オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨『Padam, Padam』初見メモ

こんばんは。フレンズオンアイス、行ってきました。

素敵過ぎた。楽し過ぎた。しあわせ過ぎた。

 

新バナー、振り過ぎて早くも糸が…

 

はぁ~(余韻)。迷っている方がいたら(チケットが手に入れば)、ぜひ。

昌磨の登場は少ないですが、他の方の演技もすばらしい。

私が言うのもおこがましいですが、

今回のフレンズオンアイスは、クオリティが高いです!!

 

そんな中、宇野昌磨選手の新EX『Padam, Padam』を見ることができたので、

初見の感想をメモしておきたい。

 

まず、プログラムの演技順を見たら、昌磨の前が“かなだい”になっており、

直前に新RDで♪コンガ、コンガ♪やられたら、

会場の屋根が吹き飛んで収拾がつかなくなるんじゃないかと焦りました。

 

©foi2022_official_account

 

が、今夜の“かなだい”は、アイスショープロの『ラブ・ゴーズ』。

これまた素敵な音楽と素敵な衣装でガン見してしまったのですが、

おしやれで小粋な作品だったので、♪コンガ、コンガ♪されることなく、ホッ😅

 

“かなだい”フィーバーが落ち着き、

ライトが落ちると、しゃーっと滑り出て来た昌磨。

アナウンスの間、リンクの上でウォーミングアップをし、いったん、リンクの端にはけました。

そして、音楽とともに滑り出てくるわけですが…

 

新EX『Padam, Padam』。エディット・ピアフの有名なシャンソンですが、

エディット・ピアフ版ではなく、フランスの歌手パトリシア・カースのカバー版でした。

 

なので、

エディット・ピアフ⇒ハスキーボイス、哀愁というイメージでしたが、

パトリシア・カース⇒おしゃれアレンジ、ポップス、華やか な印象。

 

しかも、ボーカルが入るのはプログラムの後半で、

前半は、インストゥルメンタルでした。

 

私、このプログラム、かなり好きかも。

これまでのどのプログラムとも、似ていない。

 

まず浮かんだのは、「流線形」という言葉です。

昌磨の動きが、とても魅力的。

揺れるように、流れるように、

魚のごとく、空気の中をすり抜けていきます。

 

お母さまお手製の衣装が、すごくよかったし、効果的。

 

©Uno1ワン チャンネル宇野樹

 

シャツだけどぴったりしたタイプではなくて、

昌磨の体型と布の間に適度な余裕があって、

揺れるような、流れるような、曲と動きを引き立てていました。

 

哀愁のシャンソンというよりも、

カーニバルのような華やかさがあって、あぁ、しあわせ…。

 

 

多幸感っていうんですかね。

『ダンシング・オン・マイ・オウン』の時のような、

心が浮遊する感覚がありました。

 

そんなしあわせ感の中、いきなり昌磨が4回転トゥを余裕でキメて、

「降りた!!」と思った瞬間、もう一度ジャンプして、まさかの4T+3T😱

 

3Tは転倒しましたが、狭いリンクでまさかのコンビネーション。

来シーズン、試合で使うことを想定してのトライなのか、

「このショーを自分を磨く場にもしたい」という言葉どおりなのか、

コラボナンバーがないぶん、ファンへの想いを込めたのか。

真意はわかりませんが、どれも含んでいる気がしました。

 

とにかく!!

このプロ、かなり好きです。

 

パダーム♪ パダーム♪ パダーム♪

帰宅した今も、しあわせ感にフワフワ包まれております。