オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

【翻訳】ロステレコム、男女シングルの見どころ

こんばんは。新型コロナの感染が広がる中、まだ、インフルエンザの予防接種も打てていない種子島ぴーです。不安だー。

 

さて、オリンピツクチャンネルに、「ロステレコム杯でおさえておくべき5つのこと」

という記事がありましたので、男女シングルの部分だけ訳します。

Figure skating: 5 things to know for Rostelecom Cup

 

競合ひしめくシングル女子部門が、ロステレコム杯のハイライト

(カナダ、フランスとキャンセルされていた)グランプリシリーズが復活し、次はモスクワです。

現在のフィギュアスケート界で最も有名な、いくつかの名前が競い合うことになっています。5つの見どころをあげておきましょう。

By Nick McCarvel· 18 November 2020


今シーズンのISUグランプリシリーズの第3戦開催地である、今週末のロステレコム杯を見れば、世界選手権のメダル候補が見られます。

現在、このスポーツで最も強力な選手のラインナップを持つロシアのモスクワで開かれる今大会は、
シーズン前半の米国、中国に続いて、3つ目のグランプリ大会になります。


新型コロナウイルスの規制によって、カナダとフランスの大会はキャンセルされました。ロステレコム杯は、移動の制限によって、ロシアのアスリートと近隣諸国からのアスリートに限定されています。

それは、参加者が不足している、物足りないという意味ではありません。

それどころか、アリーナ・コストルナヤ、アレクサンドル・トゥルソワ、アンナ・シェルバコワが…この3人組は、昨年のグランプリシリーズで6個の金メダルを獲得しています…金メダルを競って対決します。 

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写真はすべてイメージです

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また、復活したミハイル・コリヤダが、男子シングルに戻ってきましたし、ペアとアイスダンスの両部門で、世界最高チームの数組が競い合います。

 

目立った欠場は、現オリンピックチャンピオンのアリーナ・ザギトワと、2018年平昌銀メダルのエフゲニア・メドベージェワです。

 

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今シーズンの前半に、エテリ・トゥトベリーゼにコーチを変更したメドベージェワは、なかなか回復しない背中の怪我を抱えています。

2019年の12月以降、競技に出ていないザギトワは、グランプリシリーズの期間中、氷を離れた活動を追求することを選択していて、現在、ロシアでスケートTV番組のホストをしています。  

大会は、金曜日(11月20日)の現地時間午後1時30分に、モスクワで始まります。以下に、注意を払うべき5つのことをあげておきます。 

 注)訳したのは2つだけです。

 

女子:コストルナヤ、トゥルソワ、シェルバコワが対決

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昨年、コストルナヤ、トゥルソワ、シェルバコワが、グランプリ大会でそれぞれ2回の金メダルを獲得したことで、

ロステレコム杯は、今シーズンで最も熱い、女子シングルの大会になりました。

トゥルソワと共に、トゥトベリーゼから、オリンピック金メダリストのエフゲニー・プルシェンコをコーチとして迎えたコストルナヤは、

昨シーズンのグランプリファイナルと欧州選手権を制し、中止になった世界選手権の優勝候補でした。

しかし、今週末、誰が勝つかは予想できません。今月初旬のロシアカップで、トゥルソワがコストルナヤを破っているからです。

トゥルソワは、フリーで驚異的な3本の4回転ジャンプを跳んで、171.21を獲得。全体で248.63を獲得し、コストルナヤを22点上回りました。

違いは、4回転ジャンプになると思われます。トゥルソワとロシアの国内チャンピオンであるシェルバコワの両方が武器にしていますが、コストルナヤは、この武器を所有していません。

シェルバコワは、10月下旬にロシアカップの別の大会で優勝し、239.91を獲得しました。

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他に注目すべき名前は、今週初めに、クワッドジャンプをしているビデオをSNSに投稿した2015年の世界チャンピオン エリザベータ・トゥクタミシェワ。彼女はトリプルアクセルも持っています。

そして、2019年のヨーロッパ選手権チャンピオンのソフィア・ソモドゥローワです。

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男子:コリヤダが、復活した姿をモスクワで見せる

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副鼻腔炎とその手術のために、昨シーズンは不参加だった(2度のロシア国内チャンピオンであり、2018年の世界選手権銅メダリストの)復活した25歳のコリヤダが、この2カ月、調子を戻しています。

彼はまた、オフシーズンを利用して、有名なコーチのアレクセイ・ミーシンに、コーチを乗り換えました。

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同胞のドミトリー・アリエフは、現ロシア王者であり、ヨーロッパチャンピオンでもあります。

ジョージアのモリス・クヴィテラシヴィリも、競争相手になる可能性があります。

シニアの国際デビューを果たす、世界ジュニアチャンピオンである17歳のアンドレイ・モザリョフも、可能性があります。

 

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モザリョフは、今年初めにローザンヌで開催されたユースオリンピックで、銀メダルを獲得しました。
もう1人の17歳、エフゲニー・セメネンコも注目すべき選手です。

先月のロシアカップの第3大会で優勝したコリヤダは、優勝後、次のように述べています。「私たちは、道半ばです...常に取り組むべきことがあります。ミーシンは、新鮮な視点で私を見てくれています。

 

サマリンは、欠場

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優勝候補の一人、サマリンも、怪我で欠場することになりました。残念です。

アンドレイ・ラズキンも、怪我でシーズン撤退です。

昨年、絶好調で、昌磨を僅差で抑えて銅メダルを獲得したマカール・イグナトフは、
優勝争いに名前が出てきていません。怪我の影響もあり、調子はいま一つ。しかし、復活していれば、メダルを争うはずです。

 

昌磨や宮原選手をはじめ、まだ大会に出られていない日本の選手がいる一方、

ロシアやアメリカのように、何度も試合をしている国もあります。

差がついてしまいそうな気もしますが、

 

国内大会をばんばん開催しているロシアは、

怪我やコロナ感染を含む病気で、治療や休養を余儀なくされる選手が多いように感じています。(アイスダンスは、トップ数組が、怪我や感染で欠場)

 

練習できなかった数カ月のあと、いきなり迫る大会の数々!!…っていう気がしないでもありません。

 

「試合がない時間を逆に大切にしたい」と話していた選手が、何人かいました。

選手本人がブレていなければ、大丈夫。

私は、全日本選手権まで待てるぞ!!と思うのであった(笑)

 

そういうわけで、今週のロステレコム杯。

トップ選手を各大会に振り分けることができないからこそ、

ガチンコ勝負が見られそうで、楽しみです。


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