オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「僕はショウマを信じていた」 by ステファン

こんにちは。終戦記念日ですね。今日1日、丁寧に生きたいと思います。

 

さて、私が退会しようと思った頃を見計らって、グッドな映像をアップしてくるFOD(フジテレビ・オン・デマンド)さん。

(これが2、3カ月続いています)。

 

フィギュア激闘録2021-22に、「#17 宇野昌磨 世界選手権ドキュメント」が公開されました。

GOD_フィギュア激闘録2021-22

 

作り物感のない動画で、あの日の緊張や喜びがよみがえってきました。

 

最近、『G線上のアリア+MTP』ばかり見ていたので、

改めて『オーボエ協奏曲』と『ボレロ』を見ると、すごく新鮮!!

いいプログラムと演技でしたよね~😊

感動がまた押し寄せてくる…

 

昌磨がリンクに入る前の風貌が、王者然としていて、これまでのシーズンとはまったく違いますね。

 

 

『オーボエ協奏曲』は、改めて見ると、何か重たい気体を抱えて運んでいるみたいな重厚な滑り。

“重たい気体”ってことは、二酸化炭素?!😆

 

助走では何気なく手を動かしているスケーターもいますが、

昌磨の『オーボエ協奏曲』は、手を後ろに引く動作一つとっても、空気の抵抗を受けながら、意志を持って動かしている感じがあります。

 

そのあたりが、独自の世界観を生んでいるのかなぁ…

スケーター(昌磨)と一緒にカプセルの中に入って見ているような感覚があって、集中力が途切れません。

 

終わった後の“ぴょんぴょん”、何回見てもうれしいので、巻き戻して繰り返し見ちゃいました。

 

『ボレロ』は、結果がわかっているのに、毎回、手に汗握る展開。

前半の怒涛の4回転攻勢の後、トリプルアクセルが決まると、拍手ぅぅ👏

 

イーグルで一息ついたら、客席の悲鳴やタイミングのずれた手拍子や祈るように見ている人たちと一体になって、あっという間に演技終了。

 

ひゃー、緊張して肩がこる😂

 

昌磨のためにデザインされたようなロゴ&ボード。

やはり、フランスは昌磨を待っていた??

 

 

キス&クライで、骨が折れそうなくらい昌磨を抱きしめるステファンを見ながら、改めてジーン😭

最近、よく思うのですが、昌磨の愛情は「外向き」で、しかも分散できるタイプじゃないですか?

 

家族、4ワンワン、コーチ、仲間、友だち、コラントッテ社長(笑)、そしてファンなどなど、その時、時間や思いを共有している人に、全力で向き合っている感があります。

 

だから、Emmaちゃんといるときは、Emmaちゃんが彼女のように見えるし、

ステファンとキス&クラでガシッと抱き合っているときは、「もー、結婚しちゃってよ!!」と思うし、

ネイサンを見つめる瞳を見ると、「もー、結婚しちゃってよ!!」と思うし、

ケージ・タナカに甘えている姿を見ると、「もー、結婚しちゃってよ!!」と思う。←結局ソコ

 

ステファンが「メルシー、メルシー」って、フランス語で話しているの、素敵。

英語で話しているより、表情もナチュラルですよね😍

(有料動画なのでお見せできません。すみません)

 

「僕はショウマを信じていた」と、ステファン。

 

この「信じる」には、昌磨のスケートに対する思いや才能、人間性を信じていたという意味のほかに、

「いつか世界王者になると信じていた」という意味も含まれていると思う。

 

私も、ずっと昌磨を見てきて、

  • 人間性は信じられる。
  • 試合でのアスリート魂も信じられる。

そして、昨シーズン後半からは、演技も信じられるようになりました。

 

この場合の「信じられる」は、クオリティのことではなく、ハラハラドキドキ、ジェットコースターではなく、重要な局面での安定感を指します。

私は、宇野昌磨というスケーターに、安定感とかトップになることを求めてはいなかったので、想定を上回るシーズンだったと言えます。

 

ステファンの言うように、五輪が終わって、新たな章が開いたんですね。

昨シーズンの章は、ページ数が多かったと思いますが、クライマックスは、まだ先。

どのくらい分厚い本になるんでしょうね。

札幌オリンピックまでやるんでしたっけ?

 

えーと、何が言いたかったかというと、いい動画だったということでした。