オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

試合が昌磨に火をつける

こんばんは。

NHK杯の公式練習初日が終わり、

昌磨のインタビュー記事がいろいろ出てきています。

 

多くの記事がタイトルに、

「自分へのいらだちが目立つ」

「大きな壁に直面」

「4回転フリップ不調」

「投げ出すことはしない」など、

 

キャッチ―なネガティブワードを使っており、

いったい何事かと思いましたが。

 

記事をよく読むと、ぜ~んぜん心配無用でした。

 

まず第一に、「コンディションは全く問題ない」。これ大事。

 

コンデイションさえ問題なければ、なんとでもできる男。

それが、宇野昌磨。

なんなら、靴や脚のコンディションに問題があっても、なんとでもしてしまう男。

それが、宇野昌磨。

 

平常心を手に入れた今、勝負強さも増しています。

 

公式練習でのジャンプに関しては、

「4回転ジャンプを高確率できれいに着氷するなど順調な仕上がり」と書いているところもあれば、

フリー「G線上のアリア」の曲かけで、冒頭の4回転ループが2回転になるも、4回転サルコー、4回転フリップ、4回転トウループを降りてみせた。練習時間内には、課題に挙げていた4回転―3回転の連続トウループも着氷していた。(スポーツ報知)

と書いているところもあり、

跳んだり跳ばなかったり、跳べたり跳べなかったりする、ごくごく一般的な話です。

 

フリップで苦戦しているのは本当のようですが、

「跳べない」ということではなく、

カナダ大会の後に、「ジャンプの跳び方を修正したい」と言っていた修正が、

完成していないようです。

 

ただ、いら立ちから来る追い込み過ぎには、

ステファンコーチがストップをかけてくれているようなので、

そこも心配無用かな、と。

 

いら立っているからといって、スキルが低下するわけじゃなし。

 

ひとたび試合が始まれば、自然発火でゴーゴー燃えるのが宇野昌磨。

万が一、ショートがうまくいかなかったら、

怒涛のフリーを仕掛けてくると思うから、それはそれで楽しみです。

 

「どのような結果になるのか、興味深い」と本人も言っているし、

「アクセルや4Tに練習の成果が生きるかどうかが見どころ」と、本人からオススメされているので😆

 

SPにフリップを入れるなら、フリップの行方、そして、アクセルと4T+3Tさんも楽しみに観戦したいと思います。

 

そして、何より練習中の昌磨の表情が、とてもいい。

暗くない。楽しそう。幸せそう。

笑顔が足りなければ、ステファンとデミさんが補ってくれるから、無問題!!

 

毎日新聞写真特集(貝塚太一氏撮影)↓

NHK杯フィギュア前日練習 男子 [写真特集1/12] | 毎日新聞

撮影:貝塚太一氏

 

読売新聞社

 

直前までどんな状態であっても、試合が昌磨に火をつける。

結果がどうあれ、試合で燃えていない昌磨を、私は見たことがありません。

明日は、お茶の間から、全力でエールと声援と拍手を送ります。