こんばんはー。いい週末でしたね。
四大陸選手権、すばらしい試合を見せていただきました。
アイスダンスの村元・高橋組は、日本のアイスダンスの新たな歴史を開きました。
男女シングル6人は、なんと全員がパーソナルベストを出しました!!
ショートでPBスコアを出した人もいれば、
フリーで出した人もいます。
トータルもショートもフリーも、パーソナルベストをたたき出した人もいます。
いくらなんでもすごすぎる展開です!!
女子のフリーは、3人とも、滑り終わって涙があふれる、渾身のすべり。
全員の演技に泣かされました。
横井ゆは菜選手は、自分への応援歌のようにいつも歌いながら滑っていますが、
昨夜は、いろんなものをぶち壊しながら、トンネルの向こう側に抜け出したような爽快な『クイーン』にもらい泣き。
松生選手は、グランプリ大会と全日本では、ノーミスの演技ができずに悔しそうでしたが、高くなめらかな“理乃ジャンプ”が、大舞台で完全復活!!
ほっとしてこぼれ落ちる涙に、もらい泣き。
三原選手の演技は、途中から泣きながら見ていました(笑)
(昨日のブログに書きました)
今日の男子フリーは、三者三様に、かっこいいのなんのって!!
まず、三宅星南王子は、美しいのは知っていましたが、こんなに色っぽかったでしたっけ?
舞台俳優みたい。ショートでも、乱れた前髪が気になってました(笑)
「『白鳥の湖』をやるなら、ここまで王子になりきらないとダメ」という前例を作ったと思います。
今後、中途半端な衣装や髪型、演技力で『白鳥~』をやる人がいたら、イエローカードを出させていただきますよ(笑)
三浦佳生選手は、『ポエタ』というより、「闇夜にまぎれて走る忍びの者」というイメージで見ていますが、
スピードがあってヒュンヒュンと氷の上を飛んで行って、見ていてわくわくします。
でも、足を肉離れしていたと知って、びっくりです。
若いのに気合と根性が並外れてます。
友野君は、もー、友野君です😭
見ている人をしあわせにする『ラ・ラ・ランド』。
優勝まであと一歩だったけど、すばらしいシーズンを完結できて、本当によかった!!
メダルもいっぱい。
パーソナルベストもいっぱい。
“日本初”も出ました。
オリンピックシーズンの四大陸選手権やオリンピックと同時期に開催される大会は、
複雑な思いを持って出場する選手も多く、
意気消沈して全体的に点数が下がった試合を見たこともあります。
「しかたないよなぁ」と思ったものです。
でも、今回の四大陸選手権は、すごかった!!
普通は。ここで。このタイミングで。パーソナルベストが出せますか??
クリスマスに全日本選手権が終わってから、葛藤を抱えながらも、
お正月を返上して練習していた選手たち、集中力を途切れさせずにピークをもう一度作った選手たちに、尊敬の気持ちしかありません。
2022年の四大陸選手権は、すばらしかった。
何年も語り継がれる大会だと思います。
四大陸選手権で選手たちが起こした熱風が、オリンピック代表チームにメッセージを届けたと思います。
もうまもなく、北京で開幕ですね。