オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨新SP『Gravity』、初見のつたない感想

さて、昌磨の新SPを初めて見た感想を。

(最初に言っておくと、大した感想ではございません😂)

 

ゲストスケーターとしての出演順は、最後だったと記憶しています。

 

 

リンクに滑り出て来た影は、ブラックの上下の衣装。

思いきり胸元を開けているようにも見えました。

ニュースの拡大写真を見ると、凝った生地のスーツです。

が、どうかな。たぶん、急遽ご用意いただいた衣装かな。

 

リンク中央で、頭に手をやったような気だるいポーズでスタンバイ。

 

曲は、『Gravity』by John Mayerです。タイトルを知ったのは、公演後です。知っていたら、コラントッテさんが浮かんだと思うけど、知らなかったので、素の状態で見ることができました。

 

まず、「曲に助けられるプログラムではない」というのが第一印象です。

有名な曲なのかもしれませんが、私は初めて聞いたし、サビが耳に残るような曲でもなかった。オリンピックシーズンではないからこそ、挑戦できるプログラムだと思います。

ゆっくりと、聴く人を癒すかのように、曲がスタートしていきました。

 

昌磨の滑りは、オーボエやヴァイオリンとよく調和しますが、今回の楽器は、エレキギター。

エレキギターをつまびく強弱に合わせて、パッと止まったり、氷をゆるやかになでるような足の動きがあったり。

昌磨自身が、ギターピックになっているというか、氷をギターの弦に見立てて、ピッキングしているような感覚に陥りました。

 

氷に吸い付くようなスケーティングだからこそ、演じられる曲だと思うけれど、

今回、印象に残ったのは、脚よりも「腕」。

ジャケットとシャツの腕をたくし上げた肘から指先までの動きが、今までにない美しいラインで、甘さや鋭さを表現しているように感じました。

このあたりは、まさにステファン直伝。今シーズンは、昌磨に新しい表現方法や体のラインを授けようとしているのかな。

 

普通のスケーターなら、つかみどころがないままに終わってしまいそうな難しい曲なのに、昌磨の動きから目が離せない。あっという間に終わってしまいました。

 

ジャンプもしっかり入れていました。

4回転トゥループをきれいに決め、ルッツを跳びかけて両足着氷。トリプルアクセルは、膝を思いきり深く沈めての着氷でした。

今回は、ルッツ祭りかな?シーズンに入る前に、4回転ルッツ跳んでそうですね。

 

クリムキンイーグルも入っていました。そして、クリムキンに続くコンビネーションのバレエジャンプが、強く印象に残っています。

『ボレロ』で入っていたバレエジャンプを降りた後、もう一度、ぴょ~んとジャンプするの。

 

それ以外のコリオの特徴は、あまり覚えていません。

見なくちゃいけないことが多すぎて、記憶が追いつきませんでした。

シャツの胸を、思い切りはだけて着こなしていたのは覚えています。

 

プレシーズンの頭でも、かなり仕上がっていました。

ここがスタートになるなら、どれだけ深いプログラムになっていくのか、とても楽しみです。

 

昌磨の集中力と熱量がすごかった。さすが、宇野昌磨!!この局面で(笑)

総立ちのスタンディングオベーションでした。

私は、夢中で凝視しすぎて、バナータオルを鞄から出すのを忘れてました。

写真も撮れてないの🙏

 

 

わかったようなわからないような、つたない報告は以上です。

おやすみなさい。


にほんブログ村