オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

無観客試合。演技しやすい背景は、米国orロシア?!

こんばんは。ミズノさんのうのうの展に、期待高まる種子島ぴーです。

この数日、うのうの展で販売されるようなそうでないようなグッズが、

ミズノさんのインスタに登場しています。

 

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たぶん、私が買うことになっているステッカーセットだと思うのですが、

スタンプみたいなのも気になります。

販売予定グッズにスタンプはなかったけれど、ほしい!!!

もしかして、プリント加工サービス?

ウェアを買って追加料金を払うと、袖や胸元にスタンプを押してくれるとか??

まさかね(笑)

 

演技しやすいのはどっち?

さて、ここからが本日の本題です。

 

シーズンオフに新型コロナウイルスの感染が広がって、

「今シーズンは観客を入れた試合は開けないかもしれない」となったとき、

「無観客でいいよ」「バーチャルで開催しては?」など、勝手なことを言ったり思ったりしました。

 

しかし、世界中のトップスケーターの意見の中には、

「観客のいない試合は考えられない」

「観客の声援や拍手が力になる。観客なしで、このスポーツは成立しない」という声も聞かれました。

 

私は改めて、選手にとっての観客の存在の大きさを感じたものです。

 

とはいえ、パンデミックは収束せず。

先週末のスケート・アメリカは、無観客試合になりました。

 

ロシアカップのソチ大会も、これまでの「観客あり」を変更し、観客なしになりました。

でも、どちらの試合も、選手のモチベーションをあげ、応援しているファンの存在が感じられるように、すばらしい観客が用意されていました。

 

こちらは、スケートアメリカで演技をするネイサンです。

 

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スタンドは、いつものように観客で埋まっているように見えます。

ネイサンの演技が素晴らしすぎるからでしょうか、

みなさん、微動だにせず、彼を見つめています。

 

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が、実はこの観客は、ボール紙を切り抜いたもの(メディア報道による)です。

公式練習のとき、ネイサンがインスタで紹介していました。

 

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アップで見ると、赤ちゃんや犬、イラストのクマやトカゲもいるではありませんか!!

 

ファンは、アリーナの5列目までに表示されるように、この席を購入することができました。収益は、スケーターたちの援助に使われます。

 

また、選手は、友達や家族、ペットたちの顔を、スタンドに加えることができました。ですので、お父さん、お母さん、甥、姪、兄弟が座っています。

 

バーチャル歓声の入れ方も、完璧でしたね。

選手がリンクに登場したときの、期待に満ちた歓声。

うまく滑り終えたときの熱狂etc.

お笑い番組のサクラとは、ぜんぜん違いました(当たり前だっての!!)

 

言われなければ、無観客とは気づかないと思います。

音声さんも会場設営担当も、楽しみながらノリノリでやっているのが伝わってきて、私の気分も盛りがりました。

 

一方こちらは、ロシアカップのソチ大会。

リンクの周りに、巨大なスクリーンが設置されていました。

 

まずは、選手を描いたすばらしい絵が、舞台背景のように映し出されます。

こちらはコリヤダ君。

 

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アリエフの絵も素敵。さすが芸術大国ロシアな感じです。

 

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ウサチョワは、少女漫画のテイストがあり、

それぞれ違う画家が描いたのかな?

 

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演技が始まると、スクリーンが変わりました。

フィギュアスケートファンの写真やポスターを手に応援している様子などが映りました。

よくよく見ると、複数のスクリーンに同じ写真が映っている場合もありました。

 

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違う選手を応援している写真が映っていることもありました。

 

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そのあたりは、大らかなロシアっぽいですね。単なるイメージですが。

ロシアのほうの歓声と拍手は、スケートアメリカほど大々的ではありませんでしたが、

館内にいる人数に比べると大きく、もしかしてもしかすると、バーチャル歓声を使っていたかもしれません。


どちらの試合も、スケーターのために

短期間ですばらしい演出を成功させたと思います。

こういう心意気は、大好きです!!

 

で、バカバカしい疑問なので、まじめに考えないでいただきたいのですが、

どちらの演出が、選手にとって、演技しやすいのでしょうか?

 

あなたなら、どちらの背景で、真剣勝負をしたいですか?

 

私は、ロシアのタイプかな~

だって、スケート・アメリカの客席、冷静になって見ると

なかなかすごいものがいますよ。

 

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段ボ―ルを切り抜いたトカゲとか猫とか動物三昧の中で、

ふと我に返ったら、ぷぷっ と笑っちゃいそう。

 

そんな背景をバックに、自己ベストを更新してSP111.17を出したネイサンは、すごすぎる。

『デスペラード』、つま先から指先まで(??)隙なし、死角なし。

失敗する気がしなかったし、感服するしかありませんでした。

 

私の好きな「ぱんぱん」の振りがなくなっていたような気がしましたが、

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この振り、ありました?


代わりにヴェラ・ウォンの制止を振り切って(憶測です)、アントニオ・バンデラスそっくりの衣装を身に着けていたのも、

アイスショーがなくなってがっかりしているファンを楽しませるための配慮だったのではないか、と思っています。

 

いつもの動きやすいヴェラ・ヴェラ・ウォン・ウォン衣装だったら、

SPで120点いってたと思います。(←テキトー) 


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