さて、昌磨の新SPを初めて見た感想を。
(最初に言っておくと、大した感想ではございません😂)
ゲストスケーターとしての出演順は、最後だったと記憶しています。
#宇野昌磨 ジャケット風衣装で「Gravity」 4回転決めた https://t.co/OXRPZUpqvX #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/FiyGvUFHR3
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) April 29, 2022
リンクに滑り出て来た影は、ブラックの上下の衣装。
思いきり胸元を開けているようにも見えました。
ニュースの拡大写真を見ると、凝った生地のスーツです。
が、どうかな。たぶん、急遽ご用意いただいた衣装かな。
リンク中央で、頭に手をやったような気だるいポーズでスタンバイ。
曲は、『Gravity』by John Mayerです。タイトルを知ったのは、公演後です。知っていたら、コラントッテさんが浮かんだと思うけど、知らなかったので、素の状態で見ることができました。
まず、「曲に助けられるプログラムではない」というのが第一印象です。
有名な曲なのかもしれませんが、私は初めて聞いたし、サビが耳に残るような曲でもなかった。オリンピックシーズンではないからこそ、挑戦できるプログラムだと思います。
ゆっくりと、聴く人を癒すかのように、曲がスタートしていきました。
昌磨の滑りは、オーボエやヴァイオリンとよく調和しますが、今回の楽器は、エレキギター。
エレキギターをつまびく強弱に合わせて、パッと止まったり、氷をゆるやかになでるような足の動きがあったり。
昌磨自身が、ギターピックになっているというか、氷をギターの弦に見立てて、ピッキングしているような感覚に陥りました。
氷に吸い付くようなスケーティングだからこそ、演じられる曲だと思うけれど、
今回、印象に残ったのは、脚よりも「腕」。
ジャケットとシャツの腕をたくし上げた肘から指先までの動きが、今までにない美しいラインで、甘さや鋭さを表現しているように感じました。
このあたりは、まさにステファン直伝。今シーズンは、昌磨に新しい表現方法や体のラインを授けようとしているのかな。
普通のスケーターなら、つかみどころがないままに終わってしまいそうな難しい曲なのに、昌磨の動きから目が離せない。あっという間に終わってしまいました。
ジャンプもしっかり入れていました。
4回転トゥループをきれいに決め、ルッツを跳びかけて両足着氷。トリプルアクセルは、膝を思いきり深く沈めての着氷でした。
今回は、ルッツ祭りかな?シーズンに入る前に、4回転ルッツ跳んでそうですね。
クリムキンイーグルも入っていました。そして、クリムキンに続くコンビネーションのバレエジャンプが、強く印象に残っています。
『ボレロ』で入っていたバレエジャンプを降りた後、もう一度、ぴょ~んとジャンプするの。
それ以外のコリオの特徴は、あまり覚えていません。
見なくちゃいけないことが多すぎて、記憶が追いつきませんでした。
シャツの胸を、思い切りはだけて着こなしていたのは覚えています。
プレシーズンの頭でも、かなり仕上がっていました。
ここがスタートになるなら、どれだけ深いプログラムになっていくのか、とても楽しみです。
昌磨の集中力と熱量がすごかった。さすが、宇野昌磨!!この局面で(笑)
総立ちのスタンディングオベーションでした。
私は、夢中で凝視しすぎて、バナータオルを鞄から出すのを忘れてました。
写真も撮れてないの🙏
わかったようなわからないような、つたない報告は以上です。
おやすみなさい。