こんにちは。1枚の写真で、すごーくハッピーな気分になっている種子島ぴーです。
昌磨の衣装デザインでもおなじみのマシュー・キャロンさんのインスタストーリーに、
坂本花織&グレアム充子×マリー=フランス・デュブレイユ×マシュー・キャロンの4ショットが!!
これは、マシューさんのアトリエですね。
Let’s create something together.
直訳すると、「一緒に何かつくろう」だと思いますが、
雰囲気としては、
「このメンバーで、なんか新しいものを創りますよ~」とか、
「組んで新しいことやろうよ」みたいな感じですね。
坂本選手は、先日のインタビユーで、
「新シーズンのプログラムは、ショートもフリーも新しい振付家にお願いする」と話していました。
一人は、ジェイソン・ブラウン選手の『シナー・マン』他で有名なロヒーン・ワード。
それだけでも、超絶わくわくしたのですが、
もう一人が、マリー=フランス・デュプレイユだとは、想像もしませんでした。
言わずと知れた、トップアイスダンサーの一極集中を生じさせた名コーチですが、
ネイサン・チェン選手の『ロケット・マン』を見たとき、一味違うというか、凝っているなぁと思いました。シングルの振り付けは、数少ないですよね。
なので、かおちゃんの新フリー(?)も、見る前から楽しみで仕方がない。
初めて組むスケーターで、しかも世界女王だから、デュプレイユコーチも、気合を入れて、かおちゃんの新しい一面を引き出そうとしてくれるはず。
何より、写真のみんなの表情のハッピーそうなこと!!
これ見るだけで、すでに成功でしょう(笑)
そして、マシューさんの衣装!!
デュプレイユチーム×マシューさんの衣装は、造形が凝ったものが多いから、とても楽しみ。
マシューさんとしても、かおちゃんみたいなタイプは、新しい挑戦なのではないかと思います。
かおちゃんと言えば、ずっとブノワ・リショー振り付けで、リショーさんは、彼女のいい面を引き出してきたのだと思います。
が、先シーズンの『No More Fight Left In Me /Tris(Woman)』は、私の中ではずっとクエスチョンマークでした。
「女性の強さを表現」とか「今だからこそ、このメッセージを世界へ」と言われても、坂本選手の気持ちに合っているのか、彼女がそのメッセージを発信したいと思っているのか、リショーさんの思いが先行しすぎているのではないか。
と、いうことを感じていました。
で、ここからはあくまでも伝聞ですが、
『Woman』を「滑りにくい」と感じた坂本選手が、フリーを『ピアノレッスン』に戻したことがありましたよね。
そのあと、「リショーさんに、『ピアノレッスン』に戻したことを叱られた」という話を聞いて、とても憤慨しました。
「プログラムって、誰のものだろう。振付師だけのものではないよね?」「本人が感情移入できないんだから、強制するなよ」みたいなね。
ブログに書こうかと思ったのですが、かおちゃん本人を傷つける気がして、書くのをやめました。
北京オリンピックでの銅メダルも、世界選手権での金メダルも、
フリーに関しては、プログラムが秀逸というよりも、滑りこなしてみせた、かおちゃんの努力と能力の高さが引き寄せたものだと思っています。
だから、リショーさんは、有能な大人気振付師だと思いますし、
かおちゃんのために、素敵なコリオを創ってきてくれた人ですが、
坂本花織選手が別の振付師と組むと知ったときは、
やったー、ばんざーい!!という気分でした。
その振付師が、ロヒーン・ワードとマリー=フランス・デュプレイユだと聞いて、
「通好みのびっくり箱」ではないですが、
何が飛び出すかわからない。でも、普通のものは入っていない。間違いなくいいもの。
という、最高のわくわく感を覚えています。
ドリーム・オン・アイス、1日だけでも配信が見られそうで、本当によかったです。