見させていただきましょう。
で、着氷したら、「えーーー、成功したの??」みたいな。
見ているほうのポジティブなオーラって、
画面を通して昌磨に伝わる気がします。
さて、数時間後にスケートアメリカが開催されます。
今シーズン初のメジャー大会で、世界王者ネイサン・チェンがすごい滑りを見せれば、
世界中のスケーターが希望とパワーをもらえるんじゃないか。
そんな気がしています。