こんばんは。全日本選手権のエントリーが締め切られ、
出場予定選手が発表されました。
男子シングル30名、女子シングル30名、
アイスダンス4組。
日本中のスケーターが、ここを目指して頑張ってきて、
世界選手権よりも熱いドラマが生まれる舞台。
エントリーが発表される日は、晴れやか&華やかな気分ですね。
ペアは、三浦&木原ペアが参加できないので、今年は中止になりました。
無念だと思いますが、オリンピックを見据えた苦渋の決断だと思います。
今、カナダは再入国がとても難しいので、万が一戻れなくなったら(2人の場合は可能性が高そう)、練習場所と指導者を失うことになってしまいます。
そして、宇野昌磨選手も、もちろんエントリー。
昨年の王者ですから、シード選手ですね。
先日のナウボイス『今年やりたいこと』でも、
「試合に出たい」「全日本が開かれるなら出たい」と話していた昌磨。
そーだよ、そーだよ、そーだよね!!
試合が大好きな本人がいちばん出たいと思っているだろうから、
「試合に出てほしい」なんて軽々しく言えないと思っていましたが、
私も、試合で躍動する昌磨の姿が、本当はすごく見たいです(涙)
チャレンジ・カップ以来になるのかな?
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になりつつありますが、
なんとか試合が開かれてほしいし、
開催に向けて努力しているスケート連盟を、非難するのではなく応援したいです。
長野までは応援に行けないけれど、ビッグハットに「Heroes&Future2018 in NAGANO」を観に行ったとき、駅ビルでかつ丼を食べたのを思い出しました。
そして、きょうは、羽生選手が全日本選手権にエントリーしたというニュースがガンガン流れています。
出場が決定したように書いているニュースもありますが、
エントリーしただけですよね?
羽生選手が出場してくれたほうが、
昌磨もモチベーションが上がって楽しいと思う。
ただ、グランプリシリーズを辞退するときの理由が、
新型コロナウイルスが持病に深刻な影響を与えることに対する懸念だったので、
第一波のときよりも重症化する人の割合が増えている今、
出場するのは無理があると思われます。
そして、この話題はスルーしたいけど…やっぱりスルーは難しい…。
私は、グランプリシリーズ欠場のコメントが発表されたとき、
「欠場理由を、自分の健康を守るためだけにすればよかったのでは」と思いました。
「このコロナ禍の中、私が動くことによって、多くの人が移動し集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる可能性もあります。
世界での感染者数の増加ペースが衰えておらず、その感染拡大のきっかけになってはいけないと考え、私が自粛し、感染拡大の予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになりえると考えております。」
この理由は、いらなかったと思う。
なんで、こんなこと、言っちゃったんだろう??
このコメントを、「さすがの気配り」「賢い」と絶賛した人たちは、
裏切られた気持ちになっているだろうか?
好きな選手が今シーズンは欠場することを前提に、
試合の開催や有観客試合を罵倒しまくってきた人たちは、
どのような理論を展開するのか、どのように持論を捻じ曲げるのか、興味があります。
もちろん、一般的なファンは、彼の健康を心配しつつ、
喜んでいいのかどうか‥といったところだと思いますが。
メドベージェワ選手やパパダキス選手も感染し、コロナウイルスの恐怖は、間違いなく現実のものです。
それでも、自分が本分とすることをやらずに生きるのは難しい。
一人の感染者を出すこともなく、NHK杯と全日本選手権が開かれるように願っています。
決して、神頼みではなく、感染者を出さないためのノウハウを、運営者が模索していると信じたい。